田中大樹-BLOG-

画家:田中大樹の雑記や展覧会情報などを紹介していきます

留まることでありながら進化を問う

2006年06月24日 17時40分52秒 | 自分自身への制作日記

一つの事に留まり世界感を統一していくことは
全体のバランスとして、創っていくことは悪くはない。
今まで私は一つのきっかけを大切にこれだ!と思い突き詰めて
作品を作成してきました。

今回はでも違った。
展覧会を少なからずしてきて学んだ事がある。
小さなサイズの作品、大きな作品とありますが
いつも自分自身と向き合い、キャンバスと向き合い
変化をもたらしてくれるのはいつも大きな作品を描いている時の自分。

今までは展覧会一回に対して、一つ大きなものを描いてきた。
しれも徐々にその最大サイズも大きなものえと。

今回は違うほぼ大きな作品のものばかり。
だからこそ得れるつかめる何かがそこにはあった。
今までは到達点が大きな作品であり、次につながるものだった。

現在は大きなものを描くにあたって、一つ描くたびに何かが生まれている。
私の心のなかも何かを求めている。
外に出歩いていても何かひらめけばメモするようにしている。
この状態が最近続いている。
頭と心の中の表現が如何にキャンバスに叩き込むことは容易ではない。
だから何度も描く。

描き全てのものを並べ全体の流れを自分自身で眺め考える。
今はのりにのっているとでも言えるであろう!
また今さっき描いたものから得る事が出来た。
一枚一枚が私を成長しせてくれるのが身をもって感じ取る事ができる。

全体を見て、進化していきたいから
一つに留まらずに常に進化していきたい。
自分も成長するとともに私が描くものも進化と成長を遂げたい!
進化の流れをもって今回の展覧会は挑みたい!
まだまだ戦います!
自分自身と戦います。