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<中国・全人代>人民銀総裁は続投 金融改革路線は維持

2013年03月17日 | 日記

<中国・全人代>人民銀総裁は続投 金融改革路線は維持

毎日新聞 3月16日(土)23時35分配信

 【北京・井出晋平】中国・北京で開かれている全国人民代表大会(全人代)で中国人民銀行(中央銀行)の周小川(しゅう・しょうせん)総裁の異例の続投が決まった。人民元を海外との取引に幅広く使えるようにする「国際化」を掲げる周総裁の留任で、金融改革路線は当面、維持される見通しになった。

 周総裁は02年12月に就任した。閣僚級ポストの人民銀総裁は、共産党の中央委員が就くのが通例。周氏は昨年11月の党大会で中央委員に選ばれておらず、今年1月に閣僚の定年とされる65歳を迎えたこともあり、退任が有力視されていた。

 周氏の続投の背景には、長年、金融担当副首相を務めた王岐山(おう・きざん)氏が、今回の全人代で副首相を退くことがある。後任には、張高麗(ちょう・こうれい)、汪洋(おう・よう)、馬凱(ば・がい)の3副首相のうち、いずれかが就くとみられるが、3氏とも金融政策の経験はほとんどない。日本などの先進国が進める金融緩和に対し、中国政府が「主要国通貨が下落すれば、中国やその他の新興国に大きな影響を与える」との警戒感を強める中、国際的な知名度の高い周氏の手腕に頼ったようだ。12日に閉幕した国政助言機関「人民政治協商会議」で、65歳定年のない副主席(副首相級)に選ばれたのも「続投のためにポストを用意した」(中国政府筋)ためとみられている。

 人民銀は、日米欧の中央銀行などと違い、政府の一部門。総裁は事実上、共産党指導部が人選している。

 一方、経済政策の司令塔である国家発展改革委員会の主任には徐紹史(じょ・しょうし)国土資源相、財政相には、政府系ファンド、中国投資(CIC)の楼継偉(ろう・けいい)会長、商務相には、高虎城(こう・こじょう)商務次官が決まった。



引用元:yahoo ニュース


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