さ、今日は腰下の右サイドを攻めていきます!
腿の裏あたりは普通の鑿も、空圧鑿もえぐり用のグラインダーも届かず、新しい道具で対処します。とにかく狭いし遠いし、形が難しいし、やりづらい~
その前にドリルであらかた崩しておきます。
使うのはコレです。
ボルトスライダー(スピードコントローラー)とディスクグラインダー、ディスク2種。どっちのディスクも木工技師の人から譲り受けたレアものです(笑)
これはえぐり用のディスクで、以前使ってたものよりより深くえぐっていけるディスクです。その分跳ね返りも強く、危険なのでボルトスライダーを連結してスピードを半分くらいに下げて使います。これは3万くらいするらしいです…。僕はこれを高校生の時に使って、跳ねたグラインダーが左手の人差し指の先端をかすめて3針縫いました…。その時は長時間使ってたので集中力が切れてました。集中出来てない時にキケンな道具を使うとケガのリスクが跳ね上がりますね~ま、それは車の運転とかも同じか~
こっちはヤスリ系のディスクですが、荒さが半端じゃないので削るスピードがとても早いです。えぐり用ので大きく削ってからこっちでまとめます。これはそんな危険ではないです。仮に手に当てても深手にはならないです。とはいえこわいので皮手をして使いました。
最終的には刃物で削った質感にしたいので、それは努力でなんとかします(笑)
脚の太さが決まったら、コートの内側を削っていきます。
これで腰下の荒彫りは終わり~!
次は背中の内ぐりをさらに深くしていきます。
ドリルで一定の深さまで穴を空けていきます。
ドリルで開けた穴をチェーンソーで崩し、グラインダーで削り落とします。
これでかなり軽くなりました!木槌で叩くと揺れるくらいになりました。
エアーダスターで中の木屑を飛ばします。
背中にフタをする材を切り出します。
ギリギリ入るようにカンナで調整加工します。
接着する前に中をアルコールで消毒します。カビるリスク軽減。意味あるかは分かりません(笑)
エポキシで接着!
硬化後チェーンソーで荒取り。
このフタが上半身と下半身のカスガイの役目を果たしてますが、さらに上下にチョウチョを入れます。
これで強度の心配は無いです!
荒彫りが全ておわりました~
次回からどんどん仕上げていきます!今回のはいつも以上に彫り込みを強くしたい!僕はなにげにここからの作業が一番好きです形も雰囲気も全体像が見えていて、それが実際に「作品」として置き換わっていくような感覚でしょうか。
作品をつくるとき、それがその時の自分の力量以上の内容であるかどうかが非常に重要なポイントです。作り出す時には作品のレベルが自分のレベルを上回っていて、それをつくりながら自分が作品を超えていく訳です。それを強く実感出来るのがこの段階です。制作の終盤であり、それまでのプロセスの集積が一気に、そして明解に結果として目の前に現れてくるので客観的に到達レベルが見えてきます。そして最終的な着地点をギリギリまで押し進めるのもこの段階です。それを含めてどこまで行けるかは自分次第ですが、向き合ってるのが「この作品」である以上はある程度最初から上限が決まってしまっています。なのでそれ以上のものは次回以降の作品で求めていく事になります。
毎回高められているかというとそうでもなくて、「あれ?今回は何を得たんだろう?」という事も多いです。そういう時はスタートの時点でのテーマ設定が弱くて最初から想定内の物であったパターンが多いです。結局出来る事を繰り返しても技術の向上以上には何も変われないという事です。そういった意味では少しでも自分の想定を超えていかないといけなくて、それは結構キツいことでもあります。単純につくってて難しい…。失敗も多い…。でもそれを努力と工夫でなんとかする事で得られる物は少なくないです。新しい世界を切り開けた時の充実感は、他の何物にも代え難い物があります。僕の制作の原動力はそれに尽きます(笑)制作には多くの時間やお金や体力が必要となりますが、それらが「犠牲」になっているんじゃないかと少しでも思うようになったらその時はきっと制作をやめると思います(笑)
明後日から学校です。疲れました。明日は1日体を休めよう…。って、なんていいタイミングで荒彫りが終わった事でしょうキリがいいったらありゃしない
腿の裏あたりは普通の鑿も、空圧鑿もえぐり用のグラインダーも届かず、新しい道具で対処します。とにかく狭いし遠いし、形が難しいし、やりづらい~
その前にドリルであらかた崩しておきます。
使うのはコレです。
ボルトスライダー(スピードコントローラー)とディスクグラインダー、ディスク2種。どっちのディスクも木工技師の人から譲り受けたレアものです(笑)
これはえぐり用のディスクで、以前使ってたものよりより深くえぐっていけるディスクです。その分跳ね返りも強く、危険なのでボルトスライダーを連結してスピードを半分くらいに下げて使います。これは3万くらいするらしいです…。僕はこれを高校生の時に使って、跳ねたグラインダーが左手の人差し指の先端をかすめて3針縫いました…。その時は長時間使ってたので集中力が切れてました。集中出来てない時にキケンな道具を使うとケガのリスクが跳ね上がりますね~ま、それは車の運転とかも同じか~
こっちはヤスリ系のディスクですが、荒さが半端じゃないので削るスピードがとても早いです。えぐり用ので大きく削ってからこっちでまとめます。これはそんな危険ではないです。仮に手に当てても深手にはならないです。とはいえこわいので皮手をして使いました。
最終的には刃物で削った質感にしたいので、それは努力でなんとかします(笑)
脚の太さが決まったら、コートの内側を削っていきます。
これで腰下の荒彫りは終わり~!
次は背中の内ぐりをさらに深くしていきます。
ドリルで一定の深さまで穴を空けていきます。
ドリルで開けた穴をチェーンソーで崩し、グラインダーで削り落とします。
これでかなり軽くなりました!木槌で叩くと揺れるくらいになりました。
エアーダスターで中の木屑を飛ばします。
背中にフタをする材を切り出します。
ギリギリ入るようにカンナで調整加工します。
接着する前に中をアルコールで消毒します。カビるリスク軽減。意味あるかは分かりません(笑)
エポキシで接着!
硬化後チェーンソーで荒取り。
このフタが上半身と下半身のカスガイの役目を果たしてますが、さらに上下にチョウチョを入れます。
これで強度の心配は無いです!
荒彫りが全ておわりました~
次回からどんどん仕上げていきます!今回のはいつも以上に彫り込みを強くしたい!僕はなにげにここからの作業が一番好きです形も雰囲気も全体像が見えていて、それが実際に「作品」として置き換わっていくような感覚でしょうか。
作品をつくるとき、それがその時の自分の力量以上の内容であるかどうかが非常に重要なポイントです。作り出す時には作品のレベルが自分のレベルを上回っていて、それをつくりながら自分が作品を超えていく訳です。それを強く実感出来るのがこの段階です。制作の終盤であり、それまでのプロセスの集積が一気に、そして明解に結果として目の前に現れてくるので客観的に到達レベルが見えてきます。そして最終的な着地点をギリギリまで押し進めるのもこの段階です。それを含めてどこまで行けるかは自分次第ですが、向き合ってるのが「この作品」である以上はある程度最初から上限が決まってしまっています。なのでそれ以上のものは次回以降の作品で求めていく事になります。
毎回高められているかというとそうでもなくて、「あれ?今回は何を得たんだろう?」という事も多いです。そういう時はスタートの時点でのテーマ設定が弱くて最初から想定内の物であったパターンが多いです。結局出来る事を繰り返しても技術の向上以上には何も変われないという事です。そういった意味では少しでも自分の想定を超えていかないといけなくて、それは結構キツいことでもあります。単純につくってて難しい…。失敗も多い…。でもそれを努力と工夫でなんとかする事で得られる物は少なくないです。新しい世界を切り開けた時の充実感は、他の何物にも代え難い物があります。僕の制作の原動力はそれに尽きます(笑)制作には多くの時間やお金や体力が必要となりますが、それらが「犠牲」になっているんじゃないかと少しでも思うようになったらその時はきっと制作をやめると思います(笑)
明後日から学校です。疲れました。明日は1日体を休めよう…。って、なんていいタイミングで荒彫りが終わった事でしょうキリがいいったらありゃしない