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2010-02-27 | 日記
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現党 選挙対策委員長 佐藤なおふみ



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2/26 『奇跡のリンゴ』
奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録
(2008/07)
石川 拓治NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」制作班

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昨年の今頃でしょうか。ある方から『奇跡のリンゴ』という本を頂きました。さっそく読ませて頂き、色々なことを学ばせて頂きました。青森の弘前でリンゴ園を経営している木村さんという方が、9年越しの努力の末に、無農薬のリンゴを作ることに成功したという話です。

この本を読んで初めて知ったのですが、そもそもリンゴ畑は、農薬を使わなければ、壊滅してしまうんですね。つまり、今、私たちがおいしく頂いているリンゴは、農薬を使用することを前提に品種改良されて、世に出ているものであるということです。但し、リンゴ自体に農薬が含まれているわけではありません。あくまでも、収穫までの過程に農薬を使って、害虫を駆除したり、病害を予防したりするということです。

この木村さん、リンゴ畑を無農薬にしてから、農薬の代わりに例えば、黒砂糖、胡椒、ニンニク、唐辛子、醤油、味噌、塩、牛乳、日本酒、焼酎、小麦粉、酢など、思いつくものすべて、手当たり次第試したそうです。しかし、無農薬にして4年が過ぎ、荒れ果てたリンゴ畑で、花は全く咲く気配を見せず、それどころか800本の木が飢えて死にかけていたとのことです。そして、家の蓄えは底を突き、妻と妻の両親、三人の娘と合わせて、一家七人が貧乏のどん底に落ちてしまいました。

「自分がもしここで諦めてしまうならば、もう誰もそれをやろうとはしないだろう。自分が諦めるということは、人類が諦めるということなのだ」。木村さんは、いつしか、その夢を実現するためだけに生きていたのです。

6年目の夏を向かえ、「もう自分にはできることは何もない。自分が死ねば、この全てを終わらせることができる」、そう思って、岩木山の誰にも見つからないところで、死のうと決心しました。皮肉なもので、全てを捨てようと思ったときから、月や街の灯り、夏の夜空、暗い山道、足元で鳴く虫の音も、何もかもが美しく思えたそうです。

そして、二時間ほど登ったところで、適当な木を見つけて、持ってきたロープを木の枝に投げました。すると、そのロープの端が指をスルリと抜けて、勢いあまって、在らぬ方向へと飛んで行ってしまいました。そのロープを拾いに山の斜面を降りかけていた時に、木村さんは異様な光景を目にするわけです。

月あかりに照らされたリンゴの木でした。「山奥のこんな場所に、なぜリンゴの木があるのだろう」。条件反射のように、誰が農薬をまいているのだろうかと思ったそうです。その時でした。木村さんは、脳天を稲妻に貫かれたような感覚に襲われました。「そんなはずはない」。ロープのことなど忘れて、走ったそうです。

そうです。こんな山奥にリンゴの木があるわけがありませんでした。それでも、心臓の高鳴りは止まりませんでした。それはドングリの木であったそうです。しかし、なぜ、農薬を使っていないのに、この木はこんなに葉を付けているのだろうか。

6年の間、探し続けた答えが目の前にありました。畑のリンゴの木も、このドングリの木も同じ岩木山の空気を吸って、同じ太陽の光を浴びている。条件は殆ど変わらない。ただ、決定的な違いが一つあった。それは、雑草が生え放題で、地面は足が沈むくらいフカフカでした。土がまったく別物だったのです。土はいくらでも素手で掘ることができるくらい柔らかいものであったそうです。

「これだ!この土を作ればいい!!」、直感というより何者かが自分の頭の中でそう囁いているような気がしたそうです。森の土壌の豊かさに気がつき、雑草を生やすようになってから、リンゴの木はゆっくりと健康を回復しつつありました。

それからさらに二年の月日が流れ、残った400本のリンゴの木のうち、1本が七個の花を咲かせました。そして、その七個の華のうち、二つが実をつけました。そのリンゴは神棚に上げて、それから家族みんなで食べたそうですが、驚くほど美味しかったとのことです。

さて、この書籍の結論部分です。木村さんは無農薬リンゴを作る過程で、一つの悟りを得たわけです。自分は今まで、リンゴの木の見える部分だけ、つまり地上のことだけ考えていた。自分は農薬の変わりに虫や病気を殺してくれる物質を探していただけであった。農薬を使わなくても、農薬を使っていたのと同じであった。リンゴの木があれだけ害虫と病害に苦しめられていたのは、自然の強さを失っていたからだ。自分のなすべきことは、その自然を取り戻してやることだ。この土を畑に再現すれば、リンゴの木は必ず根を伸ばすはずだ・・・と。

そして、もう一段深い悟りを得るのでした。リンゴの木は、リンゴの木だけで生きているわけではない。周りの自然の中で、生かされている生き物なわけだ。そして、人間も同じである。人間はそのことを忘れて、自分ひとりで生きていると思っている。そして、いつの間にか、自分が栽培している作物も、そういうものだと思い込むようになった。農薬をまくということは、リンゴの木を周りの自然から切り離して育てるということである。これが木村さんが、今回無農薬リンゴを作ろうとして得た悟りでした。

『奇跡のりんご』という本を紹介いたしました。
戦後の日本の農業は、悲しいことに衰退の一途を辿っています。その理由は、この『奇跡のリンゴ』の木村さんのように、農業に命をかける農家が少なくなってしまったからではないでしょうか。そして、日本の農政がそうさせてしまったからであると思います。

私は、「味のいい農作物をたくさん作り、たくさん販売した農家が豊かになっていく」、そんな農業を日本に根付かせたいと思います。そのために、日本の農業を縛る様々な規制を緩和・撤廃し、日本の農業に自由の息吹を吹き込んでまいりたいと思います。絶対に日本の農業を成長産業、基幹産業に育てていくぞ~!!

佐藤 なおふみ


がんばってください!!

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