<はじめに重要なお知らせ>
ニャニャ春ちゃんを見かけた方、保護している方はお知らせください。
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猫を飼っている知人の方に頼まれ、
ここ最近、子猫の里親募集のチラシづくりやネットでの投稿などをしていました。
生後1ヵ月の子猫数匹。でも、訳ありの子。
親がきょうだい同志。近親交配です。
去勢避妊手術の予約をしていたようですが、間に合わず生まれた子達です。
ノラの世界では近親交配は多いでしょうし、うちの猫の中にもたぶんそうこう子がいるでしょう。
でも、いざ里親募集をするにあたっては、おおいに迷い考えさせられます。
募集をする前、飼い主さんはかかりつけの獣医さんに子猫のことを相談しました。
獣医さんによると、「1代目(この子猫達)は大丈夫だけれど、2,3代目と続くと何かしら障害がでる可能性がある。」とのこと。
それを聞いて飼い主さんは安心したと言っていました。
でも私は違和感を感じたので疑問を投げかけましたが、飼い主さんは獣医さんの言葉を信じたようです。
私は前向きな気持ちになれないまま、結局、里親募集のお手伝いをすることにしました。
どういうふうに載せようか、とても迷いました。
私としては近親交配を隠すことは絶対にしたくありません。
今回ははじめはネットには載せず、応募のあった方にその事実をメールでお伝えし、
再度考えていただき、もう一度お返事をいただく形を取らせていただきました。
結果、それでも迎えたいという方が数名いらして、そこからのやり取りは飼い主さんにバトンタッチしました。
でも、また悲しいことが起こったのです。
今日、飼い主さんが子猫を病院に連れて行き、簡単な健康診断をしたところ、
一番小さな子に疾患が見つかったらしいのです。
たぶん、この子の募集は見送ることになると思います。
この事実。
近親交配が原因かどうかはわかりません。
それでなくても育たない子猫は多いです。
きょうだいの中で一番小さな子は注意が必要な場合があります。
でも、原因は何にしても、この事実はきちんと受け止めなければいけません。
他の子達はとりあえず異常が見当たらなかったようで一応は安堵しましたが、
獣医さんから、「これから応募する人には近親交配のことは言わなくていいのでは。」と言われたそうです。
獣医さん、それ本気で言っているんですか?
里親さんは、大切な我が子として迎え入れてくださるんですよ。
きちんと説明する責任を持つべきだと思わないのですか。
応募いただいた方にはご迷惑をおかけした日々でした。
毎日、悶々としておりました。
結局、応募された方には二度手間を取らせてしまいましたので、
ネット上にははじめから『こういういきさつの子』であると載せるべきでした。
反省です。
そして、これから、ただひとつ願うこと。
里親さんと猫たちが末永く幸せに健康に暮らしていけること。
それだけです。
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8/4追記
夜、飼い主さんからお電話がありました。
一番小さな子猫ちゃんが朝方亡くなったそうです。
ご冥福をお祈りいたします。
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