【ハバロフスク2日共同】中国東北部の松花江を汚染した有毒物質が、市内を流れる下流のアムール川に近く到達するとされるロシア極東のハバロフスク市では、断水に備えて、水洗いの不要な使い捨てのプラスチック製食器に人気が集まっている。
普段はピクニックなどに使われる薄いプラスチックの皿などを扱う市内の店は客でごった返している。店長はロシア国営テレビに対し「商品の値段に関係なく、普段の15倍は売れている」と話した。
ある女性客は「子供の健康が心配ですから」と説明。使い捨て食器なら汚染された水で洗わなくて済む上、家庭でためた水の節約にもなることが人気の理由のようだ。
このほか、汚染物質がアムール川に達しないうちに水道水をためておくためのバケツや洗面器なども、売れ行きを大きく伸ばしている。
(共同通信) - 12月2日10時30分更新
普段はピクニックなどに使われる薄いプラスチックの皿などを扱う市内の店は客でごった返している。店長はロシア国営テレビに対し「商品の値段に関係なく、普段の15倍は売れている」と話した。
ある女性客は「子供の健康が心配ですから」と説明。使い捨て食器なら汚染された水で洗わなくて済む上、家庭でためた水の節約にもなることが人気の理由のようだ。
このほか、汚染物質がアムール川に達しないうちに水道水をためておくためのバケツや洗面器なども、売れ行きを大きく伸ばしている。
(共同通信) - 12月2日10時30分更新