あべのハルカス美術館でやっているデュフィ展に行ってきました
ラウル・デュフィ(1877-1953)は,ピカソやマティスなどとともに20世紀前半に
フランスで活躍した画家です
1937年彼が60才の時、パリ万博では「電気の精」(10m×60m)という
とてつもなく大きな装飾壁画を描き、独自のスタイルを築きました
パビリオン「光の館」のホールを飾るために描かれた絵は油性画なのに
パステルで描いたような柔らかな色づかいです
画面下にはアリストテレスからエジソンまで、科学の進歩に貢献した110人の
科学者達が集い、画面上にはそれぞれの時代と文明の変遷が描かれています
この壁画はフランスに行かないと見られませんが、ほかの沢山の作品を見て
色彩の明るさと軽快なタッチはとてもリズミカルでとっても素敵でした
重たい色づかいの絵画とは違う、デュフィの絵がとても好きになりました
デュフィ展
2014年8月5日(火)~2014年9月28日(日)
«ヴァイオリンのある静物:バッハへのオマージュ»
ラウル・デュフィ
1952年 パリ国立近代美術館、ポンピドゥー・センター蔵
(あべのハルカス美術館のホームページより)
絵葉書を買いました