ふきの指定席

のほほんと 生きて 来たりて 過ぎて行く
そんな人生です maybe… 

彼岸花

2015-09-17 14:55:12 | のほほんの記
彼岸花は赤だけのイメージしかありませんでした
白も 黄色もあるんですね
多くのブロガーさんが 彼岸花をブログに載せていらっしゃいます

私は半世紀近く もっとかな 
彼岸花のあの赤の色
死のイメージなのです
小さい頃 道端で彼岸花に遭遇すると 怖くてしかたがありませんでした
それからの 長い人生 無意識に避けて通る花でした

私が小さい頃 
夏の喧騒が遠くになった今の時期 人っ子一人いない浜の物置小屋で
村の青年が自死しました 
青年はまだ20代であったと記憶しています
結婚をしており 子供もいました
この青年が 彼岸花を胸に抱いて亡くなっていたのです
青年を見つけたのは私の父でした
青年の顔は今でもはっきりと記憶しています
子供心にショックな出来事だったのでしょう
時々 彼岸花を胸に旅立った青年のことを 思い出します
あの当時 彼岸花に 白や黄色があったのかな・・・
赤ではなく 柔らかい色の彼岸花を目にしていれば
青年の運命は違ったのかな・・・
彼岸花が咲く今頃の季節に 彼岸花の赤に 過去の痛みを思います


せまいニャァ~  読んで頂きありがとうございます
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6 コメント

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辛い思い出の花 (chidori)
2015-09-17 15:29:56
多感な少女時代・・それは生涯忘れられませんね。
鹿児島に来て驚いたのは、黄色・白・ピンクもあります。特に肉厚の黄色はボリュウムがあります。やはり、赤い花が稲穂の畔に咲いているのが懐かしい風景です。秋の風物詩ですね。
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こんにちは。 (Mona)
2015-09-17 15:39:29
それはそれは。見るたびに痛ましい事でしょうね…読みながらドキドキしました。その青年の背負っていた何かも、美しく鮮やかな彼岸花とともに。。ここ何年か、白や黄色の彼岸花はそこら辺に沢山みかけます。年々広がって来てるようです。
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悲しい花の思い出ですね ()
2015-09-17 16:16:40
私が幼い頃は、彼岸花には毒が有るから摘んでは駄目と言い聞かせられていました。あの赤さが何故だか不吉に思えてなりませんでした。
大人になり、白やクリーム色等の花も見るうちにあまり不吉さを感じなくなりました。「曼珠沙華」と書くとより仏教の要素を感じます。
蕗さんにとっては強烈な思い出でしたね。
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chidoriさん (ふき)
2015-09-17 16:54:52
ピンクもありますか
もう今ではさすがに怖い思いはないですが
でも切なさを感じる花ではあります
農道にこれでもかと 咲き誇っていました
小さい頃は嫌だった
ランドセルをガタガタいわせながら
彼岸花の前を駆け抜けて
学校に通ったものでした
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Monaさん (ふき)
2015-09-17 17:05:02
実はMonaさんのブログにおじゃましていて
黄色の彼岸花を知った次第
コメントを書いていて 消えてしまった
関係の無い時 Enterを押してしまい
コメントが時空に飛んでしまいます
どこに行くんだろう 見つけられない
こんなこと よくあります
二度書きができない・・・

彼岸花は 悲しくて ちょっぴり怖い記憶の花
でも
黄色だったら どうだったろうと
ふと 思ってしまいました
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玲さん (ふき)
2015-09-17 17:25:03
毒もあると 私も教えられていました その事もあり 怖い花との想いが強かった
実家は3ヶ所トイレがあり
家の者は外のトイレを使用しなければいけませんでした
どくだみもそうでしたが 
トイレのそばに 彼岸花も咲いていました
用を足す度に
青年の顔が正面に現れます
しばらくは 地獄の日々でした
母がつきそってくれましたが
私がトイレに入ってしまえば 台所仕事に戻ってしまいました 
途中で抜け出せないし
しないわけにもいかないし
彼岸花は 私にとっては
臭い花でもあります




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