最近やっとどこの部品のことかを理解できるようになったドライブシャフトブーツ
ドライブシャフトまではわかってもブーツが付くと聞き慣れない感じだったのですが
これは英語のboot、つまり長靴と同じく外部からの泥水の侵入を防ぐべくジョイント部を
覆うパーツという理解で良いようです。
ドライブシャフトブーツの破れかたいろいろ
これはドライブシャフトを外しているところ
ドライブシャフトをオーバーホール中の図
つまりドライブシャフトブーツが破れると中のグリスが全部外へ流れ出して
異音や故障の原因になる。(また基本的に破れが見つかると車検が通らない)
基本消耗品なので経年劣化もあり定期的な交換が必要な部品ということで
(最近の国産車などは、材質がゴムではなく樹脂製で蛇腹の数ももっと多いものがでてきているそうですが・・)
今入庫中のクルマのひとつも12ヶ月点検でこのブーツ破れが見つかりました。
(もちろん異音に気づけば早めに点検するに越したことはないでしょう・・)
以上、メカニックから色々聞いて勉強になりました。
※12ヶ月点検も承っております。←ムリヤリ宣伝モードでどーもスイマセン(二代目・林家三平調)
あとがき
ブーツの破れレポートでしたが、もうひとつ破れたものがありました。
それはワタクシの頭
リフトアップされたクルマの下でメカニックの説明を聞いていたのですが
説明が終わって立ち上がった瞬間、頭をゴッツンコ
アイタ~と頭に手をやると出血が・・
幸い縫う必要もなく大事には至りませんでしたが
今度からクルマの下では説明を聞かないようにしよう、そうしよう・・(汗;)
自動車メーカーに勤めていたころ、リフトの上で試作車のタイヤが全開で回っていたりするところへよく行きましたが、『回転するものの前(遠心力方向)には絶対立つな』とやかましくたたき込まれました。何が外れて飛んでくるかもしれないからですが、模型メーカー(ミニ〇駆)の設計から転職したばかりの自分には危機感がなく、ひどく叱られました。