浅野文直の言いたい放題!-ブログ版-

宮前区選出の川崎市議会議員、浅野文直が市政・国政・時事などを中心に痛烈に斬る!浅野文直のべクトルとは?平成政治侍!

海に吸い込まれる露天風呂。生活保護に食い潰される財政事情!

2006年07月18日 23時53分06秒 | Weblog
 昨日は近所でお世話になっている方々(30名で)の日帰り旅行に参加。帰りが事故と自然渋滞で夜12時をまわってしまう。(日帰り旅行にならんか?)

 江ノ島を回った後、伊豆伊東の赤沢温泉へ。
 赤沢日帰り温泉館を使う。
 ↑の写真の通り、露天風呂がすばらしい。海と一体と化したかのような錯覚に。(旅行の途中立ち寄って見ては?お薦めです)

 皆さん、本日考えたいのはコレ↓。
 生活保護申請断り、障害者孤独死!

 まず、北九州市というのがミソね。地場産業の傾斜により生活保護が急増し、さらに893による不正受給が問題になった北九州市は、当時の厚生省から課長職を招聘して、政令市で一番厳格な生活保護行政を展開。

 お陰で、扶助費を半額まで押さえ込む事に成功。

 私も議員になりたての頃に担当課長に見習うよう奨励してました。何しろ川崎市の生活保護は1万人を超え費用は400億円にものぼるから。

 同時に国民健康保険滞納者や保育料未納者(ここらは皆、所得割りですから当然)に対する対応も厳しいものを要求してきました。

 その頃も、北九州市の保護行政は「やりすぎ」との声もあったのだが、今回はどうだろう?皆さんも、記事を読んでから考えて見てください。

 ・56歳で障害をもって一人暮らし。
 ・申請者は衰弱しているようだった。
 ・水道も止められる。(ライフラインで最後にくるとこ)
 ・少なくても、長男・次男の息子がいる。(少なくとも次男は同市内に在住)
 ・死後、数ヶ月後に発見されている。(約4ヵ月後)

 どう思いますか?

(水)
 脱水症状にも拘らず、給水しない市が問題か?
 わずか数千円の料金を立て替えてあげない親族に問題か?

(発見)
 死後数ヵ月後の発見に、なぜなったのか?ケースワーカー?近親者?近所の人?

(生活保護)
 保護申請の断りは問題だったのか?
 
 他にも色々考えねばならんし、「死」という結果が出てしまった以上、北九州市の責任も問われざる負えません。しかし、誰も近親者で面倒見る人がいない方を最終的に助けるという要綱から考えると市が申請を断ったのは必ずしも間違いとは言えません。

 それよりも、何故、近所の息子は勤め先のコンビニから、余った弁当なり何なりを届けることすら辞めたんだろう。
 もし、保護受給させる為だったとしたも、死亡発見は出来たろうに。

 何故、長男は賃料は払えても声掛けが出来ないのだろう。

 何故、何故、何故、・・・と止め処なく頭を巡る。

 行政の責任と一言で片付けるのは簡単だが、明らかに違う側面にも大きな問題があると思う。最近嫌いな中国だが、この息子たちには「論語」でも読み返してほしい。

 
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