マルクス再登場!
今回はヨーゼフ・マルクス(1882年-1964年オーストリア)作曲の春の音楽です。
早くもマルクスを再度ご紹介します。このマルクスの春の音楽でも、相変わらずマルクス節(勝手に私が呼んでおります)が全開です。
春の息吹を感じさせるような雰囲気で、美しいメロディーが次から次へと現れ、後期ロマン派の香り漂う曲だと思います。
やはり、マルクス節はクセになりそうです(笑)
是非ともお聴き頂きたい曲です。
聴いて損はさせません!
なお、今回も「秘曲」とさせて頂きます。
それでは曲のご紹介と参りましょう。この管弦楽曲の演奏時間は約23分ほどとなります。
オーケストラの美しく華麗な響きで曲は始まります。そして、颯爽と風が草原を吹き抜けていくかのようなメロディーが奏でられ、続いて、穏やかな日差しがきらめくような雰囲気となります。
やがて、大らかに美しいメロディーが奏でられます。まるで、大きなうねりのように、美しいメロディーが高揚感を以って演奏されます。
その後、穏やかな演奏となり、牧歌的な雰囲気となります。高揚感ある演奏も登場しますが、穏やかな雰囲気はしばらく続きます。
しばらくすると、繊細なヴァイオリンの響きと軽やかで明るい雰囲気となり、雄大な演奏が登場します。
その後、後期ロマン派の香り漂う美しいメロディーが奏でられ、そして、スケール感のある雄大な響きが奏でられ、静けさのある演奏へと続きます。
そして、再び、雄大な雰囲気のメロディーが奏でられ、それはまるで、美しく広大な春の景色を表わすかのようです。
その後、穏やかに小鳥達が遊び回るかのような軽やかなメロディーや、燦燦と大地を照らす陽の光を表現するかのような明るいメロディーと続き、徐々に高揚感が増して行き、雄大な響きで幕を閉じます
参考までに、私の所有するCDの中から1枚をご紹介します。
レーベルは、CPOで、ヨハネス・ヴィルトナー(指揮)、ウィーン放送交響楽団の演奏のものです
このCDの情報は、こちらの下の画像をクリックして頂ければご覧になれます
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