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La Nuit Opératique deux

朝鮮人と中国人は閲覧禁止,狗はOK
毒素たっぷりの雑談

ウィーンのラウンジにて

2005-10-08 23:02:13 | Weblog

乗り継ぎまで後1時間
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モブログ

2005-08-10 13:52:39 | Weblog
のテスト
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七月の予定

2005-07-15 21:32:15 | Weblog
七月も半分過ぎたけど,9月に予定がタプーリのVindalooさんに対抗して今月の予定

  1. 7/2 新国ドンキ
  2. 7/3 愛と幻想のシルフィード
  3. 7/7 白寿ホールオンドマルトノコンサート
  4. 7/9 新国蝶々夫人
  5. 7/16 ロイヤルバレエマノン
  6. 7/17 ロイヤルバレエマノン
  7. 7/20 大須オペラサルタンバンク
  8. 7/23 ABTライモンダ
  9. 7/24 ABTライモンダ
  10. 7/30 二期会フィレンツェの悲劇
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バリウム

2005-07-15 21:20:07 | Weblog
キャラ弁のここにバリウムネタがあったので,バリウム得意なあたくしから一言.
  • バリウムが飲みにくいのではない バリウムの前に重曹を飲まされ「ゲップしてはいけない」状態が辛いだけ 腰に手を当て一気に飲めば且⊂(゜∀゜*)ウマー ですよ. 苺だのバニラだの変なフレーバーが付いている物より,シンプルにフレーバー無しのほうが飲みやすい.
  • 下剤よりソルビトール あたくしは下剤が効きにくいタイプなので,翌日まで持ち越すと産みの苦しみになります.ヲカマのくせしてケツは苦手なのでその苦しさと言ったら. 最近お気に入りなのは薬局で売っているソルビトールシロップ. 健診後に20mlほど飲めば,1時間半ほどで全てのバリウムが出ます.
  • 水を大量に とにかく大量に水分をとれば,数回のトイレ通いですっきり出ます.

みなさまお試しあれ
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その6

2005-06-22 14:06:37 | Weblog
ベルリン国立バレエ「ラ・バヤデール」☆☆☆☆☆日本におけるドイツ2005/2006   [感想2005]  

2005年6月19日ベルリン国立バレエ ラ・バヤデール☆☆☆☆☆於 東京文化会館大ホール

ニキヤ・・・・・・・・・・・・・・ディアナ・ヴィシニョーワ
ソロル・・・・・・・・・・・・・・ウラジーミル・マラーホフ
ガムザッティ・・・・・・・・・・・ベアトリス・クノップ
ブロンズアイドル・・・・・・・・・マルチン・クライエフスキー
振り付け・演出・・・・・・・・・・ウラジーミル・マラーホフ
指揮・・・・・・・・・・・・・・・アレクサンドル・ソトンコフ
演奏・・・・・・・・・・・・・・・東京シティフィルハーモニー管弦楽団
セットが美しい,衣装が美しい,マラーホフが美しい,ヴィシニョーワが美しい.とはいえ,金をかけたセットとは思えません.新国でもつくれそう.
基本はマカロワ版です.
主役の女性二人,表現力が素晴らしいですね.超絶技巧はほとんど出てこないこのバレエ,美しさと表現力がないと楽しめません.
三幕の「影の王国」例のアラベスクでコールドが出てくるシーンの幻想的な美しさ.
ブロンズアイドルもよく飛んでました.
最後の寺院崩壊もゴージャスに崩れていました.
でもね,ニキヤ!ソロルみたいな優柔不断な男やめときなさい
しかし,マラーホフ,どれもこれも決めますね.
いえね,今朝「題名のない音楽会」が新国のバレエ団だったのに,ドンキのバランスもリフトもことごとく決まらなかったから.
来週からの「ドンキ」大丈夫なのかしら.

6/20追記
終幕で,さっさと結婚式を挙げたいガムザッティがソロルに絡もうとすると,すーっと割ってはいるニキヤの演技がうまかったわ.
ビシニョーワってマリインスキーのプリンシパルなのに「白鳥」を踊ったのは新国が初めてだったらしいわね.マリインスキーはプリンシパルの層が厚すぎて,新参のヴィシニョーワに「白鳥」は廻ってこないらしいわ.

2005-06-19 20:20  固定リンク nice!(0) コメント(0) トラックバック(0)   関連記事



青いサカナ団「トリスタンとイゾルデ」日本におけるドイツ2005/2006   [感想2005]  

2005年6月1日国立オペラ・カンパニー青いサカナ団 トリスタンとイゾルデ☆☆☆☆於 なかのZeroホール

トリスタン・・・・・・・・・・・・田代 誠
イゾルデ・・・・・・・・・・・・・飯田みち代
ブランゲーネ・・・・・・・・・・・小畑朱美
マルケ王・・・・・・・・・・・・・斉木健詩
演出・・・・・・・・・・・・・・・粟國 淳
指揮・・・・・・・・・・・・・・・神田慶一
演奏・・・・・・・・・・・・・・・Orchestre du Posson Bleu
6/20追記 客席に若杉センセがいらっしゃいました.4列目の端のほうだったのでご招待席ではないのかもしれません.そういえば若杉センセいつも端っこや後ろの席にお座りのことが多いようだけど,自腹なのかしら?


さすがの田代パパもトリスタンぐらいの大役になるとやっとこさの感がありました.
この大作を指揮の神田慶一が各幕1時間程度にまとめた演奏です.
粟國さんの演出は,高さの違う木箱とスクリーンだけという簡単なものだけど,貧乏くささはありません.スクリーンが飛ぶとマルケ王が出てくるという設定.単純だけどそれなりに効果があったと思いました.
はっきり言って一番声が出ていたのはブランゲーネ役,小畑朱美さんでした.
オケが小振りで(30人ぐらい?)弦の音が貧弱.ワグナーの官能を表現するのはちょいと辛いかも.
とはいえCD聞くのも嫌になりそうなトリスタンを面白く見られたので結構満足しました.

2005-06-19 20:00  固定リンク nice!(0) コメント(0) トラックバック(0)   関連記事



トロカデロ・デ・モンテカルロバレエ団公演☆☆☆☆   [感想2005]  

2005年6月12日トロカデロ・デ・モンテカルロバレエ団公演☆☆☆☆於 ゆうぽうと

テレビでは何度も見ていたけど,実演を見るのは初めてでした.
さすがに本物のバレエ団と比べると見劣りするところも多いけど(足が開かない,リフトができない)けど,そこを逆手にとっておもしろおかしく仕立ててます.
Fish diveで女性を舞台にたたきつけるなんて面白かったわ.
• 第一部
• 白鳥湖第二幕
• 第二部
• パキータ パ・ド・トロワ
• 海賊 パ・ド・ドゥ
• 瀕死の白鳥
• 第三部
• ライモンダ第三幕

パ・ド・ドゥやトロワは大柄の女性と小柄の男性(どっちも男性だけど)の踊り手を絡ませることによって,体格的に絶対リフトできないような設定にして,強引に持ち上げてヨロヨロしたり,プレパラシオンを全力疾走したり,黒衣が手伝ったりと笑わせる設定になってます.
瀕死の白鳥はチュチュから羽根ががこぼれ落ちるお決まりの振り付け.
でも,今朝たまたまアナニアシビリの瀕死を見たばかりだから羽の動きがいまいち.
ライモンダで見てみると,基本的にプティパの振り付け通りです.
グラン・パ・クラシク・オングロワの出だしのところで足を思いっきり上げるところ,ザハロワだとほとんど顔の横まで足が上がるのですが,もちろんトロックスのメンバーは上がりません.そこで,男のダンサーが手で持ち上げます.
その後のヴァリアシオンはキメのポーズを思いっきり派手に決めます.しつこいほど決めます.果てしなく決めます.
ライモンダのヴァリアシオンはほとんど笑わせるところはなく,ボリショイと全く同じ振り付けで踊ります.手も叩きます.
今度が20回目の来日とかで,固定客も多そうですが,おまえら本物のバレエ見たことあるのか?
本物を知っているとなおさら面白いと思いました.
一流の芸術家集団とは言い難いけど,それなりに実力もあるし,何しろ笑わせてくれるから,毎回行こうと思わないけど,それなりにお勧めです.
ま,ライモンダフェチのあたくしとしてはライモンダが見られれば良いのだけど(今年4回目のライモンダ第三幕)
来月はABTで全曲版だ!


今朝と来週の「題名のない音楽会」はバレエ特集です.新国バレエ団が踊ります.
引退した志賀三佐枝さんもニキヤを踊ってました.

2005-06-12 20:08  固定リンク nice!(0) コメント(0) トラックバック(0)   関連記事



新国フィデリオ☆☆☆☆   [感想2005]  

2005年6月4日新国立劇場 フィデリオ☆☆☆☆於 新国立劇場オペラ劇場

レオノーレ・・・・・・・・・・・・ガブリエーレ・フォンタナ
フロレスタン・・・・・・・・・・・トーマス・モーザー
ロッコ・・・・・・・・・・・・・・ハンス・チャーマー
ピツァロ・・・・・・・・・・・・・ペテリス・エグリーティス
マルツェリーナ・・・・・・・・・・水嶋 育
指揮・・・・・・・・・・・・・・・ミヒャエル・ボーダー
演奏・・・・・・・・・・・・・・・東京フィルハーモニー交響楽団
まず,朝に隊長から「Z席取れたので今日行きます」とメールが.
「じゃあ,オペラシティでランチしましょ」ってことで,オペラシティの寿司屋で軽くお昼(あたくしは一杯引っかけて)すませて新国へ
ベートーヴェンなんか好きじゃないから「見たくなーい」と思ってたのに,あーら面白いじゃないですか.
序曲がはじまると紗幕の向こうで赤いドレスのレオノーレが男装に着替え始めオペラの開始.舞台中央にでっかい塔があって,その塔が上下して牢獄を表現している.大がかりだわね.残念ながら最前列だったので,塔の中が見えなかったのが残念
で,フォンタナ,声に華はないものの,そつない歌唱と素晴らしい演技力でした.
今回の舞台は,声もさることながら,歌手全般に演技がうまく,演劇としての「フィデリオ」がたのしめました.特に二幕でレオノーレが正体を晒してからがとても面白かったです.ただ,最後の某新興宗教みたいな集団結婚式の衣装は??
最後にレオノーレが男装からドレス姿に戻って大団円.


さて,終演後,このブログを読んで下さっているオペラ歌手の「悟。」さんと合流,お気に入りの「オカマは平日に来い」と言うポリシーの居酒屋で(週末なの に)お食事&お酒,さらにオニチョへもご招待し,お互いのダーリン自慢したり,遅くまで飲んだくれてました.楽しかった.日付の変わる頃に帰宅,ブログ ほったらかして寝ちゃいました.
悟。さんまた飲みに行こうね!

2005-06-05 10:00  固定リンク nice!(1) コメント(2) トラックバック(0)   関連記事
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その5

2005-06-22 14:05:51 | Weblog
日本オペレッタ協会巴里の生活☆☆☆   [感想2005]  

2005年5月22日日本オペレッタ協会 巴里の生活☆☆☆於 新宿文化センター大ホール

ゴンドルマルク男爵・・・・・・・・近藤政信
クリスティーヌ・・・・・・・・・・蒲原史子
ギャルドフー・・・・・・・・・・・田代 誠
マダム・カンベール・・・・・・・・木月京子
ブラジル人・・・・・・・・・・・・田代万里生
指揮・・・・・・・・・・・・・・・上垣 聡
演奏・・・・・・・・・・・・・・・日本オペレッタ管弦楽団
久しぶりの新宿文化センター,緞帳はヴェネチア形式の絞り上げであがりました.
まず,ベテラン達は台詞もうまく演技も良いのに,若手の女声が何を歌っているのかさっぱり分からない.
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2005-05-22 19:44  固定リンク nice!(0) コメント(3) トラックバック(0)   関連記事



ダーリンとフェニーチェ歌劇場来日公演「真珠採り」   [感想2005]  

2005年5月20日フェーニチェ歌劇場講演「真珠採り」☆☆☆☆於 オーチャードホール

レイラ・・・・・・・・・・・・・・アニック・マッシス
ナディール・・・・・・・・・・・・中島康晴
ズルガ・・・・・・・・・・・・・・ルカ・グラッシ
ヌーラバッド・・・・・・・・・・・ルイージ・デ・ドナート
指揮・・・・・・・・・・・・・・・ギョーム・トゥルニエール
演奏・・・・・・・・・・・・・・・フェニーチェ歌劇場管弦楽団
歌手は全員,標準以上の歌唱,演出もシンプルながら美しいもの,ところが,「真珠採り」の音楽やドラマそのものが平坦で,特に一幕は美しい音楽がちりばめられているのに展開が遅くて眠くなりました.
せっかく中島くんが凱旋講演をするのに,あまりテノールが活躍しないこの演目はちょっと勿体ない気がしました.
録音を聞く限り彼にはベルカントにしろなんにしろイタリアものを歌って欲しかった.
レイラ役マッシスは見目も麗しくヴェールで顔を隠した美女の設定がぴったり.テクニックや表現も素晴らしいものでしたが,輝く声ではないのが残念.
中島くんは正確で美しい声なのですが,このオペラそのものがむしろズルガのほうに重点を置いているような内容なので,今ひとつ消化不良の感じがしました.
全体的にラクメの焼き直し?の印象が強かったです.
さて,この公演はダーリンと行きました.当日新宿に宿を取って待ち合わせ.
顔を合わせるなり「トイレ,トイレ」とまるで遠足の園児みたい.
終演が遅くなりそうだったので,開演前に文化村のLes Doux Magotで軽くサパーを取りました.フェニーチェ歌劇場記念メニューが会ったので頂きました.
開演後,場内が暑かったせいか,ダーリンの様子が変でした.一幕終了後,客電がつくと蚊の泣くような声で「気持ち悪い」
大あわてで他の観客押しのけて表に出ました.外は涼しかったので持ち直したみたいです.「二幕どうする?70分あるけど,見る?」「うん」.でとりあえず客席へ戻りました.
二幕では拍手の度に「大丈夫?大丈夫?」の繰り返し.全く世話のかかる子だわ.
終演後はオニチョでオペラ仲間と大騒ぎ.その後ホテルまで引き連れてほとんど徹也で騒いでました.(あたくしは3時前に寝ましたが)
今日は銀ブラしてから新幹線のホームまでお見送り.
ダーリン!楽しかったよ.

2005-05-21 17:32  固定リンク nice!(1) コメント(8) トラックバック(0)   関連記事



フェニーチェ歌劇場来日公演「椿姫」☆☆☆☆   [感想2005]  

2005年5月15日フェニーチェ歌劇場来日公演 椿姫☆☆☆☆於 東京文化会館大ホール

ヴィオレッタ・・・・・・・・・・・パトリツィア・チョーフィ
アルフレード・・・・・・・・・・・ロベルト・サッカ
ジェルモン・・・・・・・・・・・・アンドリュー・シュレーダー
指揮・・・・・・・・・・・・・・・マウリツィオ・ベニーニ
演奏・・・・・・・・・・・・・・・フェニーチェ歌劇場管弦楽団
本当なら星五つあげたいけど,何とも後味の悪い演出なので.
チョーフィ,サッカはとても良い歌唱で声もよく通ってたけし,演技もうまくてビクーリ,だけど華がない.
幕が開くとヴィオレッタがベッドの上に横たわり,序曲と共に男たちが現れ,ヴィオレッタに金を渡す.そー,この演出「世の中金なのよ」って演出なんだけど,あまりにくどくていただけませんでした.
時代考証はドレスのデザインやプッシュホンの電話,でも携帯は出てこないところを見ると,1970年代後半から1980年代のはず.
この時代既に結核は死の病ではありませんから!
でも,衣装や装置はきれいだった.
二幕,林の中での展開.地面には枯れ葉が積もり,ハラハラと舞い落ちてくる落ち葉・・・これが全部お札なの.見かけはUS$の様だけど,ヴェルディの顔が印刷してあったそうです.スーパーKかと思ったわ.
パパ・ジェルモンは「何か私にできることは?」と言いながら金渡すし.
終幕,地べたに横たわるヴィオレッタ.┐(´ー`)┌オイオイ病人にそれはないだろ?
幕切れアンニーナはヴィオレッタの毛皮をくすねて退場する.(どうりで若い歌手を選んだ訳だわ)金の切れ目が縁の切れ目ってことかい?
繰り返すけど歌手の歌唱と演技は素晴らしかった.
でもオペラを見ているより演劇を見ているような感じ.
通常カットするカヴァティーナの繰り返しなんかもカットしないで上演したので,少しばかり印象が違いました.
5階席で見たのでオケの音も(いい音出してました)きれいに聞こえました.
チョーフィ,美しいし,体の線もきれいで見事な「女優」でした.コロラトゥーラも丁寧に歌っていたので感心しましたが,如何せん本当に華がない.素晴らしい歌手だとは思いますが,いまいちカタルシスが・・・
演出も同じ.見事な舞台だけどカタルシス無しが気に入りませんでした.
急逝したヴィオッティの代理,ベニーニ.合格点あげます.
終演後はジュヌヴィエーヴの奥さまと上野で会食してきました.
やっぱりオペラの後はこれがなくちゃ!
ダーリンとのデエトまでカウントダウン 4

2005-05-15 21:23  固定リンク nice!(1) コメント(4) トラックバック(1)   関連記事



筋肉ミュージカル2005GW公演☆☆☆☆☆   [感想2005]  

2005年5月4日筋肉ミュージカル2005GW公演Viking☆☆☆☆☆於 マッスルシアター

ダーリンも今日は遠出したそうです.横浜は(`エ´) トーイヨ.
毎回演目が変化するこの公演,ここのところちょっとマンネリを感じていたら,今回はかなり雰囲気を変えてました.

• 舞台に張りだしがついていたのですが,三列目だったので張りだし舞台での演技は後ろを振り向かなくてはならなかったのでちょっと首が・・
• 世界最速のラインダンス,いつも見ものなんだけど,今回は側転の時に蛍光色のカンカンスカートのフリルをブラックライトで照らし,きれいに浮かび 上がらせていました.そしてキトリやオディールもびっくりの世界最速フェッテ,速い速い.その後男子も出てきてリフトが入るのだけど,流石は「筋肉版」女 性をリフトしたままスクワット.
他にも手のひらで女性の足底を支えながら,ポンと放り上げた後でフィッシュダイヴしたりとか
• バイクトライアルの有薗啓剛くん,バイクトライアル以外にスポーツ経験があった訳ではないみたいなのにいろいろな種目に出てました.女性リフトのスクワットもがんばってました.
• 雑伎団出身者の技は本当に凄い.
• 歌舞伎で言う獅子の毛振りがあったのですが,毛を廻すだけで「オイちょっと違うんでねえか?」毛振りは廻すだけでなく前のほうに降り出すでしょ?
• 今回はラートもきれいでした.これもブラックライトで,ラートが見えないようになっていて,衣装だけが浮かび上がるので,まるで宇宙遊泳のようでした.

全般的に体力勝負よりエンターテインメント性が高くなったような気がします.
三列目の席だったかから,キャストのすね毛やギャランドゥ一本一本まで見えたし,「(*´д`*)ハァハァハァアハァ」する息の音や,汗の滴まで,こっちが(*´д`*)ハァハァハァアハァしてしまいました.
どこもかしこもGWで混雑していたので,お昼は駅の立ち食い蕎麦,夜は東京駅で買って帰った駅弁と,今日の食事は少し貧相.
ま,いいか,明日はオペラ仲間とデナーの約束だから.

2005-05-04 21:41  固定リンク nice!(0) コメント(3) トラックバック(0)   関連記事
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その4

2005-06-22 14:05:00 | Weblog
眠れる森の美女☆☆☆☆☆   [感想2005]  

2005年4月29日新国立劇場バレエ「眠れる森の美女」☆☆☆☆☆於 新国立劇場オペラ劇場

オーロラ・・・・・・・・・・・・・スヴェトラーナ・ザハロワ
デジレ王子・・・・・・・・・・・・アンドレイ・ウヴァーロフ
リラの精・・・・・・・・・・・・・前田新奈
青い鳥・・・・・・・・・・・・・・マイレン・トレウバエフ
フロリナ王女・・・・・・・・・・・西山裕子
指揮・・・・・・・・・・・・・・・デヴィッド・ガルフォース
演奏・・・・・・・・・・・・・・・東京フィルハーモニー交響楽団
まず,東フィル,この間の白鳥とは違っていい音出してました.特に二幕の間奏曲,コンマスのソロがあまりにもきれいで,思わずオペラグラスでピットを覗いてしまいました.音楽がきれいでピット覗くなんて初めての経験.いやー,本当にあのソロは綺麗だった.
さて,今年初の五つ星かな?(二つめでした,二期会のメリーウィドーがありました)
アナニアシヴィリの降板によりザハロワが踊りました.
何度も再演されているから振り付けや演出はなんの心配もなく見られました.
一幕のワルツに小さな子供達(5-10才?)が出てきた段階でウルウル.だって,小さなポアントシューズ履いてるんだもん.お上手お上手!
相変わらずザハロワは,平伏したくなるようなオーラを持っていました.
バランス技は不安定でハラハラしましたが(ローズアダージオ,三人目の王子で王子にすがりついてたし,全般にヨロヨロ),長く美しい手足,小さな顔,ポアントの時のきれいな甲の張り,そして何より「キメ」のポーズが美しい美しい!
ウヴァーロフはジャンプが高く正確で,往年のバリシニコフを思い出しました.
彼って太腿がそんなに太くないので,足がとても長く見えます.
新国バレエ団のコールドバレエはレベルも高いしうまいとは思うけど,ザハロワ=ウヴァーロフが出てくると,とたんに貧相に見えるのが難かな.
最後に噴水から高く水が吹き上がって,夢のようなバレエは終わりました,
「長いだけじゃない」と思ってた「眠り」ですが,とてもきれいで楽しかったです.
今回の公演で引退する志賀三佐枝さんも客席にいました.(どうも健太郎くんとの生活を優先させる見たいですね)牧阿佐美センセもいたわ.
青い鳥のトレウバエフ,濃い顔に濃い胸毛(〃▽〃)キャー♪
ところで,久しぶりにプティパお得意の「バレエ臭い音楽」だったけど,(特に青い鳥ってあんなにテンポ落とすの?)違和感はありませんでした.
ところで,「眠り」って他のバレエ曲と同じくやたらとハープが活躍するのですが,終幕はハープが使われずグリッサンドはピアノが受け持ちます.今日もピットに二台もハープがあったのに,終幕では使われず仕舞い.なんでかしら?

2005-04-29 21:57  固定リンク nice!(1) コメント(6) トラックバック(1)   関連記事



マシュー・ボーン白鳥湖☆☆☆☆   [感想2005]  

2005年4月23日マシュー・ボーン「白鳥の湖」☆☆☆☆於 オーチャードホール

スワン・ストレンジャー・・・・・・ジェイソン・パイパー
王子・・・・・・・・・・・・・・・クリストファー・マーニー
女王・・・・・・・・・・・・・・・ニコラ・トラナ
執事・・・・・・・・・・・・・・・アラン・モーズリー
ガールフレンド・・・・・・・・・・ソフィア・ハードリー
幼年期の王子・・・・・・・・・・・ギャビン・パーサンド
指揮・・・・・・・・・・・・・・・ブレット・モリス
演奏・・・・・・・・・・・・・・・東京フィルハーモニー交響楽団
あたくしのダーリンが大好きな作品です.
まず,せっかくオケバーションまで待ったのだから,もう少ししゃきっとした音を鳴らしなさい東フィル!
続きを読む

2005-04-23 22:57  固定リンク nice!(0) コメント(4) トラックバック(0)   関連記事



ルル☆☆☆☆   [感想2005]  

「ルル」2005年4月16日 於 世田谷パブリックシアター

久しぶりのストレートプレイ
ルル・・・・・・・・・・・・・・・秋山菜津子
シェーン博士・切り裂きジャック・・古谷一行
アルヴァ・・・・・・・・・・・・・増沢 望
シゴルヒ・・・・・・・・・・・・・浅野和之
ゲシュヴィッツ・・・・・・・・・・根岸季衣
力業師・・・・・・・・・・・・・・石橋 祐
演出・・・・・・・・・・・・・・・白井 晃
役者さんのお顔と名前が一致しないのと配役が出てなかったので調べ直して後から訂正します.
演劇版ルル,オペラより面白かった.
まず,ベルクのオペラ,音楽的には分からないけど,演劇的には二幕版は無いでしょう.突然切り裂きジャックに殺されてしまうのでは.
でも,オペラを見ていたので,今日の公演はストーリーの展開もわかりやすく,とても楽しめました.
役者さん達は全てうまいし,演出も単純な装置だけとシンプルなもの.
ただ,場面転換の時に妙なダンスを入れるのがあたくしには?????でした.
二幕版オペラのシェーンの死の後,「ルルが脱獄し,ロンドンで一文無しになり,娼婦となって」切り裂きジャックに殺される.
娼婦となったルルがくわえ込む男は全て彼女の夫達の二役で,最後にルルに殺されたシェーンを演じた古谷一行が切り裂きジャックとなってルルを殺す.
二幕版のオペラじゃ二役の必然性も,堕ちていくルルも見えてこないので唐突に感じました.
音楽と映像をシンクロさせたり,色のない舞台でしたがきれいでした.
やはり新国で三幕版ルルが見たくなった!
観覧前T長と三茶で早めのデナーをとりましたが,「お馬鹿さん並に高いところが好き」と言うのでキャロットタワーの最上階に行きました.
三時間を超える上演時間だったので,終演後はまっすぐ帰ってきました.

2005-04-17 00:14  固定リンク nice!(0) コメント(2) トラックバック(0)   関連記事



新国フィガロ☆☆☆   [感想2005]  

2005年4月9日新国立劇場 フィガロの結婚☆☆☆於 新国立劇場オペラ劇場
• アルマヴィーヴァ伯爵・・ヴォルフガング・ブレンデル
• 伯爵夫人・・・・・・・・エミリー・マギー
• フィガロ・・・・・・・・マウリツィオ・ムラーロ
• スザンナ・・・・・・・・松原有奈
• ケルビーノ・・・・・・・ミシェル・ブリート
• 指揮・・・・・・・・・・平井秀明
• 演奏・・・・・・・・・・東京フィルハーモニー交響楽団

プロセニアムの中に,遠近法を強調したチルトした舞台を作り,その中での演技.
歌手は粒ぞろいだし,演出もシンプルながら面白いとは思うけど,いかんせん,やはりモーツアルトは苦手.退屈したのと,疲れました.
金返せ!と言うような舞台ではなかったのが救いかすぃら?

2005-04-09 23:30  固定リンク nice!(1) コメント(3) トラックバック(1)   関連記事
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その3

2005-06-22 14:04:06 | Weblog
コジ・ファン・トゥッテ☆☆☆☆   [感想2005]  

2005年3月27日 コジ・ファン・トゥッテ☆☆☆☆於 新国立劇場オペラ劇場

フィオルジデージ・・・・・・・・・ヴェロニク・ジャンス
ドラベッラ・・・・・・・・・・・・ナンシー・ファビオラ・エッレラ
デスピーナ・・・・・・・・・・・・中島彰子
フェルランド・・・・・・・・・・・グレゴリー・トゥレイ
グリエルモ・・・・・・・・・・・・ルドルフ・ルーゼン
ドン・アルフォンソ・・・・・・・・ベルント・ヴァイクル
指揮・・・・・・・・・・・・・・・ダン・エッティンガー
演奏・・・・・・・・・・・・・・・東京交響楽団
いやーーーーーー,おしゃれな舞台!モーツァルト大嫌いなあたくしが,とても面白く見られました.
歌手がみんな.見た目もきれいだし,歌もうまいし,演技が達者.中島彰子のデスピーナが最高に良かった.
小悪魔というか,憎たらしい小芝居がうまかった!
本来なら「元の鞘に収まる」話のはずが,最後は男女入り乱れてのカップルになって????
この演出ならオペラではなくストレートプレイでも通用するし,海外へ輸出もできるのじゃないかしら.
とにかく楽しい舞台でした.(もちろんモーツァルト嫌いなあたくしには眠たくなる音楽もありましたが)

2005-03-27 22:37  固定リンク nice!(0) コメント(5) トラックバック(2)   関連記事



Zingaro☆☆☆   [感想2005]  

2005年3月26日騎馬オペラZingaro ☆☆☆於 ジンガロ特設シアター

バレエの後騎馬まで移動してZingaroを見てきました.
あたくしは馬乗りなので今日のカキコは少し専門用語が並ぶかもしれませんが,あしからず.

うーーん,スパニッシュライトシュールを想像していたのに,いわゆる高等馬術はほとんど無く,軽乗もどうと言うことはなく,アレグリアの馬バーションといえなくもないけど・・・.
まず会場にはいると真っ暗で階段すら分からない.丸い馬場の上には曼荼羅をペイントした紗幕のドームが.
香が焚きしめられ,五体倒地する人影が見えます.
明かりがつくとドームの中には既に裸馬が12頭,ピントが一頭で他はパロミノ.僧侶風の服を着たヒトがピントを引き馬すると,まるで催眠術にかかったかのように全ての馬が後をついて一度退場.
ラマ僧が出てきて踊りを披露.長い.
やっと馬が登場,馬場を走り回るだけ.
バルタバスが馬に乗って入場すると,紗幕が下りて再度ドームに.ライトの中でいわゆる高等馬術を披露.馬は河原毛のきれいな馬.ハノーファー系?どうも北 ドイツからベネルクス系の馬みたいね.特に首のラインがきれいで,鬣はワタリを編み込んである.確かに色々できるけど,競技馬術ではどうかな?スペイン常 足,大げさなアピュイエ(今はハーフパスって言うのかしら?)
パッサージュは前肢の上がりが不十分.スペイン常足風のパッサージュもあったわね.踏歩変換もいまいちそろっていない.ピルーエットも後肢の動きが悪いし.
きれいではあるけど.
その次に彼が乗ってきた馬は芦毛馬,手綱を使わずに馬がくるくる回る.この技この後も何度も出てきました.難しそうだけど,ハックモア風の強い銜を咬ませているし,拍車も長めのもの使っているようだし,何より馬の耳が寝ているのが気になる.
そこそこの見せ物だとは思うけど,高すぎる.
久しぶりにフレッシュなボロ(馬糞)の香りを嗅ぎました.最前列だったので,本当に「砂かぶり」でした.

2005-03-26 21:31  固定リンク nice!(1) コメント(6) トラックバック(0)   関連記事



ロイヤルバレエスクール公演☆☆☆   [感想2005]  

2005年3月26日ロイヤルバレエスクール公演 ☆☆☆於 ゆうぽうと

演目
The Eyes That Gently Touch
La fille mal gardéeからパ・ド・ドゥ
ライモンダ 第三幕から
Uneven Ground
Monotones II
Piano Concerto #2
実はダーリンも通っていたRBSアッパースクール.3年生の課題に世界公演があるそうです. なんと,6演目の内4つがコンテンポラリーと言う,グランドバレエ好きなあたくしにはトホホなのだけど. La fille mal Gardéeは日本人留学生の土屋文乃ちゃんが踊りました.メイポールみたいにに真ん中に立ってリボンを持って「ポアントの片足立ちでゆっくり回転」とい う難しい踊りでも(バランス・アティテュードで良いのかしら?だーりん)微動だにしないのが見事でした. 一方ライモンダ,ボリショイではカットされるヴァリアシオンも入っていて良かった. 振り付けは同じプティパでもボリショイとはかなり印象が違いました. まず,ライモンダ達の衣装は真っ赤. そして,ライモンダのヴァリアシオンではライモンダの「決め」のポーズ
これが,ほとんど無いし,パチンと手を叩くのも少なかった. ジャンはうまく踊っていたけど,高さが足りなかったかな. コンテンポラリーは・・・・わかりましぇん

2005-03-26 20:55  固定リンク nice!(0) コメント(2) トラックバック(0)   関連記事



東京のオペラの森「エレクトラ」   [感想2005]  

2005年3月19日東京のオペラの森 エレクトラ☆☆☆☆於 東京文化会館大ホール

エレクトラ・・・・・・・・・・・・デボラ・ポラスキ
クリソテミス・・・・・・・・・・・クリスティーン・ゴーキー
クリテムネストラ・・・・・・・・・アグネス・バルツァ
オレスト......・・・・・・・フランツ・グルントヘーバー
アガメムノン・・・・・・・・・・・エリック・ラーヴィス(死体役)
エギスト・・・・・・・・・・・・・クリス・メリット
指揮・・・・・・・・・・・・・・・小澤征爾
演奏・・・・・・・・・・・・・・・東京のオペラの森管弦楽団
エレクトラは一昨年のN響の演奏会形式,昨年の新国立劇場と面白い上演が続いたので,今日はどうかな?前評判では評価高いみたいだけど.
フィレンツェ歌劇場との共同製作
土曜のソワレだというのに客の入りが悪い!
袖幕からサイド幕まで全て取っ払ってプロセニアムいっぱいの舞台.
舞台がいつもよりかなり大きく見えます.先日の新国ドン・ジョヴァンニとおなじで全く装置のない舞台.衣装は黒のアッパッパーだけ.でも演出はとても面白かった.
幕が開くときに全ての照明が暗転し,ピットのライトも落ちました.舞台にライトが当たると音楽開始.
舞台一面に砂がまかれていて,中央にはぽっかり穴が開きます.エレクトラは父の死を嘆きながらこの穴から父親の死体を引き上げるのだけど(ちょいと奥様方!気がついた?白塗りだけど全裸よ.おてぃんてぃんと陰毛が丸見えよ!(〃▽〃)キャー♪ )あたくし,オペラグラスでしっかり拝見しました.
この穴はこの後お城の入り口になって,クリテムネストラやエギストが入って行き,最後は,迫り上がって閉じます.
歌手はみな素晴らしかった.バルツァは全く声に衰えが見られず(と言っても全盛期の生は見ていないけど)クリソテミスが特に良かった.とはいえ2階L1だったのであまり声は飛んでこなかったのですが.
ロ バート・カーセンの演出はもっぱら照明とシルエットだけ.これも先日のドン・ジョヴァンニと同じような感じ.エレクトラの召使い達は完全にコロスと化す シーンが多く,歌手との入れ替わりは舞台奥だけを真っ暗にしてしてました.(ほら,ここって舞台が一面しかないから)これ,見事!
歌手達の演技も素晴らしく☆を5つあげたいのだけど,なにしろ小澤の指揮が「温い」のよ.エレクトラっていったら咆吼するオケをバックに金切り声あげてなんぼのオペラでしょ?あまりに音楽が温くてだれたわ.小澤,物凄いブー受けてました.

2005-03-19 22:34  固定リンク nice!(0) コメント(15) トラックバック(1)   関連記事



新国立劇場オペラ研修所ドン・ジョヴァンニ☆☆☆☆   [感想2005]  

2005年3月13日新国立劇場オペラ研修所公演 ドン・ジョヴァンニ☆☆☆☆於 新国立劇場中劇場

ドン・ジョヴァンニ・・・・・・・・町 英和
レポレッロ・・・・・・・・・・・・デイヴィッド・ベタード☆
ドンナ・アンナ・・・・・・・・・・吉田恭子☆
ドン・オッターヴィオ・・・・・・・藤木大地
ドンナ・エルヴィーラ・・・・・・・小川里美
ツェルリーナ・・・・・・・・・・・中村恵理
マゼット・・・・・・・・・・・・・与那城敬
騎士長・・・・・・・・・・・・・・長谷川顕☆
指揮・・・・・・・・・・・・・・・フォルカー・レニッケ
演奏・・・・・・・・・・・・・・・新日本フィルハーモニー交響楽団
☆印は賛助出演
演出が面白かった.装置は全くなく,舞台の上にはシネラマのスクリーンみたいにマーブル模様の幕が下ろしてあるだけ.その代わりに衣装は結構真面目に造ってありました.
この幕を部分的に上げたり下げたりして場面転換を行い,場合によっては裏からライトを当てて影絵のように浮き上がらせる「金はかかってないけど面白い演出」でした.
狂言回しのレポレッロがうまい演技をしていたのと女声陣がとても素晴らしかった.
男声ではオッターヴィオは見目麗しいのに声量が乏しいのとひっくり返ったりで問題ありでしたが,その他は良い出来でした.マゼットは背も高く舞台映えする容姿が好ましく思いました.
エルヴィーラは元ミスユニバース日本代表とかで,流石は美しいし,声もとても美しかったです.


3/14日追記
ご本人さまにご登場いただいてありがとうございます.エルヴィーラはずーーーっと泣いているか怒っているかの難しい役だと思いますが「演技が自然」なこと「イタリア語の発音がきれい」なことが気に入りました.
>でも宣伝するのはあつかましいかな
いえいえ,我々オペラファンに公演情報は大変重要ですので,是非ともお願いします.(出来ればインサイダーで良い席のチケットを)
あたくし常々「オペラ歌手といえど役者の端くれ,自分を美しく見せることを心がけよ」と思っているのですが,最近は容姿端麗な歌手が増えてきてうれしいです.
今後も応援します.

2005-03-13 23:21  固定リンク nice!(0) コメント(7) トラックバック(2)   関連記事



新国ザザ☆☆☆☆   [感想2005]  

2005年3月5日 ザザ 於 新国立劇場小劇場

ザザ・・・・・・・・・・・・・・森田雅美
ミーリオ・・・・・・・・・・・・樋口達哉
カスカール・・・・・・・・・・・今尾 滋
クールトワ・・・・・・・・・・・清水宏樹
ビュッシー・・・・・・・・・・・藤田幸士
アナーイデ・・・・・・・・・・・加納悦子
トト・・・・・・・・・・・・・・亀井奈緒
指揮・・・・・・・・・・・・・・服部譲二
演奏・・・・・・・・・・・・・・新国立劇場小劇場オペラアンサンブル
レオンカヴァッロのオペラ「ザザ」.
昨年レオンカヴァッロの「ラ・ボエーム」があまりにも面白くてびっくりしたのだけど,ザザも同じ.ドロドロした人間関係,ねっとりした音楽,良かったわ.
演出も面白くて,開演5分前にインカム付けた大道具さん風がトンチンカン始めるところからオペラはスタート.歌手達が自分たちでセットを直したりして「え?始まってるの?」
以降の幕も同じ.二幕以降は開演前にジンタの演奏もあり雰囲気は「場末」
ストーリーは典型的な「ダメンズウォーカー」歌姫ザザが,巡り会ったミーリオと言う男,しばらく暮らしていたら「妻子持ち疑惑」があり,パリの本宅に乗り 込んだものの,可愛い娘トトを前にして引き下がり,罵詈雑言浴びせて分かれるものの( ´Д⊂ヽウェェェン って言う他愛もないもの.
トトを演じる子役は唯一日本語で「おばさま,泣いていらっしゃるの?」なんて泣かせる台詞.
「一度地に墜ちた女に幸せは来ないのか」って言う椿姫に通じる内容でウルウル感タプーリでした.歌手も良く歌っていたし,演出も面白かった.
ただ,字幕があまりにも端折りすぎで・・・・・?でした.
終演後オクタヴィアンちゃん,オペラ劇場で魔笛マチネを見たトゥイ隊長と新宿でお食事,その後隊長と二人でオニチョへ.魔笛ソワレのめりとーねさんも合流ししばし歓談.日付が変わる頃に帰って参りました.

2005-03-06 00:42  固定リンク nice!(0) コメント(0) トラックバック(1)   関連記事
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その2

2005-06-22 14:02:56 | Weblog
新国「おさん」悲惨☆   [感想2005]  

なんなのこれ?
まず台本が悲惨「愛してる,愛してる,辛い,辛い,がんばった,がんばった」単語の羅列で意味不明.
ボキャブラリーは小学二年生並.むやみやたらと体言止めで(°Д°)ハァ??????
心中天網島を翻案したはずなのに,ストーリーは「火曜サスペンス小春殺人事件」
歌手や演出は素晴らしいしオーケストレーションも納得がいくのに,あまりにひどい台本で怒る気もなくなる悲惨な結末.
邦楽に疎いあたくしだって篠田監督のATG映画は見てます!
金返せ!税金の無駄遣い!!!
思いっきりブーーーーーー!とthumbs downで作者をもてなしてやりました.


2月27日追記
出演者の名誉のため,配役その他は省略します.
もう一つこのオペラのダメな点は,音楽が日本語に乗ってないこと.
「社長!」って普通「しゃちょう」って「ちょう」の部分でピッチが上がるでしょ?ところが音楽は「しゃ」が高いから,まるで駅前で呼び込みやってる中国人の日本語みたいに聞こえるの.
翻訳物でもないのに,なんでこんなでたらめの音楽になるのかしら?
繰り返すけど歌手達は検討してたし演出も見事だと思ったのよ.

2005-02-26 23:53  固定リンク nice!(0) コメント(5) トラックバック(0)   関連記事



二期会「メリー・ウィドー」☆☆☆☆☆   [感想2005]  

2005年2月19日 東京二期会 メリーウィドー 於 オーチャードホール

ハンナ・グラヴァリ・・・・・・・高橋知子
ダニロ・ダニロヴィッチ・・・・・星野 淳
カミーユ・・・・・・・・・・・・上原正敏
ミルコ・ツェータ公使・・・・・・近藤 均
ヴァランシェンヌ・・・・・・・・赤星啓子
ニェーグシュ・・・・・・・・・・志村文彦
指揮・・・・・・・・・・・・・・飯盛範親
演奏・・・・・・・・・・・・・・東京フィルハーモニック交響楽団
なんと言ってもあたくし,立川澄人,島田祐子,斉藤昌子の時代からメリーさんを見てますから,そんじょそこらの演出じゃ笑えません.小栗純一だろうが,鮫島有美子だろうが.
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2005-02-19 23:46  固定リンク nice!(0) コメント(3) トラックバック(0)   関連記事



田代誠&田代万里生ヴァレンタインコンサート☆☆☆   [感想2005]  

ヴァレンタインコンサート 2005年2月14日 於 みなとみらい小ホール

田代パパはもう貫禄です.全く危うさのない歌唱,豊かな声.一方万里生くんはとても美しい声をしたテノールだけどまだまだ声量が無いのと,張り上げた高音 はきれいに響くのに中音域が届かないようでした.舞台慣れしたパパが汗一つかかないで歌っているのに,万里生くんは汗かきまくりでした.
歌の内容はミュージカルナンバー,各国民謡,シャンソンなど.ゲストはシャンソン歌手の笹 潤子さん.
万里生くん,最初こそはテールコートだったけど,その後は氷川きよし真っ青の王子様衣装でカワイイ/●・∀・)ピカジュー
次回のコンサートにはうちわとペンライトと一万円札のレイを用意しよう.
アンコールのシャンソンJe ne peux pasは親子どんぶり寸前って言う感じの歌でしたが,親子で寸劇ありの楽しいコンサートでした.
昨日に引き続き発表会の母親気分で見てきました.

2005-02-14 22:53  固定リンク nice!(0) コメント(0) トラックバック(0)   関連記事



新国バレエ研修所修了公演☆☆☆   [感想2005]  

新国立劇場バレエ研修所修了公演2005年2月13日 於 新国立劇場中劇場

男子2名,女子6名の研修生達の公演
第一部まず,二年間研修所で行われた授業の様子がビデオで上演されました.バレエのレッスンだけではなく様々な座学,栄養学では調理実習まで,講演は二代目水谷八重子さんまで.
その後メンデルスゾーンの「真夏の夜の夢」によるバレエ+演劇の上演.拙いながらも一生懸命に演じていました.プログラムの写真(なんと瀬戸秀美さんの撮 影)では分からなかったのですが,みんな幼い幼い.特に男の子達は体型がまだまだ子供で,筋肉が付いていないのでリフトなんか冷や冷やものでした.
第二部,個人の演目.みんなそつなく踊っていました.特にゴパックを踊った八幡顕光くんのジャンプは高くて見事でした.
第三部ライモンダ三幕のグラン・パ・クラシック.この踊りは7組の男女が踊るので,新国バレエ団の先輩達が応援に来てましたが,やっぱり違う! 特に男の子達,先輩達は安定感のある体型でリフトもサポートも不安がないのに,研修生達は付いていくのがやっと.ライモンダのキメのポーズもプロが演じる と「必然性」すら感じるのに,研修生だと「なんで?」になってしまう.ターンも然り,無難だとは思うけど余裕が感じられません.
でも決して「へたくそ」とは思いませんでした.まるで我が子の発表会に来た親の気持ちで見ることが出来ました.
最後に研修生達から一言がありましたが,全員涙々で,こっちまでウルウル来てしまいました.
ダンスはテクニックはともかく,表現力もへったくれもないけどがんばれよ!おばさまが付いているからな!と応援してあげたくなるような公演でした.
今日はジャンさんと二人で観劇し,オニチョによって来ました.

2月17日追記 バレエ研修所の生徒さん達にもDQNな名前はいませんでした.やはりプロを目指すダンサーのご家庭はしっかりしていらっしゃる.
2005-02-13 22:26  固定リンク nice!(0) コメント(1) トラックバック(0)   関連記事



危険な関係☆☆☆☆   [感想2005]  

アダム・クーパー「危険な関係」2005年2月12日 於 青山劇場

ヴァルモン子爵・・・・・・・・・アダム・クーパー
トゥルーヴェル夫人・・・・・・・ナターシャ・ダトン
メルトイユ侯爵夫人・・・・・・・ヨランダ・ヨーク=エドジェル
ロズモンド夫人・・・・・・・・・マリリン・カッツ
ヴォランジュ夫人・・・・・・・・ウェンディ・ウッドブリッジ
セシル・・・・・・・・・・・・・ヘレン・ディクソン
ダンスニー・・・・・・・・・・・デーミアン・ジャクソン
ジェルクール伯爵・・・・・・・・リシャール・キュルト
プレヴィン・・・・・・・・・・・バーネビ・イングラム
まず,ダーリンが今月末の大阪公演を見に行くので,ネタ晴らしはやめて欲しいと言うことなので,感想は白のフォントで書きます.読みたい方は範囲指定して反転させて読んでください.
---------------この下から------------------
2月に入って開場を青山劇場に移しての公演です.ゆうぽーとなんて言うへっぽこホールで見た方は可愛そうね.オケは10人ぐらいで,全てPA付き.チェンバロも打楽器も電子ピアノで出してました.
昨日の「ルル」と良い,今日の「危険な関係」と良い「人間関係ドロドロ」で面白かったわ.
薄いジョーゼットのような緞帳が下りたまま,舞台の中で一つ一つろうそくに火がともされ,一幕は何時始まったのかも分からないような開幕.舞台は遠近法を 強調したスタイルで.全面窓,ガラスは鏡張りというロココな装置.金持ち感は十分で,このまま「こうもり」や「メリーウィドー」に使えそう.ただ,唯一床 がリノリウム張りなのかポワントは音がしないもの,ターンしたりするとキューキュー安っぽい音がするのがいただけない.
奥の扉はハーフミラーになっていて舞台で起こっている情事をヴァルモンやメルトイユが覗いてはほくそえむ演出.
ポワントはセシルだけだけど,踊りは思った以上に正統派バレエでした.バレエと違うのは歌有り,台詞あり,うめき声ありな点だけかしら?
ダンサー達の表現力は物凄く,吹き出しが出て台詞が書いてあるような錯覚を覚えました.それぐらい舞台の進行が目で分かるんです.内容は映画の「危険な関係」と同じとか(実は映画見てないの)
舞台中程,上手から下手へ移動する扉があり,それの移動に合わせてその向こうの装置を入れ替えるなど迫りやスライディングステージが無くても上演できるスタイルになっていました.
二幕最後には奥の扉が開いて土砂降りの雨を降らせたり,最後は屋形崩し風なスペクタクルなど.最後は奥の壁に真っ赤な血の文字でliberté.
「死ねば自由」って発想は安直で好きではないのだけど.
でも,本当に踊りが良かった.
---------ここまで----------------
ところで,アダムくん,「白鳥」の頃より筋肉落ちたのじゃない?
2/12追記
アダムくん,ロイヤル時代ギエムとの共演が多かったみたいですが,「背が高い」からギエムが踊りやすいと言うのが理由らしいです.
http://eee.eplus.co.jp/MV/0501/018/
ここで「危険な関係」の動画が見られます.「アマデウス」を思わせるシーンですね.大阪公演が終わったら全ての文字を黒に戻します.
ごめんなさいね,みなさん.みなさんよりダーリンのほうが大事だから.Ψ(`∀´)Ψケケケ
追記:マシュー・ボーンの「白鳥湖」見たりしたら,やはり☆は一つ追加して四つ

2005-02-12 17:46  固定リンク nice!(0) コメント(2) トラックバック(1)   関連記事



新国ルル☆☆☆   [感想2005]  

新国立劇場「ルル」2005年2月11日 於 新国立劇場オペラ劇場

四連チャン第一弾.
ルル・・・・・・・・・・・・・・・佐藤しのぶ
シェーン博士・切り裂きジャック・・クラウディオ・オテッリ
アルヴァ・・・・・・・・・・・・・高橋 淳
シゴルヒ・・・・・・・・・・・・・ハルトムート・ヴェルカー
ゲシュヴィッツ伯爵令嬢・・・・・・小山由美
力業師・・・・・・・・・・・・・・妻屋秀和
指揮・・・・・・・・・・・・・・・シュテファン・アントン・レック
演奏・・・・・・・・・・・・・・・東京交響楽団
何かと問題が囁かれた「ルル」ですが,結構楽しめました.
幕が開くと,普段は見えないバトンが全部プロセニアムぎりぎりまで下げられていて,まるで場末の劇場みたい.装置は東京リングを安っぽくしたような感じで私好み.上手下手の脚光の手前にも大きな照明が舞台に向けて置いてありました.
しのぶ嬢の「ルル」,確かに大きめの縮緬ビブラートやヒステリックな声など,気になる点はありましたが,良く歌ってたと思います.それより,歌唱に難有り でも,今の日本に彼女以上に演技が出来て見栄えの良い歌手はそうはいないでしょう.「ルル」はいくら歌手が優秀でもチビ・デブ・ブスでは絶対感動できない 内容だから.
歌手ではオテッリが見栄え,歌唱,演技いずれも素晴らしく声もびんびん飛んできました.シゴルヒのヴェルカーは情けない演技が達者でした.声の強さでは力 業師の妻屋が一番大きな声を出してました.何しろ巨大なオケが吼えまくる中で歌うのですからそれなりに声もでかくないと.


なにしろ字幕の数が半端じゃなく,通常のオペラの5倍ぐらいあるので,一列目では目が疲れました.おまけに,場面によってはG-Mark(あの字幕装置のこと)に照明がかぶり字幕が見にくいことも.
歌唱の他に台詞も多いのでオペラと言うよりは演劇を見ている感じ.
幕が変わると東京リングみたいにステージ上の装置を飛ばしたり,あっちこっちから人や物が迫り上がってきたり演出は楽しめました.
カットされた三幕を補うエピローグの切り裂きジャックがルルとお嬢を殺すシーンは迫力満点でした.
一幕の終わりも,終演後も観客一同拍手のタイミングが掴めなかったのはなにしろポピュラーな演目ではないですから.カーテンコールのしのぶちゃん,流石に前評判が悪かったせいか地味に挨拶してました.3-4階席からは結構ブーが出てました.
なお,「ルル」にはたくさんのキスシーンがありますが,全て本当にキスしてました.当たり前です!このオペラでキスの真似なんか許されません.唾が糸引くぐらいでちょうど良いんです.
某カルト集団によるチケット買い占めがあったという噂なのに,客の入りは8割ぐらい?ええ,いましたよ.「絶対にしのぶ関係で見に来た,オペラとは無縁としか思えない親父やババア」
初日の不出来に友人が何人も今日の公演をキャンセルしてしまったので,アンニーナさんにしかお会いできませんでした.(うちの会社の会長ご夫妻は来てました)
アンニーナさん,パリ土産アリガト!(´▽`)
2/12追記
一幕でシゴルヒが金を無心に来るシーン,しのぶちゃん床においたワイングラスをひっくり返したのだけど,あれって演出?アクシデント?
アクシデントならしのぶちゃんの舞台度胸はたいしたものだわ.グラスを拾うと床にこぼれたワインに指を突っ込みペロリと舐めたり,足の指で突っついたり,見事にアドリブで「あたかもこう演出されていたがごとく」演技していたわ.
演出なら,ワイングラスをひっくり返したときの演技が本当にドキッとしたみたいでうまかったわ.
あたくしの友人達「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」でこの公演を嫌う人がいるけど,なかなか良い演出だし,歌手を変えて再演をキボンヌだわ.

2005-02-11 21:15  固定リンク nice!(0) コメント(14) トラックバック(2)   関連記事



ムハ展   [感想2005]  

ムハ展 於 東京都美術館

まあいつも通りの美しいムハ展でした.結構混雑してました.
プラハの聖堂ステンドグラスや「スラブ叙事詩」のようなものは勿論写真だけの展示ですが,展示数も多く,なかなか面白かったです.
最後のコーナーでは色々なグッズを売ってましたが,大変賑わっていました.
パリの地下鉄なんかはいまでもアールヌーボー時代のデザインが残っています.ブリュッセルにもオルタ美術館があり,プレメトロ(トラムが地下を走っているやつ)の駅も趣があります.


2月7日追記
ムハのモノクロ作品はホワイトがいっぱい入っているので,現物を見るより,印刷を見るほうが美しいです.

2005-02-06 16:10  固定リンク nice!(0) コメント(5) トラックバック(0)   関連記事
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その1

2005-06-22 13:58:59 | Weblog
新国立劇場「マクベス」2005年1月29日 於 新国立劇場オペラ劇場

マクベス・・・・・・・・・カルロス・アルヴァレス
マクベス夫人・・・・・・・ルカーチ・ゲオルギーナ
バンクォー・・・・・・・・大澤 建
マクダフ・・・・・・・・・水口 聡
マルコム・・・・・・・・・内山信吾
指揮・・・・・・・・・・・リッカルド・フリッツァ
演奏・・・・・・・・・・・東京交響楽団
昨年と同じ装置,同じ演出なのに,歌手と指揮が違うとなんでこんなに面白いんだ!
まず,指揮のフリッツァ,きびきびとした演奏で,お見事.
次にアルヴァレス,強く艶のある声と美しい立ち姿,一番前の席だったのでお顔もじっくり拝見できました.なんという美声でしょう.
ルカーチ(ハンガリー人なので姓名入れ替えました),低音から声域が変わるときスムーズさに欠けるけど,亭主を犯罪に追い込む冷血ババアにぴったりの冷たい声でした.
一幕から二幕への転換の間,今年も魔女達の椅子取りゲームがあったけど,これは全く無駄.玉座を幕前に置いてスポットライトでも当てれば十分.
三幕,精霊達の行進は映画「フェリーニのローマ」教会のファッションショーを思い起こさせます.
ハンナさんの解説によると「マクベスが死ぬのと同じく骸骨も死ぬのですね。玉座の乗ったテーブルには、序幕と同じ花が咲いていて城の向こうまで広がっているのですわ。この物語は永遠に繰り返されることを暗示させていて上手かったです。 」
前回意味が分からなかった奥の花(今日は一番前だったので見えませんでした.前回は舞台の片づけ忘れかと思いました)やマルコムが「ギョッ」とした顔で幕が下りるのも納得.
この舞台なら再演もありだわ.
終演後お友達達とオフェラシティでお食事してオニチョのお気に入りのお店に行ったら「21時まで貸切」・・・そうだったわね・・・寄らずに帰ってきました.

2005-01-29 21:55  固定リンク nice!(0) コメント(5) トラックバック(0)   関連記事
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ヴェルディ 「椿姫」☆☆☆☆   [感想2005]  

藤原歌劇団ニューイヤーオペラ「椿姫」2005年1月23日 於 オーチャードホール

指揮がまどろっこしかったけど,演奏は良かった.
ヴィオレッタ・・・・・・・エヴァ・メイ
アルフレード・・・・・・・佐野成宏
ジェルモン・・・・・・・・堀内康雄
指揮・・・・・・・・・・・広上淳一
演奏・・・・・・・・・・・東京フィルハーモニー交響楽団
本来は見に行かないつもりだったのですが,昨年末の新国「椿姫」があまりにもひどかったので,口直しのつもりで見に行きました.
まず,エヴァ・メイに拍手.声に派手さも凄いテクニックもないけど,実に丁寧に歌っていて,音の粒もそろっていた.中音域から高音にかけてきれいな声でした.背が高く見栄えもする歌手なので見た目もOK.
佐野の不調が伝えられていましたが,今日は完全に復調していて,素晴らしい歌唱でした.白眉はジェルモンの堀内.豊かな声量と表現力で回りを圧倒していました.
セットはチルトした舞台にシンプルながら美しい装置.そこそこの金持ち感はありました.演出も標準でしたが,二幕で卒倒したヴィオレッタや三幕で,帰ってきたアルフレードの前で再度卒倒するヴィオレッタに誰も手を貸さないで放置プレイって言うのは??????でした.
ま,主役三人が良かったからいいか.
お友達が計7人と,会社の同様が一人来てました.
終演後はお友達と新年会をかねて居酒屋へ.あ~楽しかった.

2005-01-23 22:22  固定リンク nice!(0) コメント(8) トラックバック(0)   関連記事
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レハール「ルクセンブルク伯爵」☆☆☆   [感想2005]  

日本オペレッタ協会「ルクセンブルク伯爵」2005年1月22日 於 新国立劇場中劇場

お約束の内容にお約束の結末,甘ったるい音楽に書き割りだけの安っぽい装置・・・・
でも面白かった.
ルクセンブルク伯爵・・・・・大野徹也
アンジュール・・・・・・・・宇佐見瑠璃
アルマン・・・・・・・・・・坂本秀明
ジュリエット・・・・・・・・針生美智子
バジロヴィッチ侯爵・・・・・田辺とおる
マダム・カンペール・・・・・木月京子
ペレグラン/パラソル・・・・阿部六郎
指揮・・・・・・・・・・・・ヴァーラディ・カタリン
まず,演劇畑の木月,阿部コンビが声も良く通って歌もうまく良かった.
30人ほどのオケ(座付き)がきれいな音楽を奏でてました.
タイトルロール大野さん,声が詰まって良く聞こえないのと台詞が良く聞こえない.
同じく,ジュリエット役針生さん,歌も台詞も良く聞こえませんでした.
ベテラン宇佐見さんはさすが,歌も台詞もはっきり聞こえました.坂本さん,流石は坂本博士ジュニア,演技も見事でした.
寺崎センセは相変わらず開場と同時に一人々々に「いらっしゃいませ」と声をかけ,帰りにも「ありがとうございました」,本当にオペレッタを愛していらっしゃるのですね.
ヴァーラディの指揮も良くまとまって,レハールのねっとりした音楽が美しかったのですが,あまりに心地よいので眠くなってきました,いえ,決して退屈してではありません.
舞台からピットの横を客席まで花道がついているのは,勿論お約束の「歌手達が客席を横切るフィナーレ用」,今日は一幕から客席に出てくれました.
残念だったのは,一列の中央という観劇にはぴったしの席なのに・・二階だったこと.
「春のパレード」もそうだったけど,廻り舞台をうまく使ったシンプルながらきれいな演出なのは再演を繰り返しているから?
終演後は毎度のことながら歌手(寺崎センセに言わせると「歌役者」)達にお見送りを受けて帰ってきました.
明日は藤原「椿姫」だわ.

2005-01-22 20:49  固定リンク nice!(0) コメント(0) トラックバック(0)   関連記事



白鳥湖☆☆☆☆   [感想2005]  

新国立劇場白鳥の湖 2005年1月9日 於 新国立劇場オペラ劇場

オデット=オディール ディアナ・ヴィシニョーワ
ジークフリート王子  イーゴリ・コルプ
星は全てオデットのヴィシニョーワに上げます.
平凡な演出,平凡な装置,平凡な振り付けなのに,ヴィシニョーワが出てきたらとたんに舞台が締まりました.特に肩から腕にかけての動きの美しいこと.羽ばたきの美しいこと.憂いを含んだ表情の美しいこと.
黒鳥の32回転はダブルを混ぜた超絶技巧でしたが,軸足もぶれず,前に滑ることもなく完璧な踊りでした.
白鳥と黒鳥では羽ばたきもお辞儀までも踊り分けるすばらしさ.
ヴィシニョーワの上半身の動きについてBFのラダくんにメールしたら「白鳥の基本」と返事が来ました.
センチュリーハイアットから見た朝の富士山.

2005-01-10 00:39  固定リンク nice!(0) コメント(0) トラックバック(0)   関連記事



コレーラ&マーフィー ☆☆☆☆   [感想2005]  

牧阿佐美バレエ団がABTのプリンシパル, コレーラとマーフィーをゲストにガラ
2005年1月7日於東京文化会館大ホール


まず,全般に悪くはなかったのですが,なにしろコレーラ&マーフィーの存在感が違うので,二人が「ライモンダ」で出てきたら,一気に舞台の印象が変わりま した.マーフィーのライモンダは,まだ慣れていないのか,イマイチこなれていない感じでしたが,コレーラのジャン・ド・ブリエンヌはキャーって感じの素晴らしさ.高いジャンプ,速い回転.まるでフィギュアスケートのよう.
最後にドンキのパ・ド・ドゥ.このときはマーフィーも華があって美しく,コレーラに至っては「いつもより多く回ってます」で,回りからは拍手ではなくどよめきが聞こえました.
もううっとり物の名演でした.今年の夏に来日するABTのライモンダ,全公演通ってやる!トロックスも今年の演目にライモンダが入っていたので見に行くことにしました.
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なんだかな

2005-05-27 21:29:07 | Weblog
ちょっと脱力系
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