超マイペースな女が一人で木工・家具工房を始めてみる。できるかな?

マイペースに木工・家具工房での日々を綴ります。
研修生時代~就職~リストラ~転職~復活~起業
ときどき趣味も。

就職 13:ラダーバックチェア

2020-02-17 15:11:03 | 木工2・就職
3年目、仕事の担当はベンチ、チェスト、二月堂など、だんだん大きいものになっていきました。

1番嬉しかったのは、ラダーバックチェアを1人でやらせてもらえたこと。
最初は簡単なパーツを作る手伝いだったのですが、
そのうち複雑な角度での加工を教えてもらい、最終的には、木取りから組み立てまで1人でできるようになりました。
図面と治具があるからこそできることなので、自分の実力ではなかったのですが^^、自信はつきました。


でも、一つ苦い経験が。

座板の加工を始めるとき、台車の右半分に未加工の板を30枚以上積んでおきました。
一枚ずつ加工しながら、今度は左側に積み上げていきました。
全ての板が左側に積み上がったところで、次の作業に移るため、台車の向きを変えることにしました。
かなり重いので、かがんだ姿勢で、力強く押しました。

台車はバランスを崩して傾き、座板が私に降ってきました。

板の角が背中にガツガツ当たり、痛かった・・・。
温厚な職人さんにも怒られるし・・・。
泣きたいけど、泣いてる暇はないので、さっさと次の作業に移るしかありませんでした。

もう、片側に積むのはやめました。

板が次々と床に落ちていく音、なかなか派手で恐怖ですよ。
やらかしたことが、一瞬で工場全体にバレました。



このラダーバッグチェアが好きすぎて、当時から買いたいと思っていましたが、高すぎて買えず、昨年、起業しようと決めたときに、ついに購入しました。
辛くなったときには、これをみて頑張るぞっ! てことで。


座り心地も最高ですよ!