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20代のころの『男の魅力』をもう一度呼び覚まそう

1997年に心筋梗塞を患い、2006年までEDだった私。
2007年にある漢方に出会い、37歳差の彼女をゲット。

オーストリアGP-予選

2016-07-03 08:49:53 | F1レース
2日(土)、2016年FIA F1世界選手権第9戦オーストリアGP

予選が行われ、メルセデスのハミルトンがポールポジショ

ンを獲得した。



予選直前の土曜フリー走行では、初日に実施された2回の

フリー走行でトップを維持し続けたメルセデスのロズベルグ

がサスペンションの故障に見舞われてクラッシュを喫する

事故があり、セッションは赤旗中断を余儀なくされた。フロ

ント部分に大きなダメージを負ったロズベルグはギアボック

ス交換を強いられ、5グリッド降格処分を受ける。また金曜

日にグラベルにはまったフェラーリのベッテルも同様に、6

戦分を使用していないギアボックスを新品と交換しており、

5グリッド降格のペナルティが科せられている。

上位勢2台のグリッドダウンが決まった状態でスタートした

予選は太陽の日差しが強く、気温27℃、路面温度は52℃

に達し、湿度49%のドライコンディション。

ピットレーンの信号が青に変わり、Q1が始まるとルノーの

パーマーが先陣を切ってコースに入り、以降、続々とドライ

バーたちがガレージを離れていった。上位勢ではハミルト

ンが早々に動き出す。フェラーリやレッドブル、ウィリアムズ

マクラーレンはQ1序盤の様子をガレージで見守った。

アタックラップを開始したハミルトンは1分07秒014を刻んで

トップに立つと、さらにペースを上げて1分6秒台に乗せる。

出だしのタイミングを遅らせたフェラーリも好パフォーマン

スを発揮し、ベッテルとライコネンが2番手と3番手に並ん

だ。

マシン修復を急ぐメルセデスクルーが作業を終えてロズベ

ルグをガレージから送り出したのはQ1が始まって8分が経

った頃。アウトラップを終えたロズベルグはすぐさまリズム

をつかみ、1分06秒690の最速ラップを走って見せた。次の

クイックラップでは0.1秒ほど速くまとめて1分6秒516をたた

き出している。

残り時間が5分を切り、下位グループを中心に最後のアタ

ックが始まろうとしたタイミングでトロ・ロッソのクビアトがク

ラッシュを喫し、セッションは1分44秒を残して赤旗中断さ

れた。クビアトはターン8のグラベルまで吹き飛ばされ、最

後は再びウォールに激突して停車している。クビアトはこ

の時点で20番手のタイムしか残しておらず、Q1敗退が決

した。

さらに、フォース・インディアのペレスも走行中に縁石にぶ

つかってサスペンションにダメ―jジを負い、時間内の修

復は不可能と見たチームはそれ以上の走行を断念。ペ

レスは13番手タイムを残してQ2脱出を果たしたが、最終

的な予選結果は16番手となった。

16分間の赤旗中断を経てQ1が再開され、タイムシート中

位以下のドライバーが相次いでコースに向かうも、トロ・

ロッソのサインツが白煙を上げてストップ・・・。クビアトに

続き、トロ・ロッソにまたしても悪いニュースが届けられた。

Q1では17番手にとどまったルノーのマグヌッセン以下、

相棒のパーマー、ハリアント(マノー)、クビアト、ザウバー

のエリクソンとナッサーが姿を消している。

15分間で争われるQ2ではフェラーリ勢がスーパーソフト

タイヤを投入。Q1を突破しながらもトラブルでQ2に参加

できなかったサインツとペレスを除く14台が順次、アタッ

クラップに挑んだ。ユーズドのウルトラソフトでコースに向

かったハースF1のグロージャンはターン6でグラベルに

乗り上げてしまい、いったんピットに引き上げた。

ハミルトンが1分06秒228を刻んでトップに立ち、ロズベル

グが0.175秒差で2番手に続く中、スーパーソフトを履くベ

ッテルが3番手に食い込む。さらに、一度、ウルトラソフト

タイヤでアタックラップを走ったレッドブル勢もレース戦略

の幅を広げるべくスーパーソフトに履き替えてコースに出

た。結果、リカルドとフェルスタッペンがともに自己ベスト

を更新している。

フェラーリとレッドブルの動きを見たメルセデスもスーパ

ーソフトに交換したが、コースに戻った頃には雨が降り出

してしまい、アタックのチャンスを得られぬままピットに帰

還。結局、コンディション悪化に伴って全車が走行を取り

やめたため、Q2は数分を残した状態で順位が決している。

予選トップ10入りを果たしたのはハミルトン、ロズベルグ、

ベッテル、リカルド、フェルスタッペン、ボッタス(ウィリアム

ズ)、ライコネン、マッサ(ウィリアムズ)、ヒュルケンベルグ

(フォース・インディア)、そしてマクラーレンのバトンだ。

雨に翻弄されたQ2ではグティエレス(ハースF1)が11番手

以下、ウェーレイン(マノー)、グロージャン、アロンソ(マク

ラーレン)、サインツ、ペレスがノックアウトされた。

ポールポジションが決するQ3はウェット宣言の下に開始さ

れ、10台すべてがインターミディエイトタイヤを履いてコース

に入る。ただ、再び太陽が顔を出したこともあり、路面コン

ディションの改善が早く、それに伴ってタイムシートのオーダ

ーも次々に入れ替わる状態が続いた。

あっという間に乾きゆく路面を判断し、真っ先にドライタイヤ

に切り替えたのはフォース・インディア。ヒュルケンベルグが

ウルトラソフトタイヤに交換してコースに出ると、ライバル勢

も追随する。

いち早く動いたヒュルケンベルグがそのアドバンテージを生

かして最速タイムを塗り替えていくが、速さでは優位なメル

セデス勢が一瞬にして上回る展開に。各車が懸命にマシン

をプッシュして自己ベストを更新していき、ラストアタックの

瞬間を迎えた。

最終的にタイムシート最上位に名前を刻んだのはハミルト

ン。ポールタイムは1分07秒922だった。2番手にロズベルグ

が入り、ヒュルケンベルグが3番手に食い込んでいる。予選

4番手以下のオーダーはベッテル、バトン、ライコネン、リカ

ルド、ボッタス、フェルスタッペン、マッサとなった。

ロズベルグとベッテルがグリッド降格処分を受けるため、ポ

ールシッターのハミルトンの隣、フロントローにはヒュルケン

ベルグが並び、2列目にはバトンとライコネンが着く予定だ。

”最高”の予選セッションで3番グリッドを手に入れたバトン、

「こういうコンディション大好き! 毎回こうしてくれないかな

?」とジョークを言うほど上機嫌。

トップ10どころかトップ3のボディウムを期待したいですね!