一生懸命に手を動かしています。
何をしているのでしょう
(あ、写真がブレていますが・・・)
正解は、
折り紙。
トトロを折っています。
トトロの森を描いた男鹿和雄氏の展覧会に
どれだけ大人が気持ちを高ぶらせているかがわかると思います
すごいんです。絵が。
具象の世界なのに、
光線の輝き、たくましい植物、やさしい空気感
癒されます。暖かい気持ちが沸いてきます。
メイとサツキの声も聞こえてきます。
「思い出ぽろぽろ」では
その背景がはまるで写真を見ているかのように
細かく写実されています。
この時本人は、
「描きこみ込みすぎて、アニメーションの世界とは
別の世界になってしまった」
と、反省していたと言います。
確かに、リアルすぎる描写はアニメとしてみるには違和感が
ありますが、一枚の絵としてみると実に細かく描きこまれていることに
驚かされます。
「平成狸合戦ぽんぽこ」「千と千尋の神隠し」「ハウルの動く城」・・・、
一つ一つ上げて話したらキリがありませんが、
動画にしてしまうと伝わらない、一枚絵だからわかる
静寂のやさしさを教えてくれる展覧会でした。
これから行かれる方は、
「ジブリ音楽」を携帯していくと、超楽しめますよ