フライフィッシングの話

川、湖、管理釣場などの国内釣行記、海外釣行記、タックル、フライなど、フライフィッシングにまつわる話と美しい写真。

露天風呂と桟橋の釣り@芦ノ湖 その1

2024-03-12 15:30:00 | 湖(レイク)
今回の芦ノ湖は、一泊二日の温泉旅行。と言っても、昨年同様「ザ・プリンス箱根芦ノ湖」に宿泊して、ホテルの桟橋(※注1)でプライベート感覚の釣りを数時間楽しもうという魂胆である。

東名御殿場インターを出て、まずは昼食を食べるため御殿場市内へ向かう。夕食がバイキングなので、軽いものが良いだろうと、JAふじ伊豆の直営そば店に決めた。ちなみに、御殿場の蕎麦は「みくりやそば」と言って、つなぎに山芋か自然薯を使うのが特徴らしい。今回は天ざるを食べてみたが、蕎麦の風味が豊かで、天ぷらも美味しく揚がっていて、かなり満足のいく一品であった。

今回の宿泊先一帯は「蛸川温泉」と呼ばれていて、名前の由来は知らないが、箱根十七湯の中では最も新しい温泉である。温泉地としては平成5年から、昭和62年に駒ケ岳ロープウェーの北側から噴出したのが始まりで、現在2つの源泉から毎分約128Lの天然温泉が湧出しているという。到着後、ホテルにチェックインして、いつもなら真っ先に湯に浸かるところを、ロッド片手にホテルの庭を通って桟橋へ向かう。途中、ホテルのスタッフから「頑張ってください!」と笑顔で声を掛けられた。こういったホスピタリティもこのホテルの魅力である。

桟橋まで来てみると、今日はやや南西の風が強く、湖面は波立ち、暖かくて良さそうな雰囲気である。ところが、今回スイッチロッドを持ってきたのだが、ロッドの選択を完全に誤ってしまった。というのも、桟橋は転落防止のため手すりとロープがあって、尚且つ水面から高さがあるため、水面を使ったアンダーハンドには不向きだったのだ。しかも、今日に限って、代わりのロッドは持っておらず、おまけにランディングネットまで忘れる始末。仕方なく、長いロッドを片手で持ちオーバーヘッドでやってみたのだが、これが意外と投げられるものである。

開始してから数投目、ラインヘッドの色が変わったところまで手繰り、そこからゆっくりとティップを持ち上げたら、いきなりゴンと当たった。すかさず合わせると、小ぶりながらも力強い引き味で、早々に1尾目が釣れてしまった。

つづく

※注1)桟橋での釣りはホテル宿泊者限定。


JAふじ伊豆直営そば処の天ぷら蕎麦はボリュームがあって美味しい。




プリンスホテル桟橋から湖尻方面を望む。




開始後すぐに釣れたニジマスは体格の良い35センチ。




タックルデータ

ロッド Maxcatch Skytouch switch 11ft. 6wt.
リール Maxcatch Avid Pro 7nine
ライン SA マスタリーアトランティックサーモンショート SWT 6/7 S2/S3、ティムコエアロシューター28lb
リーダー ティムコ アクロンフロロカーボンハイエナジー 9ft. 3X
ティペット クレハ シーガーグランドマックスFX 1号
フライ BH桶ピラ #8 Dオリーブ


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