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斎藤一人&柴村恵美子共著 「器」
神様ありがとうございます。
斎藤一人さんと柴村恵美子さんの共著の「器」を読みました。
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器 |
クリエーター情報なし |
サンマーク出版
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出陣式の時の柴村恵美子さんです。
これは斎藤一人さんの人間の「器」の大きさについて
いろいろ話してる本です。(*^。^*)
私は人生の目的と問われれば
「人生は経験から器を大きくして楽しむゲーム」
といことではないかと思ってます。
もちろん体格の「器」ではありませんよ。(笑)
斎藤一人さんの「器」の大きさの考え方のエピソードがあります。
斎藤一人さんと柴村恵美子さんの専門学校の時の話です。
ある時に学校で運動会の準備をしてる時に
直前になって競技種目の一つである
「玉ころがし」に使う玉がないことが判明しました。
柴村恵美子さんのクラスの、みんなが探しても中々見つからなく
「困った、困った」と言っていると
斎藤一人さんが現れて一言
「困ったことは起きないよ」って言うんです。
この人、何を能天気なことを言うんだろう。
現にみんな玉が見つからなくて困っているのにと思いましたが
一人さんは電話をあちこちにかけ何件電話しても断られても
決してあきらめず電話したら玉を貸してくれる所を見つけ無事に
運動会で「玉ころがし」をすることができました。
恵美子さんが一人さんに
「一人さんって粘り強くて、決してあきらめない人なんですね」
と言いました。
すると一人さんは
「恵美ちゃんが言う「あきらめない」と
俺が考える「あきらめない」はちょっと違うんだよね。
俺の場合は「目的をあきらめないんだよ」
つまり「運動会を楽しくする」という目的をあきらめないんだよ。
目的に対して「やり方」は無限にあるんだよ。
それで玉が必要となれば、その玉が見つかるまで電話するの。
それで「見つからなかったら」どうするかというと
「いらなかったんだ」っていうことなの。
だって見つからなかったんだから
それって「天はそれをいらない」って言ってるんだよ。
そうなれば玉がなくても、もっと楽しい運動会にすることを
考えれば良いんだよ。
ここで一番大切なことは玉を探すことじゃなくて
楽しく運動会を成功させることなんだよ。
これって人生でも同じことが言えるんです。
何事もあきらめずに努力することが大事だと思っている人がいるんだよね。
それって大きな目的から外れているんだよ。
困ったことが起こらないっていうのも、困ったことが起きているのでなく
やり方を変えなさいという合図なんだよ。
それって本当に必要なのか、それがないと目的は達成できないのかって考える。
そうした時に、本当に大切なことが何かっていうことが見えてくるんだよ。
器を大きくしていくと、物事を多面的にとらえることができ
大きな視野で判断するようになるんですね。
こんなエピソードが書かれてましたが
私のイメージでは一人さんの器は水のようです。
その時その時の時代にあったものに
変化していく器のように見えます。
女性の方も「結婚したら幸せ」と思う人がいて
中々相手が見つからなかったら
「人生を幸せに生きる」という目的から人生を考えてみたら
いろんな幸せな道が見えてきます。
今朝来た「ロミコミ」 のメルマガでも器の話でした。
「鯉の大きさ・人の大きさ」
友人の喫茶店に2つの水槽がありました。
カウンターの上の細長い水槽には金魚のサイズの鯉が
窓際の魚屋さんにあるような大きな水槽には
手のひらサイズの鯉がたくさん泳いでいました。
この金魚みたいな鯉は どれくらい経ったら
大きな水槽の鯉のサイズになるのという私の質問に
「どちらも同じときに生まれた鯉、稚魚のときにサイズの違う水槽に放したの」
と友人。驚きました。
鯉は住む場所の大きさに自分のサイズを合わせるのだそうです。
だから広い水槽ではどんどん大きく育つのですね。
人間も同じかもしれません。
自分の置かれた環境に合わせて自分の大きさを決めているとしたら?
今、自分がいるところは金魚鉢なのか、水槽なのか、
あるいは大きな池なのか・・・考えさせられます。
こんな内容のメルマガでしたが
鯉も環境によって体の大きさが変わんですね。
人間の器も人生で考える視点によって「器」の大きさが変わってきます。