■
■今日のモスクワは 。気温はマイナス17度 。予報では今日はマイナス24度にまで下るそうです 。
■さて、火曜日のMICEXのインデックスは前日比0.83% の1,682.48でした。売買代金は約359億Rblで、98社が 、147社が でした。
■ 上げ組代表:(終値 / 前日比/売買代金)
『モスエネルゴ』・・・6.736Rbl / 8.47% / 約17億Rbl
『AvtoVAZ-3』・・・2,250.04Rbl / 0.9% / 約2,153万Rbl
『ロステルAO』・・・215Rbl / 0.47% / 約3億Rbl
『ズベルバンク』・・・9万2,401Rbl / 0.16% / 約38億Rbl
■ 下げ組代表:
『スルグト』・・・31.847Rbl / 2.46% / 約13億Rbl
『ガスプロム』・・・278.53Rbl / 1.76% / 約72億Rbl
『タトネフチ』・・・110.25Rbl / 1.76% /. 約2億Rbl
『ルコイル』・・・2,075Rbl / 1.65% / 約38億Rbl
『UES』・・・32.26Rbl / 1.44% / 約78億Rbl
『ガス・ネフチ』・・・115.5Rbl / 0.43% / 約2,314万Rbl
『アエロフロート』・・・71.49Rbl / 0.24% / 約394万Rbl
『ノル・ニッケル』・・・4,777Rbl / 0.07% / 約44億Rbl
『ロスネフチ』・・・226.28Rbl / 0.05% / 約2億Rbl
■昨日はスタート時は大方 。その後特に資源系を中心に14時過ぎに更に 。そしてNY市場開始後に更に という結果になっています。
■最近注目の『モスエネルゴ』は、逆に14時過ぎにドーンと に転じていることから、資源系で利益確定し、それから『モスエネルゴ』に流れたような印象を受けます。はい 。
■4月の原油先物『Brent』の値段はバレル当たり57ドル近辺まで値下がりしたこと 、そして米国が再び暖かくなったこと 、また休日明けのNY市場のスタートがネガティブだったこと などが、昨日の結果に影響したのでは、とアナリストはみています 。
■売買代金は約360億Rblで、これで2日連続のマイナス40%です 。そんな中、『モスエネルゴ』だけは、17億Rblと非常に多くの買いが入っているようですね~(通常は1億Rbl未満なのにっ )。
■外資が、ロシアのエネルギー業界の再編に物凄く期待していることが伺われますが 、先週『TGC-1』(地域電力会社)の株式を保有するフィンランドの『Fortum』社に対し、政府は決定権を持つ51%までは同社に増資させない とするニュースがありました。
■アナリストは、このニュースが昨今のロシアのエネルギー株ブームを冷却するのではないか 、とコメントしています。
■電力の大本『UES』は、電力卸売会社(OGK)や『TGC』(地域電力会社)の株を購入する戦略的投資家らに対し、全ての会社発展の問題については『UES』、あるいは同ホールディングが再編後に継承する会社から合意を得るように義務付けています 。
■それゆえ、海外の戦略的投資家が『国の管理が強化かっ 』と怖気づいて、売りに出るかもしれない 。そのため、この電力系のブームは一時的なものだろう、というのがアナリスト達の一般的な見方のようです 。
■水曜日には昨日お伝えしましたように、米国の経済データが発表されます 。ロシア市場終了後に行われるかわかりませんが、今日の結果は、この発表に左右されるでしょう 。
■さて、今日は漁業関連のニュースをお届けします 。
■『ここ30年で、世界の魚や海産物の需要は倍増し、その成長は維持されている 』というもの。また毎年2030年まで平均で1.5%~2%増加 すると記事には書いてあります。
■ロシア人は肉食 というイメージが強いのですが、この国でも海産物への需要は増えるのか さっそく記事へLet`s Go
ロシアがWTOに加盟するための、魚業界における課題の1つは、魚製品の原料としての海外への供給から、ロシア内で高品質な魚製品や海産物の加工や製造工程の構築へ移行することである。
投資分析グループ《Norge-Fish》によると、現在ロシアの魚市場規模は魚製品450万トンになるという。2005年の総漁獲量とロシアへの魚製品輸入総量は、424万7,000トンだった(輸入が97万9,900トン、漁獲量が317万8,000トン)。
それらの指数が448万7,000トンだった2000年と比較すると、2005年には5%、または24万トン減少していることになる。
ちなみに、2000年~2005年には年間の魚製品消費量の平均増加率は15%ということを考慮すれば、2010年には魚市場規模は倍増すると予測できる。
2000年と比較すると、2005年の輸入の伸びは6.86倍で、ほぼ10億ドルとなる(2000 年は1億3,920万ドル)。また2000年~2005年の期間における輸入価格の平均上昇率は100%で、これはつまり、魚製品の輸入量は前年比で毎年100%増加しているということである。
また、国民の収入の増加や、消費者バスケットの増加、食文化の変化(良質で健全な食料品への消費の変動)を考慮すれば、まだまだ魚市場規模拡大の潜在力は十分にあると言える。
『Norge-Fish』社のアナリストによれば、ロシアは近い将来、1987年~1989年のピーク時に到達するという。この時期には漁獲量だけで1,100万トンで、国民1人当たり24~28キロの魚や海産物製品の国内消費をソ連だけで賄っていた。
■1987年~1989年といえばソ連時代ですが、漁獲量は1,100万トン。記事によると2005年は約318万トンですので4倍弱なんですね (ソ連時代の統計は大本営発表だとしても、差が大きいのは確実 )。
■もちろん、ソ連とロシア1国を単純比較するのはおかしいことは言うまでもありませんがっ 。
■しかしまぁ~、ソ連時代よりも今の方が明らかに魚製品・海産物の種類は豊富です 。この記事からは、いかに輸入量が増加しているかが納得できますネ 。
■モスクワではスーパーに行くと、ニシン・サバ・サンマ・マス・シャケ・マグロなどの缶詰は豊富にありますし 、冷凍された魚介類の種類も実に豊富です 。
■もともとロシア人にとっては、魚といえば川魚がメインで、海の魚はあまり食べません。ヒラメ・サバなどは以前からありますが、きつ~い塩漬けの乾燥したものがメインでした 。
■また海辺の都市に行っても、その土地特有の海の幸を使った料理はほとんどなく 、シャシリク(肉の串焼き)やピラフなど山岳民族が食する料理が幅きかせています 。
■そういった視点では、海産物の消費は伸びそうにないと思えるのですが、最近ではある程度経済的に余裕ができ、健康にも気を使うようになったのか、海産物を食べる人々も増えてきているようです 。はい(日本食・寿司ブームで舌が肥えてきたのでしょうか )。
■まぁ~ロシアがWTOに加盟して、日本への海産物の輸出が全てオフィシャルになると、日本の魚介類・海産物の値段が上がりそうで 、そこが少し気になる記事でした (加盟できるかどうかは、まだ ですが )。
■ではでは
■今日のモスクワは 。気温はマイナス17度 。予報では今日はマイナス24度にまで下るそうです 。
■さて、火曜日のMICEXのインデックスは前日比0.83% の1,682.48でした。売買代金は約359億Rblで、98社が 、147社が でした。
■ 上げ組代表:(終値 / 前日比/売買代金)
『モスエネルゴ』・・・6.736Rbl / 8.47% / 約17億Rbl
『AvtoVAZ-3』・・・2,250.04Rbl / 0.9% / 約2,153万Rbl
『ロステルAO』・・・215Rbl / 0.47% / 約3億Rbl
『ズベルバンク』・・・9万2,401Rbl / 0.16% / 約38億Rbl
■ 下げ組代表:
『スルグト』・・・31.847Rbl / 2.46% / 約13億Rbl
『ガスプロム』・・・278.53Rbl / 1.76% / 約72億Rbl
『タトネフチ』・・・110.25Rbl / 1.76% /. 約2億Rbl
『ルコイル』・・・2,075Rbl / 1.65% / 約38億Rbl
『UES』・・・32.26Rbl / 1.44% / 約78億Rbl
『ガス・ネフチ』・・・115.5Rbl / 0.43% / 約2,314万Rbl
『アエロフロート』・・・71.49Rbl / 0.24% / 約394万Rbl
『ノル・ニッケル』・・・4,777Rbl / 0.07% / 約44億Rbl
『ロスネフチ』・・・226.28Rbl / 0.05% / 約2億Rbl
■昨日はスタート時は大方 。その後特に資源系を中心に14時過ぎに更に 。そしてNY市場開始後に更に という結果になっています。
■最近注目の『モスエネルゴ』は、逆に14時過ぎにドーンと に転じていることから、資源系で利益確定し、それから『モスエネルゴ』に流れたような印象を受けます。はい 。
■4月の原油先物『Brent』の値段はバレル当たり57ドル近辺まで値下がりしたこと 、そして米国が再び暖かくなったこと 、また休日明けのNY市場のスタートがネガティブだったこと などが、昨日の結果に影響したのでは、とアナリストはみています 。
■売買代金は約360億Rblで、これで2日連続のマイナス40%です 。そんな中、『モスエネルゴ』だけは、17億Rblと非常に多くの買いが入っているようですね~(通常は1億Rbl未満なのにっ )。
■外資が、ロシアのエネルギー業界の再編に物凄く期待していることが伺われますが 、先週『TGC-1』(地域電力会社)の株式を保有するフィンランドの『Fortum』社に対し、政府は決定権を持つ51%までは同社に増資させない とするニュースがありました。
■アナリストは、このニュースが昨今のロシアのエネルギー株ブームを冷却するのではないか 、とコメントしています。
■電力の大本『UES』は、電力卸売会社(OGK)や『TGC』(地域電力会社)の株を購入する戦略的投資家らに対し、全ての会社発展の問題については『UES』、あるいは同ホールディングが再編後に継承する会社から合意を得るように義務付けています 。
■それゆえ、海外の戦略的投資家が『国の管理が強化かっ 』と怖気づいて、売りに出るかもしれない 。そのため、この電力系のブームは一時的なものだろう、というのがアナリスト達の一般的な見方のようです 。
■水曜日には昨日お伝えしましたように、米国の経済データが発表されます 。ロシア市場終了後に行われるかわかりませんが、今日の結果は、この発表に左右されるでしょう 。
■さて、今日は漁業関連のニュースをお届けします 。
■『ここ30年で、世界の魚や海産物の需要は倍増し、その成長は維持されている 』というもの。また毎年2030年まで平均で1.5%~2%増加 すると記事には書いてあります。
■ロシア人は肉食 というイメージが強いのですが、この国でも海産物への需要は増えるのか さっそく記事へLet`s Go
ロシアがWTOに加盟するための、魚業界における課題の1つは、魚製品の原料としての海外への供給から、ロシア内で高品質な魚製品や海産物の加工や製造工程の構築へ移行することである。
投資分析グループ《Norge-Fish》によると、現在ロシアの魚市場規模は魚製品450万トンになるという。2005年の総漁獲量とロシアへの魚製品輸入総量は、424万7,000トンだった(輸入が97万9,900トン、漁獲量が317万8,000トン)。
それらの指数が448万7,000トンだった2000年と比較すると、2005年には5%、または24万トン減少していることになる。
ちなみに、2000年~2005年には年間の魚製品消費量の平均増加率は15%ということを考慮すれば、2010年には魚市場規模は倍増すると予測できる。
2000年と比較すると、2005年の輸入の伸びは6.86倍で、ほぼ10億ドルとなる(2000 年は1億3,920万ドル)。また2000年~2005年の期間における輸入価格の平均上昇率は100%で、これはつまり、魚製品の輸入量は前年比で毎年100%増加しているということである。
また、国民の収入の増加や、消費者バスケットの増加、食文化の変化(良質で健全な食料品への消費の変動)を考慮すれば、まだまだ魚市場規模拡大の潜在力は十分にあると言える。
『Norge-Fish』社のアナリストによれば、ロシアは近い将来、1987年~1989年のピーク時に到達するという。この時期には漁獲量だけで1,100万トンで、国民1人当たり24~28キロの魚や海産物製品の国内消費をソ連だけで賄っていた。
■1987年~1989年といえばソ連時代ですが、漁獲量は1,100万トン。記事によると2005年は約318万トンですので4倍弱なんですね (ソ連時代の統計は大本営発表だとしても、差が大きいのは確実 )。
■もちろん、ソ連とロシア1国を単純比較するのはおかしいことは言うまでもありませんがっ 。
■しかしまぁ~、ソ連時代よりも今の方が明らかに魚製品・海産物の種類は豊富です 。この記事からは、いかに輸入量が増加しているかが納得できますネ 。
■モスクワではスーパーに行くと、ニシン・サバ・サンマ・マス・シャケ・マグロなどの缶詰は豊富にありますし 、冷凍された魚介類の種類も実に豊富です 。
■もともとロシア人にとっては、魚といえば川魚がメインで、海の魚はあまり食べません。ヒラメ・サバなどは以前からありますが、きつ~い塩漬けの乾燥したものがメインでした 。
■また海辺の都市に行っても、その土地特有の海の幸を使った料理はほとんどなく 、シャシリク(肉の串焼き)やピラフなど山岳民族が食する料理が幅きかせています 。
■そういった視点では、海産物の消費は伸びそうにないと思えるのですが、最近ではある程度経済的に余裕ができ、健康にも気を使うようになったのか、海産物を食べる人々も増えてきているようです 。はい(日本食・寿司ブームで舌が肥えてきたのでしょうか )。
■まぁ~ロシアがWTOに加盟して、日本への海産物の輸出が全てオフィシャルになると、日本の魚介類・海産物の値段が上がりそうで 、そこが少し気になる記事でした (加盟できるかどうかは、まだ ですが )。
■ではでは