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<ユーシン>英語堪能な「社長」公募 新聞広告で

2010年07月13日 | 日記
 自動車部品メーカー「ユーシン」(東京都港区)は13日、「30~40代で英語が堪能な人」を条件に、次期社長を25日掲載の新聞広告で一般公募する方針を明らかにした。田辺耕二現社長(76)は11年11月期中に退任する。東証1部上場企業が次期社長を新聞広告で公募するのは極めて異例。ユーシンは公募の理由について「今後のグローバル展開を考えると、新社長には英語の能力が不可欠だが、英語が堪能な幹部がいないため」(広報担当者)と説明している。

 新聞広告は全国紙2紙に掲載し、募集期限は8月10日まで。新社長の条件は優れた経営手腕に加え、英語を駆使して「365日世界を駆け回れる人物」。約1カ月の選考期間を経て、10月から次期社長候補を採用。11年2月に取締役に就任後、11年11月期中に社長に昇格してもらう予定という。

 田辺現社長は創業家出身で、07年9月に健康上の理由から一度社長を退任したが、社内事情から、08年2月に復帰した。だが、健康面の不安が残るため、再度退任を決めた。交代後は会長か顧問に就任する予定だ。【浜中慎哉】

引用元:yahoo ニュース