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汚染水6日にも露側へ、中国「賠償の用意」

2005年11月30日 | 中国とその周辺
 【モスクワ=古本朗】ロシアのルステム・ハミトフ連邦水資源庁長官が29日、ラジオ番組で明らかにしたところによると、中国東北部の工場事故による河川汚染問題を巡り、同長官は中国政府から、露アムール川に汚染が及びつつある点を謝罪するとともに、露側への損害賠償の用意を表明する書簡を受け取った。

 これに関し、ロシア非常事態省は29日、汚染された水が12月6~7日にもロシア極東部のアムール川へ流れ込む、との予測を明らかにした。インターファクス通信が伝えた。

 同月10~12日には、人口約60万の都市ハバロフスクの取水場へさしかかる。

 インターファクスが中国情報として伝えたところによると、汚染された流域は全長約100キロにも及び、移動速度は時速2キロまで落ちたという。

(読売新聞) - 11月30日1時46分更新

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