晴れときどき・・・

旧街道あるき、古戦場巡り、城攻め、図書館通いの4本立ての日々を綴ります。。

目指せ伊勢神宮!!第5回東海道歩き~知立宿→宮宿~

2013-03-02 21:26:29 | 街道歩き
2012年7月28日 

 早いもので今回で東海道歩き5回目になりました
ついに総歩行距離100キロを越え、いよいよ佳境に入ってきました

 先週はに降られましたが、今日は朝からがわんわん鳴く快晴です
もう凶暴なほどの陽射しが朝の7時からアスファルトに降り注いでいます

 今日の旅の出発点は名鉄「新安城」駅です。
ここに7時40分着。これから、東海道が陸を離れて船渡しをする
「七里の渡し」「宮宿」を目指します

 新安城駅から北へ200メートル程歩くと旧東海道に出ます。

ぽつぽつと松並木が残る道を西へ歩くこと3キロで



「池鯉鮒宿」に入ります。
昔はこれで「ちりゅう」と読みました。
知立馬市の跡の碑


問屋場跡の碑

知立古城の跡



総持寺



ここの松並木もなかなか見事でした。

わりと保存状態のよい来迎寺一里塚も遺っています



 知立を過ぎると刈谷市を経て豊明市に入ります。
阿野一里塚です。ここは国の史跡に指定されています。



 ここからは「三河国」ではなくて「尾張国」になります。
随分遠くへやってきました

 豊明に入ってしばらく進むと先月探索した
「桶狭間の古戦場跡」が見えてきます

桶狭間の古戦場はこの豊明市名古屋市緑区の二箇所にあって、
本当はどっちなんだと調べたのですが、
歩いて見れば一目瞭然です
本当の古戦場は先月探索したとおり、名古屋市の方です。
では何故豊明にも桶狭間があるのか?
簡単です。江戸時代、街道歩きはレジャーでもあったのです。
やじさんきたさんみたいな・・・。
だから東海道沿いに観光名所としての
古戦場跡地が必要だったのでしょう。


 桶狭間を過ぎると先月も訪れたあの古い町並み伝統工芸の町
「有松」にたどり着きます。



東海道の宿場町はお隣の「鳴海宿」なのですが、
広重はちょっと間違えて「有松」の様子を「鳴海」として描いています。
ここは有名な観光地ですから、この暑さでもかなり賑わっていました。
東海道を歩いて、初めて観光客に出会いました(^O^)

何度訪れても素敵な町並みです





有松一里塚跡


 有松からは名古屋市です。
天白川を渡って笠寺へ入るともう名古屋の市街地はすぐソコです。
笠寺の一里塚跡

笠寺観音、宇宙人みたい。。


 東海道名古屋の中心地を通りません。
尾張名古屋は徳川御三家ですから、参勤交代大名行列
気後れして迂回したのでしょうか。

 熱田神宮のお膝元から東海道は対岸の三重県桑名市までで渡ります。
東海道に船旅7里もあったなんて知りませんでした。
昔の旅人はテンションあがったでしょうね~。
当時、このあたりは大変な賑わいだったようです。





 帰りに無事に「宮の渡し」まで来られた事を感謝して、
熱田神宮へお参りしました



 信じられないほどの暑さの為か街道は殆ど人は歩いていませんでした
私も倒れそうでしたマジで・・・
何とか「七里の渡し」の場所を確かめて、熱田神宮へ参拝して、
もう疲労困憊でフラフラになりながら、帰途へ付きました・・

 45123歩真夏にこれは拷問でした


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