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フジモリ氏引き渡し審理、新法適用なら来年前半に終了

2005年12月01日 | 南米
 【リオデジャネイロ=中島慎一郎】ペルーのマルドナド特別検察官は29日、リマ市内で記者会見し、フジモリ元大統領の引き渡しに関する審理について、チリで今年施行された新刑事訴訟法が適用されれば、来年4ー5月までに終結するとの見通しを示した。

 チリの旧刑訴法では、裁判官が検事を兼ね、審理に長い時間がかかった。このため昨年、検事の設置や手続きの簡素化を盛り込んだ新刑訴法が成立し、今年6月までに施行された。

 新法施行前に起きた事件については原則的に旧法が適用されるが、どちらの法律を適用するかの最終判断は最高裁判事に委ねられているという。

 マルドナド氏は、旧法が適用された場合、審理は「半年から1年かかる」と述べた。

(読売新聞) - 11月30日20時52分更新

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