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学生時代

2016-01-15 21:03:04 | 日記
大学四年生の頃、とある特別養護老人ホームで9月あたりからボランティアをしていた頃がありました。

何故に老人ホームでボランティアという話なのですが、良くありがちで学生時代って、自分は何がやりたいのかとか、生まれてきた意味とか、そんなことで悩むことってありますよね?

私なんかも、自分の生まれてきたわけとかそういったことで悩んだりして、
それを求めてってわけではないですが、ボランティアをしてみようなんて思ったんです。

きっかけは、専門学校に行こうかななんて思い、願書をだすための提出書類に健康診断書が含まれていたので
足を運んだ病院のドクターが、福祉に興味があるんだ、じゃあボランティアしてみる?

と、紹介してくれたのがその施設だったんですよね。
施設側もボランティアなんて珍しいなあなんてな感じでやっかいなお荷物を食事ぐらい食べなよって昼飯を給与がわりに雇ってくれたんですよね。

仕事の内容は、ガラス拭き、車イス磨き、入居者への洗濯物配り等々。

初日なんかは、高齢者となかなか話せなかったり、実は人見知りで誰とも話せなかったりなどで、やばい、絶対、来るとこ間違えたって後悔したんですけど

いやあ、施設の皆さん、とってもそんな私と温かく接してくれました。
入居者のお婆ちゃん、お祖父ちゃんも孫のように可愛がってくれました。

事務長は昼休みに私を事務所に呼び、テトリスでもしようよなんて、
ゲームに誘ってくれたり大学の卒論までパソコン打ちするのを手伝ってくれたり、可愛い看護婦さんがいるんですよねなんて口を滑らすと、

私を連れて、その看護師さんに血圧を測ってやってよなんて気をきかせてくれたり(笑)

洗濯の叔母さんも自分の息子のように可愛がってくれましたね。

事務員さんは、カラオケだったり、
仲間で行くクリスマスも含めての
スキー旅行に誘ってくれたり

ほんと、皆さんに可愛がってもらいました。

そもそも人と接したりすると裏切られたり気を使ってしまったり、孤独なのは寂しいけど独りでいた方が楽だなんて思っていた私が人生で味わったことのない温かさでしたね。

大学4年生は就職活動があるので殆ど授業が無かったのでまる1日のボランティアでしたが、

他施設との交流で手品の出し物に出してもらったり、

当時、大地震があったのですが、
施設にかけつけ壊れたテレビとか
片付ける手伝いをしたり

当時は1ヶ月の予定のボランティアでしたが、居心地が良くて大学卒業間近まで居座らせていただいました。

それがきっかけで、今の仕事をしているというのは過言ではありませんね。

今でも自分を裏切らないのは自分と
両親だけと
思っている偏屈な私ですが

数少ない楽しい思い出です。(*^^*)


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