超マイペースな女が一人で木工・家具工房を始めてみる。できるかな?

マイペースに木工・家具工房での日々を綴ります。
研修生時代~就職~リストラ~転職~復活~起業
ときどき趣味も。

浜名湖アート・クラフトフェア 2023 ②:応募写真

2023-09-27 19:57:34 | 木工4・工房
今まで、いくつかのクラフト展に応募して落選しました。
その度に写真や商品のラインナップやコンセプトなどを見直して、今回の浜名湖アートクラフトフェアでは、これで駄目ならもう何をやっても無理だな、と思うくらいの、自分なりにいい感じのコンセプトと自信作で応募しました。

そして今回は運良く選考(抽選?)に通ったものの、応募写真二枚のうち一枚に写っている商品が他社の特許を侵害していることに気づき、慌ててイベントの事務局に連絡をしてその写真の取り下げをお願いしました。
その商品がなかったら出店も取り消しになるかも・・・と心配でしたが、無事に出店できました。

自信作を出せないことで商品のラインナップを変えざるを得なくなり、コンセプトも何やらおかしくなってしまいましたが、どうにかこうにか当日のお店はそれなりに形にはなったと思います。

自信作なんて言ってますが自分でそう思っているだけで、ひょっとしたら、自信作が見向きもされない展開が待っていたかも知れないので、今回はこれはこれで良しとします。

写真は2日目の朝の準備中に撮りました。
1日目は暑さでそれどころではなかったので。
いろいろツッコミどころ満載の店ですが、まぁ、これが私の現在地です。

浜名湖アート・クラフトフェア 2023 ①:天気

2023-09-26 14:10:54 | 木工4・工房
屋外でのイベントは天候に左右されるので申し込みに躊躇してしまいますが、コロナも落ち着いてイベントが増えてきたこともあり、この秋は浜名湖アートクラフトフェアに出店しました。

昨年、私にとって初めての屋外イベント「御前崎アートクラフトフェア」では、1日目が強風(暴風?)、2日目が雨でしたから、今回はとにかく台風さえこなければ良し、と思ってました。
暑さ寒さなんかはどうでもいい、て感じで。

それがまさか、あれほどの猛暑になろうとは・・・

9月半ばにも関わらず、とんでもない暑さでした。
特に1日目がひどくて、3年分の汗を1日でかいたと思うくらいの、尋常じゃない汗をかきました。
滝のような汗とは言いますが、まさにナイアガラの滝でした。
気づくと手や腕の皮膚がしわしわになって、まるでしぼんだ風船のようでした。

実は、「御前崎」の暴風のトラウマから、私は前日に会場に行き、テントの横幕をしっかり張り巡らせたのです。風対策はバッチリ!と、はりきって。
しかし、それはもう、ビニールハウスです。
酷暑の中、1日中ビニールハウスにいたら・・・
大馬鹿者でした。
命があっただけでもありがたい。

会場は自宅からは遠いものの、同じ県内ということもあり、友人知人が冷たいものを差し入れに来てくれて、どうにか無事に2日間乗り切れました。

今回はひとまず天候の話で終わります。
写真は前日の準備が終わったときに撮ったものです。

ミニチュアパン作家

2023-09-24 17:44:36 | 木工4・工房
端材が出ると、ついミニチュア家具を作ってしまいます。需要は無視して完全に趣味です。
よく作るのはテーブルやベンチです。

売れ行きはいまひとつですが、購入してくださった方は皆さんとても喜んでくださるので、今後も作り続けることにして、どうにかして商品に注目してもらえる方法はないか考えてみました。

そこで、ミニチュア家具に生活感を出すことにしました。
お人形がそこで食事をしている、と想像できるような。

でも、ミニチュア品て、パンもスイーツも食器もみんな高いんです。
じゃあ自分で作るか、と試しに樹脂粘土でパンを作ってみたら、それなりに家具を引き立たせてくれるものに仕上がりました。

調子に乗ってインスタに載せました。
音量調節に失敗して、かなりの音量なので気を付けてください!うるさいです。


権利って厄介

2023-09-23 21:35:38 | 木工4・工房
すっごくいい感じの作品ができました。
A社の製品と似ているけど、似て非なるもの。
身内の反応も上々。
ヒットの予感がしました。

それと同時に嫌な予感がしました。

そもそも私ごときが思いつくものを、誰も思いつかないわけがない。
じゃあ、思いついても作らないのだとしたら・・・
作らないのではなく作れない、つまり、作る権利がないんじゃないか?


そうです。
私の新作は、思いっきりA社の特許を侵害してました。
売ることはできません。
ガッカリです。
きっとこれを思いついた人は皆、特許の存在に気づいたんですね。
私も、販売前に自分で気づいたのは不幸中の幸いでした。

専門機関に相談しましたが、特許の取り方が秀逸で手も足もでません。
どうしても作りたければライセンス契約をするしかないそうで、私としては単純にその費用がいくらなのか知りたいのですが、A社の売り方から察するに、そもそもライセンス契約には応じてもらえない可能性が高そうです。
A社にお伺いをたてるにしても、専門家にお願いするのでタイミングやら何やらあるらしく、この話は一旦保留に。
特許を侵害しない形で完全なオリジナル品を作った方がいいという結論になりました。

そりゃそうなんですが・・・

でも、思いつかないんです。

A社の特許を使ってこそ活かせるデザインなので。

いっそA社に就職してA社の特許を使いまくってA社の新作をいろいろ考えたい、とさえ思い始めました。わりと真剣です。

ところで、A社はなぜ私が作りたいと思っているものを作っていないのでしょう?
A社の特許 + ちょっとしたアレンジ = 私の作りたいもの
なのです。
このちょっとしたアレンジをA社の誰も思いつかないわけがないんです。
作れない理由があるんでしょうか?
需要は、少なからずあるはずなんですが・・・


この文章を読んでも、一体何のこっちゃ?という感じでしょうね。
すみません。
ここ何ヶ月か、ずっともやもやしていたことを吐き出したかったので。