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arudyaのブログ

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海のゴミは陸から沢山やってくる

2017-04-24 12:56:21 | 海のこと
毎月いつものようにお邪魔している「海さくら」さんの特別企画である山中湖ツアー(相模湾の源流を探る)に土曜日行ってきました。
相模湾の源流は富士山の麓にある山中湖だそうで、そこからほんの小さな取水口を経て桂川、相模川と繋がるそうです。
山中湖に注ぐ川は一本もなく、全てが富士山の伏流水。即ち、富士五湖一帯の富士山の湧き水が相模湾の母なわけですね。
その相模湾が汚れている。それも江の島付近のゴミの7割が川から流れてくるとか。海岸清掃だけやっていても(やらなくて良いというわけではない)海は綺麗になりません。
山から海まで一気通貫で、綺麗にするようにしないといけません。
これは江の島や相模湾だけの話ではなく、僕の大好きな長野県(海はない!)や千曲川(信濃川)の注ぐ日本海、太平洋や世界中の海での話です。
海洋投棄されるゴミはほんの一部分なんだよ(それでも多いけど)。

いつも思ってるんだけど、
水洗トイレのように水をジャーと流してしまえば、誰かが綺麗にして放水してくれる…なんてことを漠然と思っていませんか? その辺の道端や川にあとはよろしくと期待していませんか?
誰かが捨てた飴ちゃんの包みとかコンビニのポリ袋が大洋に至るまでに、細かく粉砕されて、数mm以下のマイクロプラスチックになり、何百万tが海を漂い、環境ホルモンや有害物質を吸着し、食物連鎖の中に入り込み、地球の生態系を確実に変えていく…。これはマジな話ですぜ、それもそんなに遠い未来ではない。2050年には魚の量より海洋ゴミの量が多くなるという研究結果も出ているようです。

みんなが山や街でのポイ捨てをしなくなれば、確実に海は綺麗になります。
「毎月街角清掃してね」とか言いませんが、これだけは言わせてください。まずはできることから。「ポイ捨てだけはやめてよね」




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