晴れときどき・・・

旧街道あるき、古戦場巡り、城攻め、図書館通いの4本立ての日々を綴ります。。

平城宮跡へ行ってみた

2013-10-17 22:02:18 | 城攻め
 大和郡山の城下町を後にして、
JR郡山駅から快速で、ひとつ先の「奈良駅」まで行きました。

 JR奈良駅西口からバスに揺られて「平城宮跡」を目指します。
奈良は数回訪れているのですが、「平城京」は初めてです^^。

 バスは「朱雀門」の前で止まりました。
だだっ広い野原の真ん中にぼ~んという感じで建っていました。

あの大和郡山にある「羅生門」から朱雀大路が真っ直ぐにこの「朱雀門」のところまで
伸びていたのですね。。

平成10年に復元されたとても大きくて立派な門です。

青空に赤がとてもよく映えますね。

物凄く大きな門柱

そしてその向こう側に見える巨大な建造物「大極殿」

ここから真っ直ぐに第一次大極殿まで歩きます

凄い広さです。周囲に何も無いだけにとても迫力があります。

なんか、日本じゃないみたいです

だんだん近づいてきました

入り口は西側へ回って北から入ります

手すりの飾りがとてもステキでした


全部色が違うのです

内部はフラッシュは禁止ですが基本的に撮影OKでした。
天井の意匠も手が込んでいます。

干支の絵が描かれています

天皇の玉座である「高御座(たかみくら)」

黄金に輝く鴟尾

柱を支える基石は四隅だけは花崗岩になっているそうです

東側から見た「大極殿」

だんだん日が傾いてきて・・

第一次大極殿の東隣に聖武天皇が造った「第二次大極殿跡」があります

こちらは敷石のみですが、それでもその広さに呆れます

宮殿跡を囲う築地塀

推定宮内省跡

一面のススキ原の向こうに建つ「朱雀門」

なんというか、棄てられた都の郷愁が感じられました

平城宮跡から見える東大寺です


 同じ奈良とはいっても奈良公園付近の喧騒とはうって変わって、
とてつもなく広い敷地に人影もまばらで、
それも家族連れがバトミントンやってたり、犬を散歩させていたりと、
平城京はとてものどかでした。
かつてここに唐の長安をモデルに当時の技術を結集して巨大な都が造られ、
わずか70年余りで棄てられ、忘れられてしまった・・。
長い長い1300年もの眠りの後に復元されたものの、
やはりなんとなく淋しさは拭い去ることが出来ていないような気がしました。

 奈良時代って一体なんだったのでしょう?
もう一度ゆっくり考えて見なければと思いました。





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