バラキレフの管弦楽曲です
今回はミリイ・バラキレフ(1837年-1910年ロシア)作曲の交響詩「ボヘミアにて」です。
ロシア系のクラシックファンの方に是非お勧めしたいのが、今回ご紹介しますバラキレフの交響詩「ボヘミアにて」です。
非常に親しみ易く、民謡風のメロディーや舞曲風のメロディーが登場し、ロシア的(東欧的?)な雰囲気で溢れ返った曲です。もちろん、美しいメロディーも登場しますので、お気に入りの1曲に加えて頂けましたら幸いです。
しかし、残念ながら、この曲の知名度が高いとは言えないと思います。もっと聴かれても良いのに、と個人的には思います。
恐らく、バラキレフの管弦楽曲と言えばイスメライを挙げる方が多いのでは無いかと思いますが、この曲をお聴き頂ければ、その良さをお分かり頂けると思います。
是非ともお聴き頂きたい曲です。
なお、この曲は「秘曲」とさせて頂きます。
それでは曲のご紹介と参りましょう。この管弦楽曲の演奏時間は約12分となります。
夜明けのような密やかな雰囲気で曲は始まり、抒情的で美しいメロディーが後に続きます。やがて、その美しいメロディーは、やや高揚感を以って奏でられ、再び密やかな雰囲気に戻ります。
やがて、軽やかで明るい雰囲気の演奏となり、舞曲風のメロディーが高揚感を以って奏でられます。そして、民謡風の親しみ易いメロディーが華麗に演奏されます。
しばらくすると、冒頭のメロディーが回帰され、太鼓の響きを合図に民謡風のメロディーが華やかに奏でられます。
その後、重厚感のある演奏へと移り、舞曲風のメロディー、抒情的な美しいメロディー、そして舞曲風のメロディーへと移り、最後は華やかに幕を閉じます
参考までに、私の所有するCDの中から1枚をご紹介します。
レーベルはOLYMPIAで、エフゲニー・スヴェトラーノフ指揮、USSRアカデミック交響楽団の演奏のものです
このCDの情報は、こちらの下の画像をクリックして頂ければご覧になれます、と言いたいところですが、現在このCDは販売されておりません
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