乳牛さんありがとう

がりがりに痩せて骨が浮き出てもなおお乳を出す福島の乳牛をテレビで見ました。

私が見てもつらいその姿、
酪農家は胸が切り裂かれるように、
いえ、私が想像できない、言葉にあらわせない想いを抱えてらっしゃるんだと思います。


乳牛は餌を食べずとも自分の身を削り、お乳を出すそうです。

殺処分が決まっても餌をやり、
乳を出さないと病気になるため、痩せ細った体に搾乳器をつけ乳を搾りるんだそうです。


本当に辛い話です。


搾った牛乳は出荷制限のため廃棄されます。

収入が途絶えた酪農家はそれでも殺処分が決まった牛に餌をやり、乳を搾ります。


私たちの健康を支え、
食欲を満たし、
お菓子やデザートで幸せを与えてくれていた乳牛たち。


それが、私たち人間の便利や快適のために発展してきた電気問題で命を落とさないといけないなんて。



私がまだ子供を持たず、
授乳ということを知らなければ
牛たちのこのニュースを
こんなに痛く感じなかったかもしれません。