はい、再処理です。
ただ繰り返しになっては面白くないので、今回は"星の描写と全体のRGBバランスのみ"に注意して処理しました。星雲はなるべく見ないようにしました。なので、主題は「恒星」です。
理想は、「星の色形を抽出する過程で勝手に赤や緑の星雲が浮き出てきた」というイメージです(あくまで理想)。そうはいっても見えてしまうので無我にはなりきれませんでしたが…。
ここ最近はこれまでと違うアプローチをあれこれ実験しています。再処理というよりは手順再構築に近いかも。失敗に終わったらご愛嬌 笑
FSQ-85ED + RD (fl:327mm, F:3.8)
QSI 683ws(-20℃), Astrodon Tru-Balance filter
L:5min x 12, R:5min x 2, G:5min x 2, B:5min x 2 (Total:1h30m)
SXP赤道儀
ペンシルボーグ(fl:175mm) + QHY5L-2M, PHD2
CCDStack 2, Photoshop CC
@静岡県駿東郡(富士山須走口五合目), 2014/05/24 0:10-
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自分的には前回とだいぶ印象が変わりました。あと、手数は減ってシンプルになりました。CCDStack2のLRGB合成-DDPまでは同じですが、Photoshopでは、いきなりLabモードに移動したのちRGBモードへ戻ってくる一往復のみです。従って再現性は高くなりました。
でもまぁアウトプットとしての評価は別ですけどね。あまり赤くないサドル付近ですが、自分では結構気に入ってます 笑
長い梅雨だし、いろいろやってみます。
星雲は大人しくなりましたね(笑)
いや、この辺のバランスがとっても難しいですよね。。
私、星雲ばかり見て、最終的には星が全部飽和して白い点になることがしばしば。
ブログ用に軽いJPEGにするとなおさら酷くなるんですよね。。
梅雨頑張ってください(笑)
って、無いはずの北海道も1週間雨降ってます。。
キャプションつきのコメントどうもありがとうございました 笑
星に注力して処理した手前、星を褒めてくださって嬉しいです。奇麗な星雲ですねといわれたらどうしようかと思っておりましたw いやそれでももちろん嬉しいですけど。
しかしサドル付近、難しすぎですよね。逆に言えばどうやっても正解になってしまうような複雑な領域。皆さんがこぞって撮りたがる何かがこの周辺に潜んでいるのでしょうね。
北海道にもとうとう梅雨が来る時代になってしまったんですね…。