田中大樹-BLOG-

画家:田中大樹の雑記や展覧会情報などを紹介していきます

せっかくなので何か考えてみる

2007年11月09日 00時55分34秒 | 雑記
大学での仕事に就き
シナリオと言うコトバをよく耳にする
お芝居をしている学生、同僚も多い訳だが
授業でも、ラジオ、テレビ、演劇等
講師の先生方も授業の中でシナリオの
書き方から教え、本番撮影に入る事も少なくない

私はその時、自分ならばどのような
ストーリー&シナリオを書くのか?と自問自答している
自分の考えたものが学生よりも優れているもの
なのか?どうなのか?はわからないが。
あえて学生にはこんなものはどうだろう?とはもちろん
言わないが、自己満足にしている

学生はストーリーの仮原稿を見せて私に
感想を求めてくる
基本それ専門に勉強してきた訳ではないので
一個人しての意見に過ぎないものになると
一言述べ、それでも良いと交されて始めて何かを述べる

それはまず、先生がそこにいる状態であり
私が授業を教えている立場ではなく
私によって左右され、間違った事で伝わらない為に
念を押しているのだ。


だから述べた後には「・・・と私は思ったないしはそう思う」
と言うのである。

先生も大ちゃん(先生はそう呼んで下さっている嬉しい)と
相談したこの班は大丈夫だな?
おもしろいものになるやろうと学生に対してのプレッシャーよりも
私のプレッシャーが大きく、熱も入る
皆頑張れ!と一言応援する。



彼らは班によって構成されているのだが
全体に言える事柄は
漠然と「このようなものが撮りたい!」
それは内面的なものではなくて
ビジュアルに思っているに過ぎないものが多い印象を受けた。

そこまで行く過程が大切なのだろうと思う
だからこそ一つ一つの演出には意味があり
個々部分的にこだわり過ぎると
ただこの絵柄が欲しいだけ?ってことになり
全体が見えないのだ

そうした事を交えながら、私は感想を述べる
彼らもここから、色々なストーリーの展開を膨らませ
おもしろいものに変化を遂げる

一度読んでもらった原稿も
二度目のチェックを先生にしてもらう
おもしろいではないかぁ~後は撮影だなぁ~と
影でそれを聞いている私もちょっと安心する


私がどうこうではなく
私自身は上から目線のつもりはもちろんなく
私がその中で出来る限りの力になりたいと思っている
それは先生を中心に進めている前提で、きっかけみたいな
ものである
私自身知っている事も少なく、学生の子達の方が知っている事
も少なくない。
半分勉強しながら授業をお手伝いさせてもらっています



またその自己満足なストーリーが出来ましたら
日記に書いてみたいと思います。
けれどしょぼいと思われるのでここに書くのも勇気がいるのも
正直なところ。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
コトバの魔力 (TEA)
2007-11-14 01:05:03
コトバには不思議な魔力がありますよね。
コトバ使いによって、人に与える印象が180度
変わったりしますし・・・
時としてコトバは、人を傷つけたり、反対に、ちょっとしたコトバ掛けによって人を勇気付けたり。
ん~コトバは難しいですね。
Unknown (だいき)
2007-11-25 01:28:29
++TEAさん++
いつもありがとう!
コトバとは怖いものです
自分本位に話すと勘違いを招いたりしてしまいます
良いも悪いもどっちにも転ぶけれど
コトバの表面的なものでなく
本質的な中身があってのことなので
意外にうまく自分では伝わらないと思っていても
ちゃんと伝わる時ってありますよね

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