かかりつけのお坊さん 奮闘編

転勤も定年もリストラもない、失うものは何もない最強な坊主が日頃の“感謝”を言葉にこめて、日常を綴ります。

兎丸無念 母失念

2012-10-08 20:25:33 | 日記
10月から、NHKの受信料が値下げになりました。

国民からの受信料で運営している分、いろいろと国民からの

目線も、厳しくなります。

前にも書きましたが、NHKの娯楽番組の目玉になっているのが、

紅白、大河ドラマ、そして朝ドラ。

その評価は、やはり視聴率。

この10月から始まった、朝の連ドラの初回の視聴率が、

上々だったとか。

それに対して、今年とりわけ不評なのが、“平清盛”らしいです。

前半の視聴率が伸び悩み、後半に巻き返しといったところですが、

なかなか清盛像が描ききれていないと思っていたんですが、

やっと最近になって、清盛の“悪(ワル)”の部分を色濃くしてきた

みたいです。

そして、きのうの“清盛”。

6時からBSで観てました。

すると、下から、「ご飯ですよ」。

下に降りて、居間のテレビにスィッチオンして、食事をしながら

チラチラと観てたんですが、今度は音が聞こえない。。。

そこで、副住職が、字幕表示にしてくれました。


きのうの清盛は、兎丸が清盛と対立し、最後は時忠が放った「禿」

(かむろ)によって、命を落とすという、ちょっとショックな

ストーリーでした。

「俺は義と悪をひっくり返そう思て、お前についてきた。
けど、お前のやっとる事は、悪や。悪と悪がひっくり返っても、
また悪がてっぺんにのぼるだけや! 
平家の餅なんぞ、ついてられるか」

「お前の国づくりは、盗賊が物盗むんと同じや!」(兎丸)

もともと、兎丸は架空の人物なんですが、このドラマでは、

二人は強い絆で結ばれていました。

兎丸は、民が幸せになるためにはと、大輪田の泊の建築に

まい進したのですが、気がつくと清盛にはもう、平家あるいは

自分自身の栄華と権力しか見えなくなってしまっていることに

気づきます。

そして、清盛と袂を分かつことになります。


そして、かむろたちの手によって、命を落とすのです。

姿が見えなくなった兎丸を探し回る、家来たち。

画面に、棟梁をさがす、大きな声が字幕で、


頭!  頭!


すると、その画面を観ていた母が、

「あたま、あたま、言うとるが、何のことナンじゃろ?」


「ばあちゃん。あれは、“かしら”って読むんで」(笑


どうも、毎度のことですが、またまた、

私の母が、最後の一番悲しいシーンを失念、

失礼いたしました。。(笑



広島ブログ いつも、ありがとうございます

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 犬の10か条 | トップ | 足並み揃える国民性 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
見忘れてましたぁ (にいや)
2012-10-09 11:15:47
残念ながら前回のを見忘れておりました。
世間が連休だったのですが、私の頭の中は通常で
時差がありまして、テレビをつけたら前日終わっていました。
ガーン。曜日を間違っていました。
そんな面白いストーリーだったんですね。
「頭」は「かしら」と読むとずいぶん意味が違いますね~。
笑わせて頂きました。

このところ「清盛」展開が速くて視聴率上がっているのではと、「平家」を歌うシンガーとしては期待します。
返信する
再放送がありますから (kyotode)
2012-10-09 11:57:04
再放送がありますから、ご心配なく。
土曜日の午後1時すぎから再放送されると思います。
ドラマの年代は、承安2年のころなんですが、親鸞はその次の年、承安3年に生まれているんですね。
いよいよ、おごる平家、久しからず。佳境です。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日記」カテゴリの最新記事