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「公民権運動の母」追悼、すべてはバスから始まった

2005年12月03日 | 北米
 【ワシントン=貞広貴志】米国の「公民権運動の母」、故ローザ・パークスさんがバスの座席を白人に譲るのを拒否し、大きな黒人解放運動に結実した事件からちょうど50年となる1日、故郷のアラバマ州モントゴメリーなど全米各地で記念行事が開かれた。

 ブッシュ大統領は、今年10月に92歳で死去したパークスさんの彫像を連邦議会議事堂に設置する法律に署名し、「(パークスさんは)屈服を拒否することで、米国を平等と公平という建国時の約束に立ち返らせた」と故人の業績をたたえた。

 モントゴメリーでは同日、すべてのバスが1座席をパークスさんのため空席にし、ニューヨークではバスが終日ヘッドライトを点灯。デトロイトでは、連邦政府の庁舎を「パークス」と命名する式典が行われた。

(読売新聞) - 12月2日23時38分更新

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