「 希望 」

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人間の心の進化はおそい?!(ナチスのオーストリア併合から75年)

2013-03-28 17:00:10 | Weblog


とある新聞社の記事に、以下の記事が掲載された。

ナチス・ドイツによる併合(オーストリア)から75年。

オーストリアの世論調査で

4割以上がナチス時代を肯定的に評価していた。

6割以上が強い指導者を求めている。

外国人排斥の運動も根強い。


ユダヤ人の大量虐殺というような時代を経ていながら、

今日において、このような結果が出るということはとても驚きである。

人間はある意味弱い面を持っているように思われる。

私たちも、そういう弱い面を持っているのではないだろうか?


最近、近所のコブシの花が蕾を開かせてきた。

誰に見せようとするところもない。

しかし時は正確に実を実らせ花を開く。

そしていつかはこのこぶしの木も宇宙の中に帰っていくのであろう。

こぶしの花と人間とどちらが賢いのであろうか?



本当の学力は、どこから生まれるか?(ノーベル賞の比較より)

2013-03-16 08:12:03 | Weblog
まずは以下のデータを見てから考えてみたいと思います。

ノーベル賞の授賞者数を対人口比率で比較してみます。

2010年度の統計において。
日本の人口は126536000人。
デンマークでは5550000人であります。

次にノーベル賞の授賞者数を物理学賞から平和賞まですべての項目において
調べてみたいと思います。

1901年から2008年までの107年間の総合計です。
日本では合計15人であります。
デンマークでは合計13人であります。

以上の基礎データから計算をしてみますと、

日本のノーベル賞の授賞率はデンマークの20分の1です。


以上の結果に私なりに考察を加えてみたいと思います。


デンマークには学習塾や予備校は1つもないと聞きます。

そのような国においてこのような結果が出てくるということは、
何か決定的に重大な中身を有しているように思います。

日本ではゆとり教育や詰め込み教育がどうのと長年揺れてきました。

どうも本質が全く違うのではないかと私は想像しております。

その本質はどこからくるかといいますと、

その国の幸福度、すなわち「福祉の高さ」から来るのではないかと思われます。

教育の問題が起きるということは幸福度が低いからだと思われます。

いくら経済が発展し、科学技術が発展し、精神的に高いものを有していても、

その国に住む国民において、幸福を感じる人がとても少ないのであれば、

以上のようなものはやはり2次的なものと言わざるをえないと私は思います。

やはりまず、生まれてから死ぬまで、安心して暮らせる社会制度

(幸福=福祉最優先の制度)があり、

家族があり子供たちがいて本当の学力が伸びていくものと想像されます。

貧しい者も、富める者も、すべての人が安心して勉学にいそしめる”環境”

があってこそでしょう。


     先を争わず     老子の言葉より



春の訪れーその3(ザゼンソウ)

2013-03-13 10:21:16 | Weblog
散歩の途中で見つけました。

水がチョロチョロ湧き出るような土手に咲いていました。

他にも数個見つけました。

今の世の中に一切関係せず、ひっそりと、またたくましく咲く姿に感動です!!!

やや写りが悪いのはお許しください。

自然に励まされる今日この頃です。



立木の芽に教えられた、生き続けようとする姿。

2013-03-03 09:34:01 | Weblog

いつもの散歩の途中、ふと目にはいった。

切断された、コブシの木の枝についた、木の芽がしっかり生きようとしていた。

私は、感動した。

誰に励まされるのでもなく、誰に見届けられるのでもなく、最後まで、しっかり生きようとする姿。

自然の流れるままに、

しっかり、生きてゆこうとしていた。