東京国立科学博物館「大英自然史博物館展」
毎回上野には来るけれど、科学博物館は今回が初めて。
さすが東京。平日でも人が並んでいる。展示室もすごい人だった。
探検家や学者の命をかける情熱というか、信念を感じる。
始祖鳥というありがたーい標本も見た。
なんて不思議なんだ。生物とは。
めまいがするほど多様性に満ちている。
花も鳥も絶滅してしまった生き物たちも。
そして信じられないことに、現在でも多様な生物は見られるけれど、
それらはこれまでに地球上に存在したすべての生物種の1%に満たないと!!
東京都美術館「ティツィアーノとヴェネツィア派」展
ヴェネツィア絵画について頭の中がスッキリと整理できた。
ベリーニ(アントネッロに油彩の影響など受ける)
ティツィアーノ
ティントレット、、、そしてヴェロネーゼへと受け継がれる系譜。
BGMはティツィアーノを重用したドーシェがフランドルから招いて
重用したアルベルト・ヴィラールトの音楽などが楽しめた。
東京芸大美術館「雪村ー奇想の誕生ー」展
これが戦国時代の絵なのか、、、と思うほどゆるかったり、
鳥の目や態度(ほんと豊か!)がおもしろすぎて笑いそうになったり。
波とか竹がまるで妖怪のような、なんか磁力をもっていそうな怖さがある。
怖くておもしろくて、なんか すごくイケてる。
国立西洋美術館「シャセリオー』展
最後はシャセリオー。さらっと見れるかなって思ってたけど、無理だった(笑)
古典主義を思いのほか早く逸脱し、ロマン主義に。
自分の思想や感情を神話の人物に投影し、象徴として描いていく。
モローやシャヴァンヌにこんなにも影響を与えた人がいたのかーと驚いて
しまった。シャセリオーの絵をいくつかは知っていたけど、こうやって
エキシビションで集中して見られるのは本当に貴重な機会だった。
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