吉備路レポート(気ままブログ)

晴れの国 岡山より仕事を卒業して吉備路の情報と気まぐれレポートを発信してます。

防水工事と複利の営業。

2010年05月22日 | 防水工事
今日も朝から晴れて良い天気であったが、先程から雨がパラつき始めた。
今日の防水の現場は、無事に終了したのだが、表面に膨らみが少しだけ
出てしまった。お陰で、午後はその作業に追われた。
長期にわたって漏水を続けていた結果、躯体に侵入した水は、
旧防水層をカットして乾かしただけでは、不充分だったようである。
漏水原因の場所を中心に広範囲にカットして乾燥させ、専用ボンドで
貼り直したのだが、行き届かない所があった様である。 ”反省”
漏水については、充分自信のあるだけの仕事をさせて貰った積りだ。
意匠的な問題、施主さんの受け取り方の問題なので、判断を仰ぐ。
「漏水さえなければ、見てくれは気にしないのでいいですよ」と行って
頂いたので、「もし問題があればいつでもどうぞ」と言って離れた。
防水工事は、終了である。
この現場、初日から最後まで、気持ちの良い対応で気分が良かった。
職人さんも出来る限りの事をしようと努力してくれた。

仕事は、リピートのある仕事を心掛けている。
今年、外壁塗装をさせて貰ったお客さんから、困った事が起きると
他の仕事の相談を受けたり、10年後にも再度塗装の依頼のある様な
仕事をしたいと思っている。
来年もまた、他の仕事の依頼だってあるかも知れない。
今やっている事が、小さくてもいずれ多くの仕事に繋がると思うからだ。
だから、1軒、1軒させて頂くお客さんの数が貯金と同じ事と思う。
そう思いませんか、私はいつもそう考えている。

お客さんが、貯金なら ” 複利 ” で運用するのが良い。
きょうび、順調に売り上げや利益を上げている会社を見ると良く解る。
最初の施工があってから、絶えず近況を尋ねたり、訪問したり、
企業独自の新聞やセールスレターなどメンテナンスにも多くの力を
注いでいる、まさに「複利効果」を狙っての事だ。
決して売りっ放しの ” 単利 ”では無い。

ここで、複利と単利について考えてみる。
¥100万円を10%の金利で、こんな金利って無いかも知れないが例えだ。
預けた¥100万円が単利、1年で¥110万円、2年で¥120万円になる。
10年ではどうだろう、元金の倍の¥200万円になる計算だ。
同じく¥100万円を複利で運用すると、1年で¥110万円、2年目は
¥121万円だ。では10年では、実に¥259万円になる。
20年では、単利¥300万円、複利¥673万円で¥373万円の差、
これが「複利効果である。

売り上げが順調に推移し、更に伸ばしている企業は、この複利で生まれる
この差を考えていると思う。
私は、リフォーム業界でお話をしているが、全ての業界に共通する
事だと思う。1年目で¥1万円の小さな差しか無い事だけれど、
3年目に屋根工事、5年目にキッチンやお風呂の改修、7年目にクロスの
張り替え、トイレの改修、10年目に再度塗装工事なんて仕事が繋がる事で
大きな差が発生するのではないかと思う。

売りっ放しの単発、単利の仕事は、10年に1度の仕事しかやって来ない。
徹底してメンテナンスなどの顧客管理をする事で、一人の客から多くの
仕事を受注して行く複利の考えで進めている企業が勝ち組ではないかと。
腹が一杯の人は、どんな高級料理でも欲しくないものだ。
やりたくない顧客に改修の仕事を勧めても嫌われるだけだ。
顧客の管理をする事で信頼も生まれ、顧客の心理、タイミングも見えて来る。
もし貴方が売り上げや無駄な動きで悩んでいるなら、考えてみるべきだ。

新規の顧客を掴む事は、売り上げを作る行為の中で一番労力と費用を伴う。
だったら、一度何かの縁で出会った顧客を大事にする事だ。
毎回、新規の顧客を掴むより、ずっと楽で経費も安く上がるものだ。
顧客の信頼を得る事とリピートを生み出す努力は必要なのだが。

家の困ったをお手伝いしています。家の困ったの御相談、御質問は、
Eメール:info@houeigiken.co.jp か TEL 086-905-0154 までどうぞ。
HP URL:http://www.houeigiken.co.jp  と水周りリフォーム館 の
HP URL:http://mizumawari-reformkan.com/  も見てくださいね。



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