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エルピーダ再建の弁済目減りか 一部債権者、マイクロンの不当訴え

2012年08月31日 | 日記

エルピーダ再建の弁済目減りか 一部債権者、マイクロンの不当訴え

SankeiBiz 8月31日(金)8時15分配信

 半導体大手エルピーダメモリの会社更生手続きをめぐり、当初2000億円とみられた債権者への弁済額が200億円余り目減りする可能性が30日、浮上した。米同業マイクロン・テクノロジー主導の再建に反発する債権者グループが同日、明らかにした。

 エルピーダが7月にマイクロンと交わしたスポンサー契約は、マイクロンがエルピーダ株を600億円で買収して子会社化するほか、半導体製造の一部をエルピーダに委託して2019年まで7年間に計1400億円を支払う内容。

 しかし同グループによると、エルピーダ管財人が東京地裁に21日提出した更生計画案には、買収額のうち126億円を内部留保するほか、製造委託費からも計82億円を留保する方針などが明記されていたという。

 このため、同グループに参加する米投資ファンド「タコニック・キャピタル・アドバイザーズ」のアンソニー・コレア・アジア代表は「マイクロンの買収額は不当に安く、投資家の利益が損なわれる」と指摘。マイクロンに代わるスポンサーを探し、複数の投資家に打診を続けていることを明らかにした。

 社債権者グループは、国内外の投資会社や金融機関など20社余りで構成し、債権総額は約1000億円。新たなスポンサー探しなどを求め、14日に独自の再建案を東京地裁へ提出した。



引用元:yahoo ニュース


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