アレコレ

猫たちとの暮らしの中で、やりたいこと・やらなきゃいけないことがたくさん。

命の灯

2017-05-10 15:10:00 | 日記・日常のこと

 

実は、

 

お隣Tさんの猫の茶々丸君、

先月の4/12(水)に亡くなりました。

続くときは続きます。

 

茶々丸くんは、ミーちゃんが産んだ5匹の中で唯一の男の子。

ひなとこはくのお兄ちゃんです。

 

ミーちゃんの遺伝子はかなりのもので、

特に茶々丸君は、不慣れ頂点に達するほど人間に慣れない子で、

Tさんはずっと「この子が病気になったら大変だわ。」と言っていました。

 

「なんだか茶々丸が元気がないのよね。」と言っていたのは、

私が実家の八の介護に行っていた前後くらいの頃。

Tさんは意を決して、ひっかかれて出血しながら捕まえ病院で検査を受けると、

血液検査では、白血球が多く、片耳の中が炎症を起こしていて、

あとは膵臓だったかな?その値も高かったようです。

それなりの薬を処方されましたが、一向に症状が良くなりません。

そのうちTさんは強制給餌になり、ある日耳の下あたりにしこりを見つけたのでした。

 

それでも獣医さんは悪性腫瘍とは思っていなかったようです。

でも、しこりはあっという間に喉の方にも増え、

結果、たぶん悪性腫瘍(悪性リンパ腫?)の診断になり、見込みもないことになり、

Tさんは、自宅で看取ることを決心しました。

 

痛いほど気持ちがわかるので、「何かあったら言ってください。」

とは言いましたが、

「ありがとう。大丈夫よ。」と。

 

それから数日後、茶々丸君はTさんに看取られて天国に行きました。

 

Tさんはこれまで何十匹看取ったことでしょうか。

でも決して慣れることなく、今回も見送った後少々体調を崩されました。

それでも愚痴を言うことなく、

「やっぱりへこむわね。でも看取る責任があるから。」って。

 

 

茶々丸君のご冥福をお祈りします。

 

 

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