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口蹄疫は今月末、九州の他県の飛び火する。

2010-05-17 | 日記
緑の日記 ライカ Leica M9 X1 M8.2 D-LUX4 V-Lux20 写真ブログ より転載

緊急情報

http://www.nikaidou.com/ より―以下転載―

消毒剤が圧倒的に足りません。

消毒剤の事は昨日書きましたが、人手も圧倒的に足りません。

政府は“現場スタッフを国としても確保している”と発表してますが、

一昨日までの現場スタッフ350人のほとんどは県のスタッフ。

九州農政局から3人の獣医師と20人のスタッフ、追加で30人の自衛隊。

農政局の獣医師はペーパー獣医師で現場しゃまともに牛に触ることも出来ない、

追加で来た自衛隊は4日出たら2日休み実質2/3の労力。

昨日から宮崎による確保と九州各県の応援により倍の700人体勢に。

それでも殺処分対称の1割しか処分出来てません。

県も、保健所も、獣医師も、JAも、市町村も、休みなしで必死になって頑張ってます。

保健所の友人はGWどころか、発生からずっと休み無し、6~21時の重労働。

爪は割れ、消毒剤で手の皮膚が爛れ…、それでも必死になって戦ってます。

旦那さんも新婚、子供が産まれて初めてのGWも休み無しで頑張ってくれてます。

ホントに感謝しています。

それでも全然処分が追い付かないんです。

今、処分対称の10万頭のうち、20日間で処分が終わったのは1万頭にも届きません。

今1日の処分頭数が千頭。毎日発症する頭数の方が圧倒的に多いんです。

感染した牛は毎日10億個、豚は5兆個のウイルスを撒き散らします。

感染拡大が止まりません。

4月末に発症した友人の農場では、

今のペースでは5月内に処分出来るかどうかと言った所です。

全て殺されてしまう。

それでも弱れば排出するウイルスが増える。

だから、殺されるのがわかってても、毎日餌をやり、ビタミンをやり、

あらゆる手を尽くして少しでも牛を健康に保とうとしてます。

でも、農場全ての牛に広がり、弱い子牛から次々に弱り、死んでいきます。

死んでも処理業者も出入りできないため、死体の上に大量の石灰を乗せても、

腐敗し異臭を放ち始め、それでも親牛は自分の子を一生懸命舐め、

石灰を落とそうとします。

消毒剤の不足から、

本来は牛に使わないような強い薬を大量に毎日浴びせられ、

牛は毛が抜けぼろぼろになっていきます。

そんな中で、自分の家族同然の牛を殺す事も出来ず、

飼い続けなければならないんです。

また、保健所や獣医師が殺処分現場に集中せざるを得ず、

発症が疑われる農場の検査も出来ず、テレビや報道では50件80000頭となっていますが、

俺が把握してるだけで発症の疑いがあり検査待ちの所があと40農場あります。

とにかく人手が足りないんです。

もう殺処分が追い付かないんです。

首相が激甚災害に認定し、自衛隊を出さない限り、拡大は収まりません。

「その必要があるかどうかを関係閣僚と話し合い、必要とあれば検討する」

とか言ってる場合じゃないんです!!

ワクチンと言う手も有りますが、現行の法律では使えず、

しかも大臣は「参院選後の国会で立案立法を…」 とか言ってますが、

その頃には国内の牛・豚・山羊・羊・鹿・猪…等の偶蹄類はいなくなってるでしょう。

皆さんにお願いです。

とにかく、今、宮崎で大変な事が起こってると言うことを、多くの人に伝えて下さい。

もう世論で政府を動かすしか方法がないんです。

資材機材も、人手も、予算も…

もう国に頼るしかないんです。

よろしくお願いします。

―転載終わり―
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