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欧州市場サマリー(23日)

2011年12月24日 | 日記
1357GMT       22日終盤

ユーロ/ドル<EUR=>    1.3046 1.3048

ドル/円<JPY=>    78.070 78.150

ユーロ/円<EURJPY=> 101.85 101.98

23日終値   前営業日終値

株 FT100 5512.70(+55.73)  5456.97

クセトラDAX   5878.93(+26.75) 5852.18

金 現物午後値決め   1607.50    1606.50

先物    現物利回り

3カ月物ユーロ(3月限)  98.840 (+0.020)  -0.087(-0.064)

独連邦債2年物 0.224(0.240)

独連邦債10年物(3月限) 137.52 (‐0.31) 1.961(1.944)

独連邦債30年物   2.476(2.470)

<為替> 薄商いのなかユーロが対ドルでほぼ横ばいで推移している。しかし、ユーロ圏債務危機に解決策が見出されないなか、2012年以降も引き続きユーロの売り基調は続くとみられている。

ユーロ/ドルは、ほぼ横ばいの1.3045ドル付近で推移している。ユーロの対ドル相場は年初来で約2.5%下落した。

ドルは対円で引き続き支援され、78.05円。

<株式> ロンドン株式市場は続伸。クリスマス休暇を控えた短縮取引で薄商いのなか、テクニカル要因で値上がりした。

FT100種総合株価指数<.FTSE>は前日にも1.3%上昇していた。

ロンドン株式市場は来週26、27日は休場となり、28日に取引を再開する。

石油株<.FTNMX0530>の値上がりが目立った。

投資家のリスク選好の高まりに加え、原油先物の値上がりに支援された。

BP<BP.L>は2.1%、BGグループ<BG.L>は1.0%それぞれ上昇。タロー・オイル<TLW.L>も3.1%と大きく値上がりした。

鉱山株<.FTNMX1770>も銅価格が1%上昇したことに支援された。アントファガスタ<ANTO.L>は2.4%上伸した。

銀行株<.FTNMX8350>は、HSBC<HSBA.L>の0.3%高にけん引され好調だった。

欧州中央銀行(ECB)が今週実施した3年物オペによりユーロ圏国債に対するエクスポージャー懸念が緩和されたことも追い風となっており、バークレイズ<BARC.L>は1.6%値上がりして引けた。

一方、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)<RBS.L>は0.3%、ロイズ・バンキング・グループ<LLOY.L>は0.6%それぞれ下落した。

一部のディフェンシブ銘柄も買われ、携帯電話大手ボーダフォン・グループ<VOD.L>は1.6%、電力大手ナショナル・グリッド<NG.L>は2.5%それぞれ値上がりした。

年末のパーティーシーズンを前に、飲料大手ディアジオ<DGE.L>は1.5%高。またビール大手のSABミラー<SAB.L>も2.2%上伸して取引を終了した。

欧州株式市場は続伸して引けた。今週発表された一連の好調な米経済指標が経済成長の兆しと受け止められ、FTSEユーロファースト300は週間では12月上旬以来の上げ幅となった。

ただ、年末の長期休暇を控え商いが薄かったことに加え、ユーロ圏債務危機は解決からいまだ程遠く、社債やソブリン債の格下げ懸念が大きいなか、市場関係者からは年明けも株高基調が持続されるか疑問視する声が聞かれた。

FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は7.99ポイント(0.81%)高の990.00と、終値としては12月5日ぶりの高値となった。週間ベースでは3.4%上昇したものの、欧州の債務危機により域内経済がリセッション(景気後退)に陥るのではとの懸念を背景に年初来では11.7%下落している。

DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は17.35ポイント(0.76%)高の2290.37。

この日は世界経済の動向に左右されやすい石油株の値上がりが目立った。

STOXX欧州600石油・ガス株指数<.SXEP>は1.3%上昇し、週間の上げ幅は3.9%となった。

米国でのエクスポージャーを多く抱える銘柄が好調だった。米国での売上が全体の約半分を占めるアイルランドの建材大手CRH<CRH.L>は2.2%値上がりした。

<ユーロ圏債券> 薄商いのなかイタリア国債利回りが短期債から長期債にわたり上昇し、10年債利回りは再び危険水域とされる7%台に乗せた。市場では来週のイタリア国債入札に対する懸念が高まっている。

イタリア10年債利回りはは8ベーシスポイント(bp)上昇の7.01%で推移。一方、スペイン10年債利回りは約2bp低下の5.41%で推移した。

来年早々に大量の国債償還を控えるイタリアは、来週に3年債と10年債の入札を実施。入札を控え、国債供給量が市場の懸念材料になるとの見方が出ている。

クレディ・アグリコルのグローバル債券戦略部門を率いるデビッド・キーブル氏はイタリア国債入札について「心理的なものに影響されるため、非常に堅調になる可能性もある一方、非常に低調となる恐れもある。中庸となる可能性はあまりないとみている」と述べた。

独連邦債先物は20ティック安の137.63で清算。独連邦債10年物利回りは1bp上昇し、1.953%で推移した。

この日は低下したものの、市場では、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)によるユーロ加盟国の格下げ懸念が依然として存在しているため、独連邦債は底堅く推移するとの見方が出ている。

欧州政府筋によると、S&Pは「クレジットウォッチ・ネガティブ」に指定したユーロ圏の15カ国の格付けについて、来月結果を発表する見通し。

ベルギー国債利回りも上昇。10年債利回りは11bp上昇した。

[東京 24日 ロイター]

引用元:yahoo ニュース


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