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北海道三十三観音霊場巡り29~33番
ありがとうございます。
いよいよ最後の道南の観音霊場を紹介します。
お寺の紹介に「真言」を書かいてますが
真言とは「真実でいつわらない言葉」という意味です。
古代インドのヴェーダの宗教においては
神を祭る祭式をする際に、真言が唱えられました。
経典が中国に伝えられた時に
漢文に翻訳されましたが、真言はそのまま使われ
一字一字の音霊の中に意味を含まれ使われています。
そんな理由でそれぞれの観音様のを唱える時は
その観音様の真言を唱えます。
日高方面の霊場を巡る時に、前日に
えりも町の「田中旅館」に泊まりました。
いつもビジネスホテルの素泊まりで宿泊することが多かったですが
民宿で食事が付きビジネスホテルの金額とも変わらないし
建物の築年数はたってましたが、料理は豪勢ですし
大浴場も温泉でくつろげました。
民宿も中々良いものです。
朝は早速襟裳岬に行き
朝の海を眺めてから
えりも町の「住吉神社」に参拝して
観音巡りスタートです。
日高方面の3つのお寺は、静内の友人も一緒に
初観音巡りに参加しました。
29番 龍徳寺
新ひだか町静内本町4-3-1
電話 0146-42-0503
霊場御尊体
馬頭観世音菩薩
御真言
オン・アミリトウドハンバ・ウン・ハッタ・ソワカ
龍徳寺は友人が以前ペットの葬儀にお世話になり
友人のおじさんが龍徳寺と、ご縁があり世話役をしていて
参拝すると住職さんが、とても親切に案内してくれました。
龍徳寺では「馬頭観世音菩薩」を安置してます。
馬頭観音は無知・煩悩を断ち切り
諸悪を消滅させる観音様ですが
静内は馬の産地でもあるので
馬の守る仏としても祭られています。
人はご縁で繋がり
一つ一つの出逢いが
大切な縁を繋いでいく
ご縁の大切さを感じたお寺でした。
30番 日高寺
日高町富川東2-905-1
電話 01456-2-0179
霊場御尊体
千手観世音菩薩
御真言
オン・バザラ・タラマ・キリク
車のナビがちょっと違う場所を案内して場所がわからず
夕方暗くなるギリギリの参拝でした。
千手観世音菩薩です。
千手観音のメッセージは
「いつも揺ぎ無い自分を作りなさい。
他人の思いより自分がどうなのか?
真の自分の幸せが周りを幸せにする」
31番 円昌寺
新ひだか町三石本桐131
電話 0146-34-2158
霊場御尊体
聖観世音菩薩
御真言
オン・アロリキャ・ソワカ
聖観世音菩薩です。
聖観音のメッセージは
「人を導くことは
自分を導くこと
人に教えることで
自分も教わり成長する」
参拝が終わった後
住職さんがお茶をご馳走してくれ
日高のお寺の歴史など、いろいろ話してくれました。
最後の32番と33番は妻と一緒に
11月16日に観音巡りをしました。
今回は友人や一人でも巡りましたが
最初と最後は妻と巡る、ご縁がありました。
32番 亮昌寺
洞爺湖町清水41
電話 0142-76-2542
霊場御尊体
千手千眼観世音菩薩
御真言
オン・バザラ・タラマ・キリク
千手千眼観世音菩薩です。
千手千眼観音のメッセージは
「千手観音の慈悲により
全ての現われを観音の導きによりと在らしめて
それを心になすことで極楽浄土が現れる」
参拝の後お寺の奥さんよりご接待頂きました。
今年は観音巡りに来る人は団体だけでなく
個人の参拝者も増えてるようで
お寺巡りも「癒し」と「心の平安」を求められてる時代を感じます。
33番 大正寺
室蘭市沢町2-6
電話 0143-22-2092
霊場御尊体
十一面観世音菩薩
御真言
オン・マカキャロニキャ・ソワカ
いよいよ最後の観音霊場です。
参拝して、お経を読むのも考えぶかいものがありました。
十一面観世音菩薩です。
十一面観音のメッセージ
「多くの観音の光を北海道に降り注がれました。
観音に、ご縁のある人を導て行きなさい」
斎藤一人さんが良くお弟子さんと観音巡りします。
去年までは神社巡りで、今回が初めて
北海道の観音巡りをしました。
北海道不動尊霊場巡りをした時は
元気なエネルギーを沢山貰いましたが
観音巡りは気持ちが和らいで
何事も観音様の現われと、受け入れる気持ちが
広まったような氣がします。
今まではお不動さんと大日如来に、ご縁を感じてましたが
今回は沢山の観音巡りをしたことにより
観音さんのことが、いろいろ学べ身近に感じました。
この北海道の観音霊場を作った山本ラクさんに感謝です。
「室蘭八幡宮」で無事に終えた感謝の参拝をして
室蘭名物「カレーラーメン」を食べて帰りました。