大変お久しぶりでした。
2ヶ月近くご無沙汰していた事に気がつき・・
ちょっと驚いてしまいました。
6月は1回も自分のブログを開いていなかったんですね~
6月16日の嘉祥菓子の事も6月30日の夏越の祓いの事も
お話し出来なかったことが残念です。
7月というと「七夕」
前橋は今日まで「七夕祭り」を開催しています。
昨日も今日も、雷つきの夕立でちょっと可哀そうな風景ですが
これも夏の風物詩ですから、ちょっと愉しんでしまいました。
綺麗な稲妻を見ると、つい、登ってみたいと思うのは私だけかしら・・
何とも言えない神秘的な感じがして、私の夏の楽しみでもあります。
さて、五節句のひとつ「七夕」
五色の短冊に願い事を書き笹に吊るす・・
笹の葉が風になびく音はとても涼やかな気配を感じますね。
ビルの中で暮らす私は、6月になると必ず夏用の衝立を出し
この衝立の前に6月はガラスの器を、7月には七夕のお飾り
8月は蔓物を仕立てたりして愉しみます。
今年も夏野菜の収穫に感謝を込めて神様へ献上し
それから五色のそうめんと一緒に頂きました。
奈良、春日大社の鹿の巻筆。学業・家運・商売の上昇を願う「願望筆」で願い事を込める。
「七夕」は日本古来の旧暦七月の夕刻にに行われていた「棚機女」(たなばたつめ)の風習と
古代中国から伝わった「星伝説」と「乞巧でん」の風習の融合。
奥深い意味がありますけれど、子供の時からこんな風習を生活の一部として習慣づける事で
人間は自分一人の力だけで生きているのではないという気付きを、心に刻ませるのには
とても大切な教えですよね。
「願う」ことの大切さは、「叶う」ことへの勇気の一歩になると信じること。
そして「叶う」ことには大きな感謝が必要なことを、短冊に願いを託す時に思いたい。
何故短冊の色が五色なのか・・それを考えたら自然と丹田に力が入ります。
この五色は端午の節句にも登場しますし、寺院でも見かけます。
「五行説」青(緑)・赤・黄・白・黒(紫)・・仁・礼・信・義・智
中国から伝わってきた思想ですが、今では日本人の素晴らしい美意識として
子々孫々と受け継がれている精神です。
青(緑)は仁、思いやり。赤は礼、敬意。黄は信、信じる心。白は義、正しい心。
黒(紫)は智、賢さ。
人が常に守るべき五つの道徳で「五常」とも呼ばれています。
儒教の思想が日本人の感性で、日本人の精神論としてこうして受け継がれている事は
とても素晴らしいと私は思っております。
ブログの更新を楽しみにしていました。
日本人なのに日本のことを知らない私に
とってdekoのブログに教えてもらうこと
がたくさんあります。
dekoの日本語は、スーっと頭に入ります。
これからも色々教えてくださいね。
忘れずに見てくれてありがとう。
何かひとつ忙しいことが起きると・・
他のことが出来なくなる私。へへへ
自分でも2ヶ月もほったらかしには驚いています。
soraに理解してもらえると、自信がつきます(笑)
日本人の顔をした外国人だもんね~。
soraの為にも二つぐらいは同時に出来るように頑張ります!