かかりつけのお坊さん 奮闘編

転勤も定年もリストラもない、失うものは何もない最強な坊主が日頃の“感謝”を言葉にこめて、日常を綴ります。

心を育てるもの

2013-02-12 21:47:25 | 日記
   きのうときょうの2日間、仏教婦人会の
   法座をお勤めしました。
   二月の法座は、“若婦人の集い”がメイン。
   その“若婦人の集い”は、昭和39年に発足
   して、今年で50周年の節目となりました。
   当時20歳だった方も、今は70歳。
   11日には、「Cranz」のみなさんを
   お迎えして、ミニコンサートをさせていただ
   きました。
   先人たちのご苦労を、一年でも長く、のちに
   伝えていく努力を怠りなく、させていただき
   ましょう。



悲しんだり、喜んだり、泣いたり、笑ったり。

人の心は、だれがどのように、育んでくれるのでしょう。


この世に生を受けた赤ちゃんが、

一番最初に、肌で感じるお母さんの温もり。

そして、初めて耳に届いた、お母さんの言葉。

その、まわりからの言葉掛けによって、

私たちの心は育まれ、

耳や目や皮膚からの感覚と、そして心の感情を豊かに

育みながら、人として、大きくなっていきます。


人を愛することを知り、尊敬することを覚えます。

自然の強かさに感動し、それを言葉に結んだり、

絵に描いたり。

ときには、人間に生まれたことの崇高さに心を震わせ、

ときには、自らの愚かさに、悔いることもあります。


きょう、一人の専横者に、深く心を閉ざされた人たちの

国から、“核実験”という恐怖が発せられました。

深く閉ざされ、疲弊しきった人々の心が解放されるのは、

いつのことなんでしょうか。



広島ブログ
 
きょうも来てくださって、ありがとうございます

このブログの“タイトル”「君はまだ、抱いていたのか!!」の意味は、

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