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■モスクワの暖冬は歴代何位!?/金曜日のMICEX↑

2007-03-03 20:54:27 | Weblog
 

■今日のモスクワは  そのおかげで積もった雪がドンドンとけ、路上にはいたる所に水溜りができてます 。はい。

■さて、時間が無いので、さっそく今週最後のMICEXのコーナーです 。

■インデックスは前日比0.51% の1,591.32でした。売買代金は月平均の+40% の約835億Rblで、111社が 、125社が でした。

 上げ組代表:(終値 / 前日比/売買代金/先週木曜比)
「アエロフロート」・70Rbl/2.26% /約1,453万Rbl/5.07% 
「スルグト」・30.113Rbl/1.73% /約25億Rbl/10.25%  
「ルコイル」・2,045.01Rbl/1.64% /約114億Rbl/3.86% 
「ガスプロム」・260.9Rbl/1.61% /約167億Rbl/8.09% 
「ロステルAO」・210.99Rbl/0.76% /約2億Rbl/2.56% 
「UES」・30Rbl/0.33% /約304億Rbl/9.3% 
「ロスネフチ」・211.55Rbl/0.26% /約12億Rbl/11.74%  

 下げ組代表:
「ガス・ネフチ」・104Rbl/2.77% /約9,402万Rbl/13.75%  
「タトネフチ」・110.11Rbl/0.35% /約7億Rbl/6.89% 
「ズベルバンク」・9万1,250Rbl/0.12% /約70億Rbl/6.3% 
「ノル・ニッケル」・4,430Rbl/0.11% /約65億Rbl/10.16%  
「モスエネルゴ」・6.056Rbl/0.1% /約2億Rbl/10.91%  
「AvtoVAZ-3」・2,198.96Rbl/0.05% /約966万Rbl/4.14% 

■昨日のスタート時は、ほぼ全ての株が でした。その後欧州市場開始後にアップダウンを繰り返し、米国市場開始後には から に転じています。はい。

■原油先物の値段はバレル当たり62ドルを超えており、これが救いとなったのでしょうか、石油大手の株は上がっています 。

■各株個別の情報は、世界がこういう状況ですので、何も参考にならないと言っても過言ではありません 。異常事態時には、投資家心理の分析の方が重要なようですね 。

■1週間でインデックスは1,728.44から1,591.32と8.62%の 。主要銘柄をみると当然のことながら、全ての株がこの1週間で大きく値を下げてます 。まさに昨年5月の暴落を彷彿とさせた1週間でした 。

■それゆえ、今が買い時とみている投資家もいるのか 、昨日は買いと売りのバランスが取れており、チャートをみても売りが出ると、買いが入る状態で、この動きはプラスに捉えていいのではと思います。はい 。

■さぁ、来週はどうなるのか  アナリストの予想を2つお伝えしましょう:

 我々は最近の大きな調整後に、市場には到達した水準での安定が待ち受けているとみている。今後のロシア株の動向の方向性は、今のところ全く不安定な世界全体の対策により確定されるだろう。

 我々は、新たなトレンドの形成において、その重要な役割は非居住者(Non resident)が担うとみている~その大多数にとって、決定を下すポイントとなるのは4月15日となるだろう(米国の税務申告書提出の最終日)。この日に向けて、大手ファンドのロシア株への出資リミットが確定されるだろう。我々は、もし海外の投資家達がロシア株を安く購入したいのであれば、今後の展望のシナリオは、下方調整となる確率が高いと予想している。

■今週お伝えしました「S&P」のロシア株購入の推奨情報は、やはり落として買うというパターンにもっていく狙いがあるのかもしれないですね 。今、そしてこれからが仕込みということか  。

■しかしまぁ~世界市場は全く不透明ですので、今しばらくは様子見した方が賢明です 。来週の復活を期待しましょう 。

■さて、今日は土曜日ということで、少し柔らかいお話です 。

■モスクワは今では2月に入ってからようやくまともな冬が到来しましたが、昨年の年末、今年の年初は異常に暖かい日が続きました 。このブログでも少し触れてきましたので、皆さんもご記憶のことかと思います 。

■今日の記事には気象局のデータが載っています。さぁ~この暖冬は歴代何位だったのでしょうか  それでは記事にLet`s Go 

 通信社「リア・ノーボスチ」が伝えたところによると、モスクワ市・州の気象局によれば、過ぎ去った暦の冬(2006年12月~2007年2月)は、長年の平均気温よりも4度高いということが判明した。

 同局の対談者によれば、この暦の冬は、モスクワ地方でこの130年間で観測された異常に暖かい冬の中で第3番目となったそうだ。

 今までに最も暖かかった冬は1960年~1961年で、この年には平均気温よりも4.9度気温が上がっている。その他、1988年~1989年にも気温は4.5度上昇した。

 ちなみに、昨年の12月と今年の1月のモスクワは、観測史上最も暖かい冬だった:12月は平均気温より7.3度暖かく、1月は同じく7.6度暖かかったのだ。

 昨年12月~今年2月の間で、モスクワでは気温の記録が15回更新されている。

 対談者によれば、この3ヶ月間の降水量はほぼ平均並みだったが、その内の65%は雨だったという。「モスクワの積雪の結果は、例年よりも少なく、25センチ~30センチを超えることはありません」~と気象局では伝えられた。

■昨年12月~今年2月という暦の冬で区切れば、歴代3位 。思っていたよりも余りインパクトがないですね・・ 。

■しかし異常だったポイントは、「12月に雪がない 」、「大晦日に雪がない 」、「正月に雪がない 」、「クリスマス(1月7日)に雪がない 」ということでした。

■こんなことは今まで無かった、とうちの奥さんの両親も言っていましたから、かなりの異常なのでしょう 。

■ですから記事にもありますように、12月と1月は「観測史上最も暖かい冬だった 」ということに納得です 。

■しかしまぁ~暖冬と言うと、直ぐに「地球温暖化 」に結びつけたくなりますが、冷静に見ればこれは1つの説であって、結論ではないわけです  。

■昨年もこのブログに書きましたが、この地球温暖化ブーム(もうブームは過ぎましたかっ)の背景には、「環境ビジネスを促進 」というトレンドがあるわけですから、そういう側面も無視は出来ないのです。はい 。

■もちろん、実際に数値は上がっている場合もありますが、この記事にもあるように、平均気温というのは対象とする期間次第でどうにでも変わりますし 。

■暖冬の原因は、地球温暖化も立派な仮説ですが、その他に、地球自体に異変が生じている、あるいはこれから生じる前兆ではないか  という説も幅を利かせてもよさそうに思います 。

■地軸の傾斜角度(23.4度~23.5度)に変化はないか  、地球が収縮活動を起こし始めてるのではないか 、地球を覆う電離層に異変が生じてないのか もし生じていればその原因は など様々な視点から研究し、またそれを平等に取り上げることが必要だと思います (だって、もし温暖化説が実は全く的外れで、別の理由があるとすれば、対策も全く異なるのですからねっ。気が付いたら、時既に遅しではね・・・ )。

■もちろん、中国やロシア、インドなど新興国の経済がますます発展することで、環境破壊も増加するでしょうから、環境に目を向けることはとても重要です  その真偽はどうであれ温暖化対策運動が進めば、これはこれでプラスになるのでしょう 。

■それよりも驚かされるのは、帝政ロシア時代にあたる130年も前から観測してたという事実ですね~ 。果たして今のように正確に観測してたのでしょうかね  

■それでは皆さん、楽しい週末をお過ごしください  

■ではでは 


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