今の職場で働き始めてからよく言われる表現で
「あるくくまもんは、大きな失敗をやらかさないわよねー」
そう。
あるくくまもんは、大きな失敗は絶対にしない。
そのかわりに
大きな成功も全然してない(えっへん)
理由は簡単だ。
あるセリフを言われたくないからだ。
「気持ち悪い不倫」と言われている某芸人に対して、芸人仲間から擁護の声が全くあがらないことが指摘されている。
「あいつは、昔からああだったから」
「結婚したら収まると思っていたけど、やっぱり変わらなかったか」
「いつかやるとは思ってたけど」
成績優秀で、いわゆる「真面目」な高校生が、今までに積もり積もった恨みを晴らすために、両親を殺害する事件が起こると、こんな言葉が出てくる。
「あんなことする子じゃなかったのに」
「普段はとてもおとなしくていい子なんですよ」
「どうして、よりにもよってあの子が、こんなことを・・・」
真実に基づいた意見の時もあれば
周囲の勝手なイメージに基づいた意見もあるけど。
「あいつは、いつか悪いことをすると思ってた」
「あの子は、そんな悪いことをする子じゃない」
このセリフはあちこちで聞かれる。
あるくくまもんは、どっちだろうか。
結論から言うと、前者である。
あるくくまもんが、何か事件を起こした時
「あの人は、真面目でしっかりした人で、悪いことや変なことなんて絶対しない真面目な人なんですよ。どうして、こんなことをしてしまったの・・」
とは、誰も言ってくれない。
「あるくくまもんは、変な奴だし、普段から意味不明なことしてたから、まぁたいして驚かないですね。あえて言うなら、このタイミングでやったのか、ってところに驚いたくらいですかね。はははは」
と、みんなが言うはずだ。
このセリフ
「あいつは、いつか悪いことをすると思ってた」
「あいつは、いつかやらかすと思ってた」
これを言われたくない。
理由はない。
ただ、このセリフは言われたくない。
そういう気持ちがある。
だから、あるくくまもんは、大失敗しない道を歩いている。
え?
少しくらい、成功もしてみろって?
うーん。
どうしようかなぁ・・・。