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今日は七夕ですね。
全国的に雨模様・・一部の地域では豪雨の影響で
大変大きな被害に遭われているようで
とても、胸が痛みます。
彦星様と織姫様の逢瀬は叶わないかもしれませんが
きっとその寂しさの分、
悲しみや寂しさに苦しんでいらっしゃる方の為に
お二人で天の川を挟んで、大きな「祈り」を捧げて下さっている・・
私にはそんなお二人の姿が、目に浮かびます。
昨年の七夕と同じように、
東北復興のために、日本のために、世界平和のために、
家族の無病息災のために、願いを込めて一日を過ごしたいと思います。
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古来日本では、お盆の前に汚れをを知らない「棚機女(たなばたつめ)」が
水辺の機屋にこもり、お盆にお帰りになられるご先祖様の
御霊を包むための布を旧暦の七月七日に織っていた行事に
中国の伝説と結びつけたのが始まりだとか。
平安時代に「乞巧奠(きこうでん)」と呼ばれていた行事も
江戸時代に芸事や手習いの上達を願い、笹竹に吊るすという風習が
出来たといわれています。
そして、旧暦七月は秋。
七夕は秋風で厄を祓い、畑の収穫に感謝する祭りでもありました。
五色の短冊に込められた日本人の精神。
これも中国の陰陽五行説に由来するものですけれど
日本人の最たる精神論として根付いていますよね。
「青・赤・黄・白・黒(紫)」これは「仁・礼・信・義・智」を
表しているのはご存知の通りです。
短冊にはそれぞれの色に対応した願い事を込めるのです。
願い事を込めずとも、その色の短冊をお供えすることで
すでにその想いを願っている・・という事でもあります。
何て、日本文化は奥ゆかしくて凛々しいのでしょうか!
毎年、毎回、私は行事の飾りをしながら同じ感動を味わうのです(笑)
そして、暫しその前に佇み幸せな風を身体中に沁み込ませます。
日本文化は「言葉の盛り物」とも言われていますね。
「なす」には成すという言葉を盛り、物事を成し遂げるという想い。
短冊に使う赤い糸には「赤心」の想いを込めたりします。
言葉には「言霊」が宿っているのでそれを大切にしているのです。
美しい日本語を使うことは、美しい人生を約束されたのと同じですね。
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今日は小暑。
そろそろ、梅雨があける頃ですね。
日毎に暑さが増していきます。そろそろ、「書中お見舞い」の準備です。
春夏秋冬・・温暖化になっても、この季節毎の風情は忘れてはなりません
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さて、皆様の七夕はどんな願い事をするのでしょう・・
いつも温かなコメントを頂き
ありがとうございます。
日本を離れてみると、この年中行事が
何て素晴らしい民族文化なんだろうと思いますでしょう。
私も、毎月の行事に手をかけることで
自分のご先祖との繋がりに感謝しております。
今回も楽しく拝読いたしました。
こういう形で、日本の四季折々の行事の意味について知ることができ、こういった行事を愛でる心を育てられるのは素晴らしいことですね。
改めて、日本人で良かったと久々に思った瞬間でした。
ありがとうございます。