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気候変動、生活様式を脅かす=北極地域の先住民

2005年12月03日 | 北米
 [モントリオール 2日 ロイター] 北極地域の先住民グループは、カナダのモントリオールで先月末から開催されている国連気候変動会議で、気候変動によって生活様式が脅かされている、との問題提起を行う。

 今年、あるアラスカの島では初めてハチドリが観測され、またノルウェーではこれまで見られなかった昆虫媒介性の寄生虫によって、70頭のトナカイが死亡したことが確認されている。

 ロシア、スカンディナビア、グリーンランド、カナダ、アラスカの先住民グループは、国連気候変動会議への意見書草案で、「気候変動はわれわれの生活様式を脅かしている」と述べている。

 地球温暖化で氷が溶け出すことによって、狩猟で生計を立てている人々は大きな影響を受け、伝統的な生活を続けることが困難となる。

 先住民グループは6日に意見書を提出し、国連気候変動会議で北極地域を気候変動で特に影響を受けやすい区域に加えるよう求める方針。

(ロイター) - 12月3日15時14分更新

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