オリンピックが開催されましたね。
昨夜も姪と、女子のサッカー、柔道を見ました。
本当に、ここまでくるのには
どれほどの道のりを、自分と向き合って努力してきたのか・・
そう思っただけで・・涙がこぼれそうになります。
「また泣いてる~」と姪に言われるのが嫌で
立ち上がろうしたら、何と姪も涙ぐんでいて・・
こりゃ、年のせいではないのだな・・と安心致しました。
自分の信じた道をひたすら歩む姿というものには
神々しさを感じます。
職業に関わらず、ひたむきに打ち込む姿には
感動と共に大きなエネルギーを頂き、いつしか勇気も頂ける。
素晴らしい功績を遺しながら、魂にまで働きかけることができるなんて
本当に素晴らしいこと・・
伝統工芸品の職人さん達もまさにそんな方々です。
「東北の手仕事」は煌びやかな工芸品ではありません。
生活のなかで必要とされて、その地域の方達が自然の恩恵に感謝しつつ
作り、守ってきたものです。
寡黙な人間性を感じる強さと、厳しい冬の気候風土で培われた温かさを感じます。
まさに、東北人の気質そのままです。
でも、そんな東北の手仕事は
少しづつ、作家さんも減っていらっしゃるとか。
貴重なものが失われていく・・哀しいですね。
物が溢れている時代。
溢れているということは、そこに丹念に「心」を込めるという作業はあるの?
そんなことを考えてしまいます。
「想い」を伝える、「夢」を与える、「愛」を育むという工程がないものには
不思議と大切にするという感覚も生まれないものですよね。
これがないと生活が出来ない・・というものではありません。
でもこれがあると、生活に「夢」が持てて心が豊かになり
大切にするという感情が身につくようになる・・
そして更に、その物たちは親から子へ、そして孫へと続く「命」のバトン。
それが、日本の各地で生まれ伝えられている工芸品なのだと思います。
青森県の風土で生まれ育った「ゆずりは」オーナーの田中さんなればこそ
その想いがストレートに伝わります。
全国を巡回していらっしゃいますが、群馬県では初の展示即売です。
光栄にも、私共の会社を会場にして頂きました。
是非、下記日程にて開催されますのでお立ち寄り下さいませ。
日程:7月31日(火)~8月5日(日) 10:30~18:30
会場:群馬県前橋市千代田町3-6-15 AVANTI 4階
Tel027-233-1656
1階のShopには私がおりますので、ご来場の際には是非お立ち寄り下さい。
お会いできますのを、楽しみにしております。
工芸品が前橋そしてアバンティに大切な気をたくさん残してくれると思いますよ~応援してます。
折角、遠路遥々来て頂くので沢山の方に見て頂きたいと思っています。
何せ、前橋は人通りがないので…どうなるかな?なんて思ってしまいますけど。
想いのいっぱい詰まった物たちには、きっと引き寄せる力があると信じて
良い気の流れになるように祈っていて下さい