- 「ザ・グラン・パ・ド・ドゥ」 ジュリーケント,ウラジミール・マラーホフ 面白い面白い,これってほとんどトロカデロ・デ・モンテカルロバレエ団かグラン・ディーババレエ団のノリです. 王子様の格好のマラーホフ,なぜかクラシックチュチュなのに黒縁眼鏡に黒いポシェットを持ったジュリケン.どうも仲が悪いみたいで,足の引っ張り合い(形容でなく,本当にお互いの脚を引っ張り合って)でじゃましたり,おサカナのポーズでジュリケンを床にたたきつけたり.挙げ句の果てには脚を掴んで振り回したり. もともとジルベスターコンサート用のピースだそうです. カーテンコールも,投げキスしまくりのジュリケンをマラーホフがカーテンに引きずり込んだり.楽しいです.
- 「菩提樹の夢」 ポリーナ・セミオノワ,アルチョム・シュピレフスキー 本日のお目当てシュピレフスキー.完璧な容姿に美しいお顔,背も高くてウトゥクスィー
- 「椿姫」 ルシア・ラカッラ,シリル・ピエール ノイマイヤーではなく,カニパローリ版の椿姫.コンテンポラリー嫌いのあたくしが,ラカッラとピエールにうっとり.素晴らしいダンスでした.
- 「ファラオの娘」 マリーヤ・アレクサンドロワ,セルゲイ・フィーリン うーーー,確かに美しいバレエだけど,プーニの音楽に魅力が全くない.ボリショイの全曲版が心配になる.
- 「白鳥湖」 ジュリケン,マラーホフ,ロットバルトに高岸王子 ま,白鳥嫌いのあたくしには・・・・・おまけに東京バレエ団のコールドがデリカシーのない踊りで.
- 「白鳥湖」国鳥のパ・ド・ドゥ セミオノワ,シュピレフスキー やはりシュピレフスキーのジークフリートが美しい!
- 「ライト・レイン」 ラカッラ,ピエール これもコンテンポラリーなのにラカッラ,ピエールのペアが綺麗だった. 音楽は「tabu」と同じリズムの繰り返しで面白かった.
- 「ドン・キホーテ」GPDD アレクサンドロワ,フィーリン
- 「ヴォヤージュ」 マラーホフ
- フィナーレ 全員で
ルシア・ラカッラとシリル・ピエールに圧倒されました.
この二人,再シーズンの新国に来るのよね.楽しみだわ.
会場の新書館コーナーで,一足早く「ダンスマガジン」を手に入れることができました.