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欧州市場サマリー(28日)

2011年12月29日 | 日記
1453GMT       27日終盤

ユーロ/ドル<EUR=>    1.2987 1.3068

ドル/円<JPY=>    77.760 77.840

ユーロ/円<EURJPY=> 100.96 101.76

28日終値   前営業日終値

株 FT100 5507.40(‐5.30)   5512.70

クセトラDAX   5771.27(‐118.49) 5889.76

金 現物午後値決め   1571.00      1606.50

先物    現物利回り

3カ月物ユーロ(3月限)  98.880 (‐0.005)  -0.144(-0.133)

独連邦債2年物 0.164( 0.158)

独連邦債10年物(3月限) 138.39 (+0.41) 1.885( 1.929)

独連邦債30年物   2.394( 2.438)

<為替> ユーロが対ドルで値下がりしている。当初は、イタリアの短期国債入札で落札利回りが前回入札から大幅に低下したことが好感されたものの、薄商いの中、長期国債の入札を29日に控え警戒感が出ている。

ユーロ/ドルはイタリアの短期国債入札の結果を好感し、一時1.3080ドルまで値上がりした。その後は下げに転じ、1.2986ドルで推移している。

ドル/円は77.75円。

<株式> ロンドン株式市場は、薄商いのなか小反落。ディフェンシブ銘柄が値を上げたものの、リスクの高い銀行株と鉱山株が売られ相場を圧迫した。

経済の先行き不透明感から銅先物の価格が下落し、追随して鉱山株<.FTNMX1770>が値下がりした。

ロシアの鉄鋼大手エブラズ<EVRE.L>は5%安。シベリアの炭鉱が地震の影響で操業を一時中止したとのニュースが嫌気された。

投資家のリスク選好が後退したことで銀行株<.FTNMX8350>も値を下げた。

バークレイズ<BARC.L>、ロイズ・バンキング・グループ<LLOY.L>、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)<RBS.L>は最大3.8%下落した。

ディフェンシブ銘柄には引き続き買いが入った。

ブリティッシュ・アメリカン・タバコ<BATS.L>は2%、インペリアル・タバコ<IMT.L>は1%それぞれ上伸。医薬品メーカーのグラクソスミスクライン<GSK.L>は0.6%高。携帯電話大手ボーダフォン・グループ<VOD.L>は配当が好感され0.1%値上がりして引けた。

欧州株式市場は薄商いのなか下落。投資家による利益確定の売りが膨らみ、自動車株が大きく値下がりした。

前週3.5%値上がりしたFTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は7.03ポイント(0.71%)安の983.32で取引を終了。

DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は35.28ポイント(1.54%)安の2255.03。

欧州株式相場は当初、イタリアの短期国債入札を好感し値上がりしたものの、その後、米国株式市場が軟調に寄り付き、S&P総合500<.SPX>が200日移動平均線近辺を下回ったことで、午後に入り下げに転じた。

市場関係者によると、投資家は年末の薄商いの中でポジションを形成することには消極的で、ユーロ圏債務危機の先行き不透明感に対する懸念も引き続き強い。

投資家のリスク警戒感を示すユーロSTOXX50ボラティリティ指数<.V2TX>はこの日、7%上昇した。

過去5営業日に6.8%値上がりしていたSTOXX欧州600自動車株指数<.SXAP>は3%下落。

ドイツの自動車メーカー、ダイムラー<DAIGn.DE>は3.9%、BMW<BMWG.DE>は3.6%それぞれ値下がりした。

国内自動車株の下げが圧迫し、独DAX指数<.GDAXI>は2%安で引けた。

ドイツのコメルツ銀行<CBKG.DE>は4.2%と大幅安。ドイツ銀行<DBKGn.DE>も3.8%値下がりした。

一方でSTOXX欧州600旅行・レジャー関連株指数<.SXTP>はアウトパフォームした。

米司法省がインターネット上のポーカーゲームなどを含むオンライン賭博の一部合法化に道を開いたとのニュースを受け、英国のウィリアムヒル<WMH.L>とラドブロークス<LAD.L>はともに3%強値上がりした。

<ユーロ圏債券> この日のイタリア短期債入札を受け低下していた同国の10年債利回りが危険水域とされる7%台に再び乗せた。翌日の10年債と3年債を含む総額85億ユーロの国債入札に対する懸念が出ていることが背景。

イタリアがこの日に実施した90億ユーロの期間6カ月の債券の入札では、平均落札利回りが3.25%と、前回11月の入札でつけたユーロ導入後の最高水準となる6.50%の半分の水準に低下した。

これを受け、29日の3年債と10年債の入札でも国内投資家からの需要がみられるのではないかとの期待が膨らみ、イタリア国債利回りは朝方の取引では低下。ただその後、利回りは再び上昇に転じた。

市場関係者によると、年末を控え商いは非常に薄くなっており、この日の取引量は通常の10分の1程度だった。トレーダーは「29日の入札が目玉となっているが、商いが細っていることが問題となる可能性がある」としている。

イタリア10年債利回りはは一時6.794%まで低下したものの、その後7.05%に上昇。同2年債利回りは5.14%と、前日終盤よりは下げている。

SEBのストラテジストは報告のなかで「欧州の銀行数行がこのほど、イタリアとスペインの国債に対するエクスポージャーを大幅に縮小させたことをあえて公表した」と指摘。

「こうしたなかイタリアの国債入札をめぐる不透明感は依然として強い状態が続いている」とし「このため、イタリア以外の国の銀行が今後の入札に有意な関心を示す公算は小さいとみられる」との見方を示した。

独連邦債先物は26ティック高の138.24で推移。独連邦債10年物利回りは1.8ベーシスポイント(bp)低下の1.905%で推移した。

[東京 29日 ロイター]

引用元:yahoo ニュース


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