のど飴のCMでもなく
映画「鬼龍院花子の生涯」夏目雅子の名セリフ「なめたらいかんぜよ!」でもなく
万一オイルパンの雌ねじをなめてバカになってしまった場合、どうやって再生するのかという
ヘリサート加工のレポートです。
写りが悪いですが・・ネジ山がバカになったオイルパン
ヘリサート加工とは何ダスか?
と聞いて最初に見せてくれたのがこのパーツ(後でネットで調べると”リコイル”とか
”リコイルスプリング”とか言うようです。)
専門業者 「こういう部品を穴をあけ直して挿入するんですよ・・」
ネジ山を大きくあけ直して、ドレンボルトも大きいサイズに変えるのかと思ったら違うんですね・・
デカ穴をあける→ネジを切り直す→リコイルを挿入→ドレンボルトは元のものが使える
つまりリコイルは内側も外側もネジとして機能するというわけで、
「へぇ~うまく考えてある、最初に考えたエライ!そうにゅうことだったんですね。」
専門業者 「・・・・」
ざぶとん一枚とはいかなかったようで、気を取り直して、以下その作業手順です。
ちなみに原因としてはオーバートルクと粘り気が少ないエンジンの材質も関係するようです。
ネジを切るタップ
リコイルスプリングを挿入するための特殊工具
ネジを切る作業
途中、残っていたオイルがだらだら漏れてきました。
かなり神経を使う作業 ナットで垂直が出ているかどうかを確かめているそうです。
リコイルの挿入作業
リコイルの余分な部分はカットして挿入完了
ドレンボルトの締め付け
オイルを入れ、エンジンを掛けてオイル漏れがないか確認して作業完了~
バイク編ですがわかりやすい動画を張っておきます。